バボカには今のところアクションカードを8枚しか入れられない。
40枚でデッキを組んでね。
ぐらいしか、デッキに関するルールはありません。

プロモーションカードだろうが、頂カード40枚だろうが何でもOKです。
TCGというものは、お金をかけて何ぼという考え方の方もいらっしゃいましょうが、
個人的には、楽しいゲームになるためには、ある一定以上はお金をかけても
強くならないという歯止めが必要だと考えています。

そういった場合、このバボカにもレギュレーションなどというものを設けて遊んでみると、
色々面白いのではないのかなと、そのように考えます。

どういうことかというと、ボックス1箱とスターターぐらいの出資で、
皆がほぼ平等なスタートラインとして遊べるようにすると良いのでは?ということです。

まだ、意味が分かりませんよね。


こんなルールで遊んだら面白いのではないかなという例です。
40枚デッキに入れていいカードは、アクションカード8枚という制限のほかに、
頂バボ4枚まで、Sバボ8枚まで、Rバボ16枚までとしてみてはどうでしょう?
(プロモは頂扱い。というのもこのゲームのプロモは結構強いので)

これならカード資産格差も少なくなり、かなり多くの人が面白く遊べると思います。
資産格差こそTCGの華というのはもっともですが、ここはひとつ、
バボカを一般普及させるためにも、普通のプレーヤーに優しいレギュレーションを
こんな感じの制限をかけて特殊なレギュレーションも設けていただけないかなと。



やはりゲームは同じような土台に立ってないと楽しくないです。
かといって、カードが売れないと、新しい弾が出なくなっちゃうわけですから、
ある程度お金をかけないと戦えないぐらいでどうかなと。



はい、いつもの妄想です。
こんなの無理ですよね。



ただ、実際にバボカをやったことの無い友達を呼んで遊ぶとき、
デッキ作りにこの程度の制限をかけると、かなり白熱したゲームというか、
バランス感が出るので、結構良さそうかなと思いまして。

デッキ内部もきらきら感とそうでないのとのバランスが結構良いですし、
上記の制限なら、一箱買えば、大体満たせますしね。





さて、しょうもない妄想はこれぐらいにして、
今日はバックアタックの話を書きたいと思います。


音駒の「福永招平N」は特殊なカードです。トリガーとして「弧爪研磨」が必要で、
ガッツの消費も3+1と多目ですが、ブロック不能である事と、手札の消費が2枚
だけである事、単体で4レシーブが出来ていること、が特徴です。

各エリアのガッツを相当いびつにするため、適切なデッキ構築が必要ですが、
手札0枚からの「そう思った瞬間からの、一歩」でこのカードを引き当てると、
相手が予想もしていなかった反撃が可能です。

レシーブガッツの消費が激しすぎるため、このカードを採用するなら、
音駒の精神安定剤である「海信行N」をデッキに投入しにくくなります。
「福永招平N」はそのリスクを負わないと入れることが出来ません。



え?そもそもバックアタックの強さがいまいち分からないですか?



このカードの強さは実は手札枚数にあります。相手の攻撃がアタック威力4の時、
ブロックだと大体2枚必要でかつ相手にレシーブを強いるものの威力は0です。
こちらはドロー機会とガッツを貯める機会を失います。

つまり山札は減らず、手札が2枚へり、ガッツは±0です。

これに対し、「福永招平N」と「弧爪研磨」は、山札が1枚減り、手札も1枚減り、
ガッツは2溜まりますが、レシーブエリアのガッツは3消費です。
つまり、レシーブエリアのガッツを払って、相手の威力4のアタックを
1枚ブロックをした感じと言えば適切でしょうか?


そして、もうひとつ強い効果があります。
それはレシーブキャラクターの中から第二弾「夜久衛輔R」を引っ張りだせることです。
実はこの効果が抜群に強いです。というのも、このゲーム、ガッツは好きなように
入れ替えることが出来るのですが、そのとき「福永招平N」の下に「夜久衛輔R」を置き
バックアタックすると(ガッツが4枚必要ですが)その次のターンのレシーブは、
夜久以外であれば+2されます。
手札使用無しの+2は大きいですよね。


もちろん、レシーブエリアのガッツを大幅に減らすため、連発は出来ませんし、
地味で強そうな攻撃に見えませんが、相手との手札差を1枚詰めながら、
相手に4レシーブを強いるのは、のちのちボディーブローのように効きます。

