バボカ、ブロックはいつすればいいの?
2014年7月25日 TCG全般多分、このゲームをやっていて、皆様が一番疑問に感じると
思うのが、「ブロックはいつすれば良いのか?」だと思います。
そしてこれは、個人の趣味でしょといいたいところですが、
ある程度は理詰めで考えられるはずですよね。
回答として一番明快なのは「可能な限り常に狙う」だと思います。
おいおい、「繋ぐ」をコンセプトにしたゲームじゃないのか?
と思われるかも知れませんが、これば勝つために必要なことなのです。
相手に繋がせない「キルブロック」こそがこのゲームの基本です。
昨日は命をつなぐ延命とか言って、今日はキルの話とは。
キル=切る
ってことで。
ポイントは自分ルールに則って「可能な限り常に狙う」です。
相手が威力4のアタックをしてきました。
こちらの手札にはブロック1のキャラ2人とブロック2のキャラが1人います。
これらの3人でブロックが可能です。、、、文字通りなら可能です。
ですが、双方の手札の枚数差を考えたとき、この行為はたいてい
勝利に向かわない行為である場合がほとんどです。
相手が手札0枚や1枚であればもちろんブロックでOKですけどね。
そうでない場合は、あくまでも枚数差を確認しながら、
この時点でのブロックは不可能であると判断します。
そして、「ドローを選択しレシーブに移る」かどうかの判断をするのです。
もちろんレシーブ不可なら、無理やりブロックするしかないわけですが、
さらに言えば、負けてもレシーブエリアにガッツを残す選択だってありえます。
さて、初手から考えましょう。(苦手な人は下へ飛んでください)
サーブを打つ人の手札は5枚です。
受ける人は必ず最初はドローするので7枚になります。
そして、必ず3枚のカードを使い手札は4枚になります。
ごく一般的な威力のアタックが返せるならば、威力4が戻ります。
威力3しか帰ってこない場合、こちらにブロック3があって、
一枚のカードでブロック可能ならブロック選択をしたいです。
ドロー出来なくてもこちらの手札は4枚、相手はドローから
レシーブなので、手札が2枚になります。
この状況は、この後、こちらが連続でレシーブを選択しても、
相手はブロックを連続選択することは出来ないので勝利です。
(ちゃんと威力4を返す前提ですが)
ノーマルに威力4が帰ってきたときは、レシーブ4のキャラクターが
いるのなら、2枚消費のブロックをするのはちょっと避けたいです。
もし、ブロックを選択した場合、こちらの手札は3枚、
相手は2枚になります。また、威力4が戻ってきたと仮定すると、
また、ブロック2枚の消費か、レシーブの選択です。①
このときブロック2枚を選択すると、手札1枚になるのですが、
相手はドローから手札3枚でもう一度アタックしてくるでしょう。
さすがに相手のアタックは威力4ではないかも知れませんが、
こちらの最後のブロックカードはブロック3でしょうか?
しかも相手はここまでずっとレシーブで繋いできましたから、
場に9枚のカードアドバンテージを持っています。
これで確実にこのセットを取れるわけではないのであれば、
不利過ぎるということが分かります。
また、①のところでレシーブを選択して、威力4のボールを
相手に返した場合、こちらの手札は1枚です。
相手は2枚ですから、ここでブロックされると返せません。
なので、相手が3枚しかカードを消費しなかったときに
ブロック1枚で止められないときは、ブロックに
飛んではいけないということになるわけです。
さて、サーブを返すにあたって、後攻は追加カードを
使用することがあります。
ドローの無いアクションカードを使用すると手札は3枚になります。
そのときは、大抵アタックの威力は5になっていると思われます。
この場合、ブロックは2枚で飛んでも良いのでしょうか?
当然ですが、先ほどの威力4を返すときと同じで、
相手の手札が1枚少ないわけですから、最後のレシーブは
繋がりません。ブロックしきれるのであれば飛んでも良いわけです。
この場合、セットをとって、相手にガッツを与える形になります。
これをどう考えるかは、デッキの特性次第なのですが、
普通はセットを取るほうが有利です。
では、後攻は手札を3枚にしてアタックを5にするのは無駄な行為
なのでしょうか?
