というわけで、昨日の話を踏まえた上での
アクションカードの話です。



①ドローの付いているアクションカードは手札のアドバンテージを
失わないカードであるが、局面を強化し、山札は消費する。


このタイプで一番強いアクションカードは現状ですと、
「下手糞上等」です。手札を失うはずのブロック強化時に
手札のアドバンテージを保つことが出来ます。

第二弾でこのタイプに属すものはいろいろありますが、
使用頻度が高そうなものは「これが繋ぐということだ」や
「後ろにはちゃんと俺たちがいる」です。
これらのタイプは、従来どおりの使い方を理解していれば、
問題なく強い部類であるといえます。

変則的なものは、「わらった」ですかね。
アクションカードの枠をひとつ失うものの、1枚ずつしか入れていない
アクションカードを選択的に使用することが可能です。
今のところ、ライバルスターター「及川徹」デッキと
第一弾「菅原孝支頂」デッキにしか、使い道を感じないのですが、
今後出るキャラクター次第では強くなる可能性がありますね。
(現状はアクションカードを拾うデッキにしか役に立たないので)


これら①のカードは腐りにくいので、4枚でも5枚でも
デッキに多投してしまって問題ないです。





②ドロップのキャラクターカードを2枚拾うアクションカードは、
手札のアドバンテージを稼ぎ、山札を消費しない。


第一弾では「今度は最強の味方じゃん」だけでしたが、
第二段には「ソイソイソォォイ!!!」が加わりました。
ドロップにカードが必要なため初手からは使用できませんが、
中盤以降は非常に強いカードで、うまく使用すると相手の計算を完全に
崩すことが可能です。烏野の守備デッキにはとても相性が良いですね。

ドロップから拾えるということは、第二弾「縁下力N」などで3枚捨てて、
2枚をドロップから拾うときに、ガッツから捨てる3枚が、「西谷夕」と
「田中龍之介」を含んでいればさらに拾えるので二度お得です。
(これでセッターを持っていれば、もう二周レシーブできそうですね)


②のカードは序盤に使用できないので、投入数は控えめでよいと思います。
3枚投入までにするのが無難です。





③ドロップのキャラクターカードを1枚拾うアクションカードは、
手札のアドバンテージは稼がないが、局面を強化し、山札を消費しない。


「-見よ古兵、烏野の復活だ」は使用した瞬間には盤面を強化できませんが、
ドロップされた「菅原孝支頂」を拾うことが出来るのは強いかなと。
いざというとき、ピンポイントで「縁下力R」や「澤村大地R」を拾って
レシーブしたりと、烏野デッキには効果が高いカードではあります。

「俺達は血液だ」はドローつきのドロップ拾いカードです。
単純に強いカードで、このカードがあれば、弧爪研磨を10枚積む
必要は無いわけです。初手では使用できないのが玉に瑕ですね。
バランスの絶妙な良カードだと思います。

「あいつが目の前に来るとわくわくするんだ」もこれに相当します。
アタック+1しながら手札を回復できるこのアクションカードは、
初手使用できないので弱そうに思いますが実は強いカードです。
(強そうに見えないですが、よく考えてみると強いですよ)
アタックに+1するのはガッツ2枚分に相当しますが、
限定とはいえドロップのカードを1枚拾うのは、アクションカード
1/2の能力といえます。つまり、普通よりちょっとお得なのです。

また、同系統のカードとして、「一人時間差」があります。
こちらはドロップからではなくガッツから手札を回復するので、
若干弱いといえますが、代わりにブロック不能となりますので、
こちらも強いアクションカードといえると思います。

この二枚は、セッターにそれぞれ第二弾「影山飛雄S」と
スターター「弧爪研磨」がいるため、第二弾「日向翔陽N」と
第二弾「黒尾鉄朗頂」でそれぞれのアクションカードを
山札より持ってこられるというサーチ機能が付いています。

あ、正確にはサーチ機能は第二弾「日向翔陽N」と
第二弾「黒尾鉄朗頂」に付いていますが、そのままアタックすると
弱いので、ガッツの中にいる強い「日向翔陽」そして、
強いほうの「黒尾鉄朗」にスイッチすることで、
能力を高めることが出来るという強いカードですね。

