ここのところデッキレシピを色々とあげておりますが、
レシピ無しよりもありの方が、皆様関心が高いようで、
見に来てくださる方もだいぶ増えてきておりまして、
うれしく思う反面、ちょっと簡単すぎるレシピではまずいかな?
などと色々考えるべき面も増えてきました。

実際、つい先日も西谷夕、レシーブ5のバボリティをNと勘違いして、
記事を書いてしまったり(修正済みです)、いろいろやらかしておりますが、
一層の緊張感を持って、「知らないみたいだけど、バボカ、ほんと面白いから」
という話を書けたら良いなぁと思っています。


昨日、レシピを上げましたが、第二弾「東峰旭R」デッキは本当に楽しいです。
というのも、繋いで繋いで、最初の3本のうち一本でも取ることが出来れば、
ラスト二本はほぼ威力8アタックが打ててしまうので、
(止められることもありますが)爽快です。



東峰さん、強かったんですね。
(第一弾のときは頂を含め、一枚もデッキに入れたことが無かったです)
第一弾ではどこがエースなのか、小一時間問い詰めたい感じでしたが。


強さのポイントは、やはりガッツ消費からのアタックポイント上昇です。
アクションカードを使うアタックアップはわりと強い行動なのですが、
回数制限が厳しく、状況も作りにくいです。
レシーブエリアは3ガッツ必要、トスエリアは2ガッツ必要、
アタックエリアは2ガッツ必要なので、比較的平均的にガッツを貯め、
平均的に消費することで、8アタックを打ちやすくなっています。

ガッツが貯めやすいレシーブエリアだけ3ガッツが必要なので、ブレイクを
宣言するときも、レシーブエリアにキャラを置いてからブレイクするという、
基本テクニックを使うことで試合が思い通りに運べるのも良い点です。

西谷頂が1枚だけでも手に入れば、「後ろにはちゃんと俺達がいる!」
を使用することで、かなり近いデッキが作れますので、
お勧めのタイプのデッキです。必要パーツは他には第二弾菅原Nと
「点は俺たちが取り返す!!」と、第二弾東峰Rぐらいですし、
派生も色々考えられて楽しいですよね。




さて、枕はこれぐらいにしまして、今日のお題目へ移ります。

「東峰旭R」のように、バボカの主要アタックキャラの
攻撃力は3+1のものと2+αのものがあります。そして、
アタックキャラ自体の攻撃力が高いということで、このカードたちが
かなり高い確率でアタックの中心を担うものと思われます。

何度も書いていますがこのゲームの基本アタック力は、
トス1+アタック3で4ということになり、
攻撃系アクションカードの一枚消費に付き、トスかアタックポイントが
1上がるというのが基本構成です。

つまり、アタックするキャラクターに3+1や2+αがあり、
使用条件が簡単であれば、それはアクションカードを1枚消費するのと
変わらない価値を持ちます。
そして、アクションカードがキャラクターカードに変わることがあれば、
それはデッキの体力値のようなものが、1増えたのに匹敵します。

ボールを落とさないで相手に返し、ラリーで相手に返すことが出来なかったら
負けというバボカにおいて、キャラクター一枚の差は、そのまま勝敗に直結
します。ですから、威力を1あげるというのはすごいことなのです。
当然、これらのカードはどれも強いカードという事になるわけです。



さて、ここで、見ておきたいのは、3+1と2+αの大きな違いについてです。
3+1のカードは能力が発揮できないときには確実にトス1+アタック3で
威力4の攻撃が返せますが、2+αの方は威力が3になってしまうため、
3ブロック1枚で返される危険性を伴いますので3+1より少し弱いですね。

もっとも2+αの方は最大値が5の場合も多いためリスクに見合った場合も
多いのですが、特性が発動しない場合に備え、こちらの多投は避けましょう。
この点に関しては後ほど触れます。



さて、3+1のキャラクターはといいますと、
第一弾「岩泉一S」第二弾「東峰旭R」と「田中龍之介頂」
スターターでは「黒尾鉄朗」の4枚です。


いずれ劣らぬ強カード達なのですが、
第一弾「岩泉一S」の発動条件が一番厳しくガッツ3消費です。
一ゲーム中9ガッツ貯められると仮定しますと、
合計3回、能力が発動できますね。
(40枚中アクションカード8枚とサーブ2回だとして、残30枚を
すべてのエリアにおくと、9ガッツと1キャラクターという計算です)。


これに対し、第二弾「東峰旭R」とスターター「黒尾鉄朗」は2ガッツを
消費するカードですから、おそらく4回の能力行使が可能なはずです。
第二弾「東峰旭R」はアクションカード起動なので、そのカードの投入枚数まで
ですが、スターター「黒尾鉄朗」は状況によっては5回目もありうる?
というぎりぎりのところです。

アクションカードを伴う分、若干、第二弾「東峰旭R」の方が撃ちにくいですが、
第二弾「東峰旭R」はその場合アタック5となり、同じ火力を出したい
スターター「黒尾鉄朗」は「一人時間差」をにぎる必要があるため、
なかなかいい勝負ともいえますね。(でも若干黒尾の方が強いのかな?)