そんなことはありません。相手に2枚で5ブロックの強要と
レシーブ5を強要できているので、悪い選択ではないのです。
というのも、初手に常にブロック3一枚とブロック2が3枚来る
(しかもちゃんとそれぞれのブロック時は別キャラである状態で)
というのはよほどブロックに特化したデッキだからです。
その状況以外では、相手はそもそもブロックを選択できません。
しかも、こちらが威力4を選択しないとき、その手札でのあいてのデッキは、
レシーブを選択しないとならないわけで、ブロックが2ある
レシーブ4のキャラクターはいないので、相手としてはかなり
苦しいことになるのです。
ですから、以前書いた、第二弾「山口忠N」と「下手糞上等」の
コンボは、この初手をかいくぐれるという意味で、
非常に強いということにもつながるわけですね。
(これがブロック特化型デッキであるという言い方も出来ます)。
このようにロジカルに状況を見ながらブロックするべきか、
すべきでないかを常にチェックするのが良いわけです。
枚数と、相手の出した手札である程度は読めるはずですしね。
さて、そろそろついてくる人がだいぶ減ったかと思います。
(苦手な人はここから読んでください)。
で、このようにちゃんと考えると、それはそれで楽しいのですが、
もっと楽にプレーしたい人も多いですよね。というわけで、
簡単に言いますと、このゲームは毎ターン2枚の手札が減ります。
なので1枚ブロックで止められるなら、無条件で止めましょう。
一枚の手札アドバンテージが取れます。
反対に3枚ブロックは、相手の残り手札0枚というような、
勝利確定状況以外は、(相手手札1枚、こちら手札残3枚なら
3枚ブロックでも良いですが)出来るだけやめましょう。
1枚あればブロックしても、結構返す方法はあるものです。
こちらが威力4アタックを返せるなら、ガッツを貯めたほうが良いです。
問題は2枚ブロックなら止まるときです。
2枚でのブロックはイーブンで、体勢は有利、ガッツは不利です。
個人的には2枚ブロックは飛ばない方が楽しいデッキを組みます。
要するに、ガッツを多用するデッキですね。
ですから2枚ブロックはしません。
逆にブロックを多用するデッキを組んだなら、
2枚のときはブロックをしましょう。
下手糞上等デッキならば、2枚ブロックを飛ばない手は無いです。
それでも、ブロック主体でも3枚は飛ばない方が良いですね。
ただ、相手の威力8アタックを落とすときは3枚でも良いです。
というのも、威力8のアタックであれば、相手の手札消費は少なくとも4あり、
ガッツの消費量も5から7は使ってますから、こちらも3枚ブロックで、
どうにか採算ラインではあります。
上に書いた、2枚ずつ消費というのは簡易すぎるので、もう少し補足します。
レシーブからアタックは、1枚ドローからの、レシーブ、トス、アタックで
3枚消費ですから、山札1枚と手札を2枚消費し、3ガッツを得る行為です。
ただし、アクションなどを使ってレシーブのポイントをあげるときは、
手札消費量が増えたり、得たはずの3ガッツより多くガッツを消費したりします。
ブロックの場合、手札からブロックの枚数が減るだけで山札を消費せず、
ガッツも手に入りません。
ですから、1枚ブロックは手札1枚で相手の山札1枚と手札2枚を削るという、
最高の状況なわけです。もちろん単体では威力3までしか止められません。
4以上にするためには、色々なカードの支援が必要になります。
「下手糞上等」を使用した場合、自分の山札は使用しますが、手札は
ブロックカード分しか減らないので、相手がアタック威力を高めるのに使用した、
リソースを喰い取りながら使用できるため、大変強い行為ですね。
このカードを軸にしたデッキが作れるレベルのカードです。
第二弾「月島蛍R」は山札を減らさない代わりに、ガッツを1消費します。
相手は威力を2高めるためにガッツ換算では少なくとも3ガッツは使用する
(第一弾「田中龍之介S」や第二弾「日向翔陽S」)のに対し、こちらは
1ガッツですから、大変効率が良いですね。
とても強いのですが、他の「月島蛍」と併用できないので注意しましょう。
第二弾「黒尾鉄朗」は第二弾「月島蛍R」の2ガッツ消費版です。