特に、「あいつが目の前に来るとわくわくするんだ」は
ドロップカードが拾えるので、ガッツで支払った「日向翔陽」を
このカードで拾うことで、次のターンに体力を温存できます。
「一人時間差」はガッツを減らしてしまうので、若干不利かなと。


なお、③のドロップを1枚拾う系のカードは中盤からしか機能
しないため、多投は危険です。3枚程度までに抑えておきましょう。





④ガッツを手札やアタック威力などに代えるアクションカードは、
盤面を弱くしつつも、局面を強化し、山札は消費しない。


「パワーとスピードでがんがん攻めろ」は以前解説した通りです。
危ないカードなので入れるとしても1枚だけ入れましょう。

「がんばれ」もそのままのカードなのですが、ガッツを使用しない
特殊能力をもつカードとの相性が抜群です。
青葉城西の第一弾「花巻貴大」「金田一勇太郎」コンビや
スターター「弧爪研磨」、第一弾「西谷夕R」や第二弾「夜久衛輔R」
などとあわせて使うことで、抜群の効果を発揮します。

個人的に今回謎だったのが、一応この枠に入ると思しき
「次は全国で会おうぜ」と「点は俺たちが取り返す」です。
ほぼ同じ効果で、田中龍之介かぶりなのですよね。
きっと、第三弾で関係するカードが出るのでしょうね。

これら④のカードも同様に3枚までですね。
あ、「パワーとスピードでがんがん攻めろ」は
後処理のことも考えておきましょう。





⑤ドローが付いていないアクションカードは、手札のアドバンテージを
失いつつ、局面を強化し、山札は消費しない。

「もう一回俺にトス上げてくれ」は従来型の火力アップカードです。
弱くは無いですが、このカードよりも、第二弾「影山飛雄S」を
入れたくなりますね。

「強いのはおれじゃなくて皆だから」は「もう一回トスを呼んでくれエース」
と同じようなカードです。セッターに縛りがかかって、
対象は広がっている感じですが、専用デッキでしか使わないカード
だと思います。

さらに難しいのが「あ、コイツ食えないタイプのやつだ」です。
烏野、音駒両主将縛りってどんだけ、、、。
「黒尾鉄朗」に関しては、レシーブ0のものもあるため、
「これが繋ぐということだ」的な使用方法はあるものの、
ドロー1を考えると、やはり「これが繋ぐということだ」
の方が明らかに優秀です。
きっと第三弾でこれはというカードが出るのでしょうね。

⑤のタイプはデッキに2枚までかなと考えますが、
専用デッキを組んで多投するのもありではあると思います。





以上のように、①のタイプは今まで同様、序盤から強いので、
4枚以上投入してしまって良さそうです。

②③④に関しては第二弾から強化されていく部分だと思います。
これらを組み合わせながら不足してしまうドロー力を
キャラクターカードのガッツ使用ドローに求めるのが、
第二弾のバボカの基礎になるのではないかと考えます。
②+③+④で3枚までにするのが良さそうです。

⑤は従来型のカードなので、専用デッキでのみ使う感じですね。




結局、山札の消費を考えると、追加ドローは8枚程度必要で、
そのうち4枚は①のタイプのアクションカードで行い、
もう4枚をキャラクターの特殊能力で引くのが良さそうです。

そして、残ったアクションカード4枚の枠を、②③④を使って、
キャラクターを手札に戻す動きに使うことが出来れば良いのかなと。
滞りなくデッキが回れば、最後まで立っているのはあなたという事になる
のがこのゲームの特徴なので、手札を増やすカードに注目しましょう。



なお、プレーしている感触としてはドローカードは手札を増やしませんが、
キャラクターの特殊能力で引くカードは手札を増やしているので、
この差で1セット取れたりしますから、この手のキャラクターカード
無しで組むとちょっともったいないかも知れません。

烏野だけは、レシーブ、トス、アタックとどのエリアにもドロー用の
キャラクターカードが存在するので、デッキの調整がしやすいですね。
実際、手札を増やすことを無視していると足元をすくわれるかも。

昨日書いたように、第二弾で重要なのは山札からのドローではなく、
ガッツ、ドロップからの手札回復ですが、瞬間的にはやはり山札からの
手札ドローは強い行為なので、第二弾的なデッキに対しては、
山札ドロー速攻のデッキを組むことで優位に戦えるかと思います。


奥が深いですよね。バボカって。

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