で、評価が難しいのが、「田中龍之介頂」です。
間違いなく強いカードではあるのですが、
手札を1枚捨てないと発動しないのがポイントとなります。
ガッツを消費しないため、別のキャラクターのためにアタックのガッツを
温存できるのは強い点なのですが、手札一枚の消費は
かなりきついデメリットとなりやすいです。

手札の消費はゲームを流すときには弱く、決めきるときには強いので、
本当に評価しにくい部分なのです。

どういうことかというと、アタック8などを撃って決めきるとき、
手札が0に近くても、そのまま手札は補充となるので、
いらない手札をリフレッシュできます。

ところが、耐えるターンで相手に圧力をかけたいケースでは、
一枚の手札消費は、かえって自分の首を絞めることになるからです。



さらに評価を難しくしてくれたカードがありまして、
それはアクションカードの「パワーとスピードでがんがん攻めろ」です。
まず、このカードの解説を。

このカードを使用すると、アタックキャラのガッツを2消費して、
威力を+1でき、使用したはずのこのカードは強制的に
手札に戻されます。

このカードは恐ろしいカードです。決してデッキに多投してはいけません。
というのも、このカード、アクションした後、自動的に手札に戻ってきます。
そのため、手札にこのカードが3枚、4枚と溜まってしまうと、
手札がリフレッシュできなくなってしまうのです。

キャラクターカードやアクションカードなどの効果に、手札を一枚捨てるという
カードがありますので、それらがあれば、最悪詰むことはないのですが、
構築上、そのようなカードが無い場合は、2枚以上入れないようにしましょう。




というわけで、「田中龍之介頂」はこのカードを消費できるカードという
事になります。ガッツを2払って「パワーとスピードでがんがん攻めろ」を
使用し、その次のターン、このカードを捨てれば、「田中龍之介頂」の
特殊能力がただで発動できる感じになります。

でも特定のアクションカードを握る必要があるなら、第二弾「東峰旭R」
の方が便利?という気がしますよね。というわけで、
「田中龍之介頂」は強いのかどうか非常に難しいカードなのです。



ちなみに、スターター「日向翔陽」も評価に悩むカードです。
理由は「田中龍之介頂」と同じですが、こちらはさらにベースが
2なので、ちょっと厳しいともいえますよね。
とはいえ、影山が強いので、こちらはうまくごまかせたりしますが。

田中との大きな違いは、こちらは初手に使用可能なところです。
初手は、相手の守備力が低いため、手札を捨ててでもこのカードの
アタックを4にしてそのゲームを決めきる可能性が結構あります。

田中は少なくとも2ターン目からの起動なので、その一手差で、
相手の守備陣形が整う可能性があり、評価が微妙になっています。
決して弱くは無いのですが、今のところ微妙ですかね。
第三弾が出たら強くなるかもしれないし、期待してみましょう。


さて、現状アタックの値が2+αのカードは上記のスターター「日向翔陽」、
第一弾「日向翔陽頂」、第二弾「日向翔陽S」、第一弾「田中龍之介S」
となっています。

スターター「日向翔陽」の評価は上記の通り難しいのですが、
他の3枚はガッツ消費のため、わりと分かりやすいです。
第一弾「日向翔陽頂」は、ほぼスターター「黒尾鉄朗」と互換です。
研磨が影山に代わっただけですね。要するに強いカードです。

影山のカードが今のところ、若干スターター弧爪研磨より重いため、
スターター「黒尾鉄朗」より下ですが、そのうちに強い影山が
出るのではないですかね。


第一弾「田中龍之介S」はガッツ3支払いと日向が必要なので、
条件がとても大変ですが、単体威力5でかつアクションカード不要なので、
手札に関する厳しさがほとんど無いのが実は強みです。
構築次第では「岩泉一S」の上位互換として使うことが出来ますよね。
ベースが2でなければ、本当は多投したいカードです。


最後に、第二弾「日向翔陽S」です。
このカードはちょっと面白いカードです。
単体能力は2なのですが、「日向翔陽」ばかりで組んだデッキの場合、
高確率で威力5を出すことが出来ます。
状況が整わないときでも、ガッツの「日向翔陽」をドロップエリアに
送り込むことで打点を挙げられるのが特徴です。

ですから、一見ベース威力は2なのですが、
大抵はアタック3でいけるので、相手のブロックにかかりにくく、
見た目よりもやられにくいカードです。
限りなく3+1に近い2+αといえると思います。
つまり、かなり強いカードだということですね。

また、第二弾の影山Sと組み合わせると、
そもそもの弱点すら打ち消すことが出来るため、
更なる強化も望めます。

この話は明日にしますね。

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