単体で使用できないため、使用条件が厳しいですが、相手へのプレッシャーも
すごいカードです。このカードが相手のアタッカーのときは、
少なくとも威力6や7のアタックを使用する気が起きません。
威力6や7のアタックという事は山札1枚消費、手札4から5枚消費、
ガッツも2程度は消費しているはずです。
それを手札一枚と2ガッツで消されては、さすがに採算が取れません。
やはり、1枚ブロックは強いですね。
では2枚ブロックを見てみます。当然ですが威力5や6が止められます。
相手からすると威力5や6を撃つときには山札1枚消費、手札3枚消費と
ガッツ2程度の消費(3-2で+1ガッツ)です。
(ですから、こちらは手札2枚消費とガッツが入らないを勘案すると、
やはり威力4のアタックに対し、普通の2枚ブロックを飛ぶのが
駄目だというのは明白ですよね)。
なので、威力5を2枚ブロックで止められるならほぼ五分、
威力6を2枚ブロックで止められるなら若干優位というところですね。
2枚ブロックの支援カードの代表格は3枚あります。まず、
スターター「月島蛍」と第二弾「犬岡走S」は似て非なるカードです。
というのも、スターター「月島蛍」にはスターター「縁下力」や
「下手糞上等」といった強カードの支援があり、二枚以上のブロックも可能です。
やはりスターター「月島蛍」は優秀です。
これに対し第二弾「犬岡走S」は一人でしか飛べないと書かれていて、
かつ、現状は支援カードもありません。威力6が止められるのは魅力ですが、
汎用性から考えると今のところ使わないかな?というところです。
最後にスターター「縁下力」ですが、このカードはレシーブ時にも使用できる
その汎用性が魅力です。たくさん使いたい強カードではないのですが、
いざというときにどうしても欲しくなるカードです。
(このカードを使いたいときは絶体絶命のピンチなので使わないですめば良い)
威力5を止めたいときには使えますし、威力が高いならレシーブ4と組み合わせ
られるので、何の問題も無いのです。
というわけで、2枚ブロックはほぼイーブンですから、
これを使うかどうかはデッキの性格次第といえます。
最後に3枚ブロックですが、これは相手が手札を0にしてでも打ち込んでくる、
威力7や8や9の時以外はやめたほうが良いでしょう。
というのも手札が5、6枚しかないこのゲームで、ドロー無しに3枚もの
手札を消費してしまったら後が続かないのは自明です。
ガッツが入らないことも踏まえると、差損が大きすぎます。
(それゆえ、第二弾「東峰R」デッキの手札4枚と4ガッツで威力7は
強いです。ガッツの差し引きは-1だけなのと手札-1で威力7ですから)
また、別の角度から考えますと、レシーブの7以上というのは、
ブロック3枚に比べて比較的容易であるので、相手のブロック不可を
誘えないデメリットを差し引いても、レシーブの方が優秀であるという、
現状があるのも、3枚ブロックは良くないという話に繋がります。
結局ぐだぐだ書きましたが、現状では1枚ブロックは常にせよ。
3枚ブロックは、出来るだけするな。で良いかと思います。
もう一度確認をしておきますが、1枚ブロックとは手札を
1枚消費するブロックという意味です。
スターター「月島蛍」に手札ドロップというのは2枚ブロックです。
スターター「月島蛍」に「下手糞上等」使用は1枚ブロックです。
ブロック時、第二弾「月島蛍R」が特殊能力で加勢は1枚ブロックです。
第二弾「黒尾鉄朗R」が特殊能力で加勢もギリ1枚ブロックです。
プロモ「教頭」に2枚捨てなら3枚ブロックです。
(繰り返しますが相手の威力8アタックを落とすときは3枚でも良い)
ブロックの仕方、私はこんな感じでやっています。
こんなにぐだぐだ書いてからふと思ってしまいましたが、第三弾で、
伊達工が出たら、ブロックの概念が変わりそうですよね。
さて、どうなることやら。
思うのが、「ブロックはいつすれば良いのか?」だと思います。
そしてこれは、個人の趣味でしょといいたいところですが、
ある程度は理詰めで考えられるはずですよね。
回答として一番明快なのは「可能な限り常に狙う」だと思います。
おいおい、「繋ぐ」をコンセプトにしたゲームじゃないのか?