ただ、当然ですが、使いこなすためには専用デッキが必要です。
レシーブエリアのガッツは消費せず、トスエリアとアタックエリアの
ガッツで戦うデッキには相性が良いです。

特に、彼自身がアタックエリアに出るため、「山本猛虎R」と相性が良いです。
まず、「山本猛虎R」で拾うことの出来るガッツはアタックエリアに限られています
から、普通はアタックが高く、レシーブが低いカードを回収することになります。

ところが、「福永招平N」が適宜バックアタックで飛んでくれば、
山本猛虎Rが回収するカードを「福永招平N」ともう一枚にすることが出来ます。
つまり、狙ってバックアタックが出来るわけです。


「山本猛虎R」はスターター「弧爪研磨」で起動しますし、「福永招平N」も彼が
トリガーです。「福永招平N」はレシーブエリアのガッツから4ターンに1回、
「山本猛虎R」はアタックエリアのガッツから3ターンに1回の効果発動なので、
わりとリズムも合います。スターター「弧爪研磨」はガッツを消費しないため、
ここにガッツを使用しながら研磨を拾うことが出来るカードを入れると強そうですね。




さて、ここまで読んでいただいてピンと来た方もいらっしゃると思いますが、
この人をどのデッキで生かそうかと考えたとき、「チーム町内会」が
専用デッキのベースとしては良いのではないかと思い至りました。

というのも、チーム町内会は、デッキのガッツを使っている余裕がないため、
レシーバーのガッツはあまり気味です。そして弧爪研磨が普通に入っており、
「山本猛虎R」を使用しているため、最後の局面で手札に引き戻すことも可能です。

とはいえ、多投は出来ないので、ピンポイント投入となります。
なぜなら「福永招平N」は町内会ではないので、レシーブエリアに
居座られると困るからです。



アタックエリア9枚
第一弾「嶋田誠R」×4枚
第一弾「滝ノ上裕輔N」×4枚
第二弾「山本猛虎R」×1枚

トスエリア16枚
スターター「弧爪研磨」×6枚
第一弾「森行成N」×10枚

レシーブエリア7枚
第一弾「内沢英紀N」×6枚
第二弾「福永招平N」×1枚

アクションカード8枚

「期待してる」×7枚
「がんばれ」×1枚



デッキ的にも代わり映えしないと思いますが、
これでやってみると意外にバックアタックが可能です。
使用方法はまず、試合中盤で研磨と組ませてバックアタック。
これで、アタックエリアに福永を仕込むことができました。

あとは手札を引ききった最終局面で、「がんばれ」を使い
研磨を手札に2枚戻して、山本Rを起動します。
これで手札に研磨と福永がそろうので、バックアタック。

こんな感じです。
もっとも、このデッキですとバックアタックをたくさん打てる
わけではないです。



さて、バックアタックをたくさん撃ちたい場合はどうすればよいでしょうか?
(たくさんといっても一ゲーム中にいいところ2回しか打てませんけど)
基本的に他のさまざまな研磨を使用するデッキには挿せるのですが、
どのデッキに入れるにしても、使用時のポイントはいかに使いたいときに
「福永招平N」を手札に握るか、そして研磨を握るかです。

となりますと、一番簡単なのは「福永招平N」でトスしてしまうことです。
トスエリアに彼がガッツとして埋まっていれば、いつでも研磨とワンセットで、
「がんばれ」から手札に戻れます。がんばれ1枚で攻撃1回分とはお得ですよね。




で、正直なところ、このカードは第二弾時点ではまだ力不足かなと思います。
悪くは無いのですが、消費ガッツが多すぎますよね。
本人がいなくなっちゃうのに、単体でレシーブ4のガッツ3枚捨ては厳しいです。
せっかくのブロック不能攻撃が、ブロックの意味が薄い第二弾では効果がないですし。

ですが、もし、次弾で烏野の「後ろにはちゃんと俺達がいる」系統の
レシーブエリアのガッツから引っ張り出して+1するカードが出れば、
(とくに弧爪研磨で2ガッツ払ってレシーブエリアをいじれるのが出れば)
とたんに使えるカードになるかも知れません。

第二弾「夜久衛輔R」からの「福永招平N」でレシーブをしておいて、
デッキ内のガッツにしておけば、いざというときはバックアタック発動からの、
第二弾「夜久衛輔R」が表面となり、守備幅が大幅にアップします。

さて、どうなりますか?
楽しみですね。

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