と思われるかも知れませんが、これば勝つために必要なことなのです。
相手に繋がせない「キルブロック」こそがこのゲームの基本です。
昨日は命をつなぐ延命とか言って、今日はキルの話とは。
キル=切る
ってことで。
ポイントは自分ルールに則って「可能な限り常に狙う」です。
相手が威力4のアタックをしてきました。
こちらの手札にはブロック1のキャラ2人とブロック2のキャラが1人います。
これらの3人でブロックが可能です。、、、文字通りなら可能です。
ですが、双方の手札の枚数差を考えたとき、この行為はたいてい
勝利に向かわない行為である場合がほとんどです。
相手が手札0枚や1枚であればもちろんブロックでOKですけどね。
そうでない場合は、あくまでも枚数差を確認しながら、
この時点でのブロックは不可能であると判断します。
そして、「ドローを選択しレシーブに移る」かどうかの判断をするのです。
もちろんレシーブ不可なら、無理やりブロックするしかないわけですが、
さらに言えば、負けてもレシーブエリアにガッツを残す選択だってありえます。
さて、初手から考えましょう。(苦手な人は下へ飛んでください)
サーブを打つ人の手札は5枚です。
受ける人は必ず最初はドローするので7枚になります。
そして、必ず3枚のカードを使い手札は4枚になります。
ごく一般的な威力のアタックが返せるならば、威力4が戻ります。
威力3しか帰ってこない場合、こちらにブロック3があって、
一枚のカードでブロック可能ならブロック選択をしたいです。
ドロー出来なくてもこちらの手札は4枚、相手はドローから
レシーブなので、手札が2枚になります。
この状況は、この後、こちらが連続でレシーブを選択しても、
相手はブロックを連続選択することは出来ないので勝利です。
(ちゃんと威力4を返す前提ですが)
ノーマルに威力4が帰ってきたときは、レシーブ4のキャラクターが
いるのなら、2枚消費のブロックをするのはちょっと避けたいです。
もし、ブロックを選択した場合、こちらの手札は3枚、
相手は2枚になります。また、威力4が戻ってきたと仮定すると、
また、ブロック2枚の消費か、レシーブの選択です。①
このときブロック2枚を選択すると、手札1枚になるのですが、
相手はドローから手札3枚でもう一度アタックしてくるでしょう。
さすがに相手のアタックは威力4ではないかも知れませんが、
こちらの最後のブロックカードはブロック3でしょうか?
しかも相手はここまでずっとレシーブで繋いできましたから、
場に9枚のカードアドバンテージを持っています。
これで確実にこのセットを取れるわけではないのであれば、
不利過ぎるということが分かります。
また、①のところでレシーブを選択して、威力4のボールを
相手に返した場合、こちらの手札は1枚です。
相手は2枚ですから、ここでブロックされると返せません。
なので、相手が3枚しかカードを消費しなかったときに
ブロック1枚で止められないときは、ブロックに
飛んではいけないということになるわけです。
さて、サーブを返すにあたって、後攻は追加カードを
使用することがあります。
ドローの無いアクションカードを使用すると手札は3枚になります。
そのときは、大抵アタックの威力は5になっていると思われます。
この場合、ブロックは2枚で飛んでも良いのでしょうか?
当然ですが、先ほどの威力4を返すときと同じで、
相手の手札が1枚少ないわけですから、最後のレシーブは
繋がりません。ブロックしきれるのであれば飛んでも良いわけです。
この場合、セットをとって、相手にガッツを与える形になります。
これをどう考えるかは、デッキの特性次第なのですが、
普通はセットを取るほうが有利です。
では、後攻は手札を3枚にしてアタックを5にするのは無駄な行為
なのでしょうか?
そんなことはありません。相手に2枚で5ブロックの強要と
レシーブ5を強要できているので、悪い選択ではないのです。
というのも、初手に常にブロック3一枚とブロック2が3枚来る
(しかもちゃんとそれぞれのブロック時は別キャラである状態で)
というのはよほどブロックに特化したデッキだからです。
その状況以外では、相手はそもそもブロックを選択できません。
しかも、こちらが威力4を選択しないとき、その手札でのあいてのデッキは、
レシーブを選択しないとならないわけで、ブロックが2ある
レシーブ4のキャラクターはいないので、相手としてはかなり
苦しいことになるのです。
ですから、以前書いた、第二弾「山口忠N」と「下手糞上等」の
コンボは、この初手をかいくぐれるという意味で、
非常に強いということにもつながるわけですね。
(これがブロック特化型デッキであるという言い方も出来ます)。
このようにロジカルに状況を見ながらブロックするべきか、
すべきでないかを常にチェックするのが良いわけです。
枚数と、相手の出した手札である程度は読めるはずですしね。
さて、そろそろついてくる人がだいぶ減ったかと思います。
(苦手な人はここから読んでください)。
で、このようにちゃんと考えると、それはそれで楽しいのですが、
もっと楽にプレーしたい人も多いですよね。というわけで、
簡単に言いますと、このゲームは毎ターン2枚の手札が減ります。
なので1枚ブロックで止められるなら、無条件で止めましょう。
一枚の手札アドバンテージが取れます。
反対に3枚ブロックは、相手の残り手札0枚というような、
勝利確定状況以外は、(相手手札1枚、こちら手札残3枚なら
3枚ブロックでも良いですが)出来るだけやめましょう。
1枚あればブロックしても、結構返す方法はあるものです。
こちらが威力4アタックを返せるなら、ガッツを貯めたほうが良いです。
問題は2枚ブロックなら止まるときです。
2枚でのブロックはイーブンで、体勢は有利、ガッツは不利です。
個人的には2枚ブロックは飛ばない方が楽しいデッキを組みます。
要するに、ガッツを多用するデッキですね。
ですから2枚ブロックはしません。
逆にブロックを多用するデッキを組んだなら、
2枚のときはブロックをしましょう。
下手糞上等デッキならば、2枚ブロックを飛ばない手は無いです。
それでも、ブロック主体でも3枚は飛ばない方が良いですね。
ただ、相手の威力8アタックを落とすときは3枚でも良いです。
というのも、威力8のアタックであれば、相手の手札消費は少なくとも4あり、
ガッツの消費量も5から7は使ってますから、こちらも3枚ブロックで、
どうにか採算ラインではあります。
上に書いた、2枚ずつ消費というのは簡易すぎるので、もう少し補足します。
レシーブからアタックは、1枚ドローからの、レシーブ、トス、アタックで
3枚消費ですから、山札1枚と手札を2枚消費し、3ガッツを得る行為です。
ただし、アクションなどを使ってレシーブのポイントをあげるときは、
手札消費量が増えたり、得たはずの3ガッツより多くガッツを消費したりします。
ブロックの場合、手札からブロックの枚数が減るだけで山札を消費せず、
ガッツも手に入りません。
ですから、1枚ブロックは手札1枚で相手の山札1枚と手札2枚を削るという、
最高の状況なわけです。もちろん単体では威力3までしか止められません。
4以上にするためには、色々なカードの支援が必要になります。
「下手糞上等」を使用した場合、自分の山札は使用しますが、手札は
ブロックカード分しか減らないので、相手がアタック威力を高めるのに使用した、
リソースを喰い取りながら使用できるため、大変強い行為ですね。
このカードを軸にしたデッキが作れるレベルのカードです。
第二弾「月島蛍R」は山札を減らさない代わりに、ガッツを1消費します。
相手は威力を2高めるためにガッツ換算では少なくとも3ガッツは使用する
(第一弾「田中龍之介S」や第二弾「日向翔陽S」)のに対し、こちらは
1ガッツですから、大変効率が良いですね。
とても強いのですが、他の「月島蛍」と併用できないので注意しましょう。
第二弾「黒尾鉄朗」は第二弾「月島蛍R」の2ガッツ消費版です。
単体で使用できないため、使用条件が厳しいですが、相手へのプレッシャーも
すごいカードです。このカードが相手のアタッカーのときは、
少なくとも威力6や7のアタックを使用する気が起きません。
威力6や7のアタックという事は山札1枚消費、手札4から5枚消費、
ガッツも2程度は消費しているはずです。
それを手札一枚と2ガッツで消されては、さすがに採算が取れません。
やはり、1枚ブロックは強いですね。
では2枚ブロックを見てみます。当然ですが威力5や6が止められます。
相手からすると威力5や6を撃つときには山札1枚消費、手札3枚消費と
ガッツ2程度の消費(3-2で+1ガッツ)です。
(ですから、こちらは手札2枚消費とガッツが入らないを勘案すると、
やはり威力4のアタックに対し、普通の2枚ブロックを飛ぶのが
駄目だというのは明白ですよね)。
なので、威力5を2枚ブロックで止められるならほぼ五分、
威力6を2枚ブロックで止められるなら若干優位というところですね。
2枚ブロックの支援カードの代表格は3枚あります。まず、
スターター「月島蛍」と第二弾「犬岡走S」は似て非なるカードです。
というのも、スターター「月島蛍」にはスターター「縁下力」や
「下手糞上等」といった強カードの支援があり、二枚以上のブロックも可能です。
やはりスターター「月島蛍」は優秀です。
これに対し第二弾「犬岡走S」は一人でしか飛べないと書かれていて、
かつ、現状は支援カードもありません。威力6が止められるのは魅力ですが、
汎用性から考えると今のところ使わないかな?というところです。
最後にスターター「縁下力」ですが、このカードはレシーブ時にも使用できる
その汎用性が魅力です。たくさん使いたい強カードではないのですが、
いざというときにどうしても欲しくなるカードです。
(このカードを使いたいときは絶体絶命のピンチなので使わないですめば良い)
威力5を止めたいときには使えますし、威力が高いならレシーブ4と組み合わせ
られるので、何の問題も無いのです。
というわけで、2枚ブロックはほぼイーブンですから、
これを使うかどうかはデッキの性格次第といえます。
最後に3枚ブロックですが、これは相手が手札を0にしてでも打ち込んでくる、
威力7や8や9の時以外はやめたほうが良いでしょう。
というのも手札が5、6枚しかないこのゲームで、ドロー無しに3枚もの
手札を消費してしまったら後が続かないのは自明です。
ガッツが入らないことも踏まえると、差損が大きすぎます。
(それゆえ、第二弾「東峰R」デッキの手札4枚と4ガッツで威力7は
強いです。ガッツの差し引きは-1だけなのと手札-1で威力7ですから)
また、別の角度から考えますと、レシーブの7以上というのは、
ブロック3枚に比べて比較的容易であるので、相手のブロック不可を
誘えないデメリットを差し引いても、レシーブの方が優秀であるという、
現状があるのも、3枚ブロックは良くないという話に繋がります。
結局ぐだぐだ書きましたが、現状では1枚ブロックは常にせよ。
3枚ブロックは、出来るだけするな。で良いかと思います。
もう一度確認をしておきますが、1枚ブロックとは手札を
1枚消費するブロックという意味です。
スターター「月島蛍」に手札ドロップというのは2枚ブロックです。
スターター「月島蛍」に「下手糞上等」使用は1枚ブロックです。
ブロック時、第二弾「月島蛍R」が特殊能力で加勢は1枚ブロックです。
第二弾「黒尾鉄朗R」が特殊能力で加勢もギリ1枚ブロックです。
プロモ「教頭」に2枚捨てなら3枚ブロックです。
(繰り返しますが相手の威力8アタックを落とすときは3枚でも良い)
ブロックの仕方、私はこんな感じでやっています。
こんなにぐだぐだ書いてからふと思ってしまいましたが、第三弾で、
伊達工が出たら、ブロックの概念が変わりそうですよね。
さて、どうなることやら。
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