バボカ、ピンチサーバーの師弟
2014年9月1日 TCG全般さて、今日は予告通りサーバー、つまりサーブを打つのが
強いキャラクター達の話です。
「及川徹」に関しては、あとにしましょう。
まずは、第三弾の頂キャラの師匠である、第一弾「嶋田誠R」です。
この人の打つサーブはご存知のように1と簡単に受けられるのですが、
そのレシーブされたボールはセッターのところには飛んでいきません。
ですから、前のターンで、第三弾「菅原孝支N」をトスエリアに置いて、
次は「弧爪研磨」を出してガッツを増やしてやるぜって構えていると、
なんとそのカードがトスエリアに出せないのです。
また、「今度は最強の味方じゃん」と「ワイド移動攻撃」を
手札にもってニヤニヤしていると、影山がトスエリアに出せなくて
不発に終わります。
そもそも、特にコンボがなくてもセッターがアタック威力を
増やしてくれないというのは、かなり致命的で、相手の一枚ブロック
に容易に阻まれるアタックしか出来なくなりやすいということでも
あるので、この人のサーブは本当に厄介です。
町内会チームというカテゴリのせいで、他のキャラやアクション
カードの支援を受けづらいため、このカードは目立ちませんが、
ピンチサーバーなんかで使用できるならかなり強いカードと
言えるでしょう。
ちなみに、町内会デッキですとなぜかこのキャラではなく
第一弾「森行成N」がサーブを打つ事になります。
というのも、カードを引きまくる町内会デッキにおいて、
第一弾「森行成N」がサーブを打つ事は必須に近い条件だからです。
(詳しくは以前の日記を参照してください)
このためとても強いサーバーである第一弾「嶋田誠R」が
肝心の町内会デッキではあまり目立たないのです。
ではこのカード不遇なままなのかなと思っていましたら、
第三弾で、伊達工業という素敵なカードたちが出ました。
もともと第一弾「嶋田誠R」はブロック2とアタック3
という汎用性の高いキャラですから、「まさに鉄壁か」を
主軸にしていなければ問題なく機能します。
そして、ほぼサーブが強いキャラのいない伊達工に
とっても強い味方だったりします。
初手、第一弾「嶋田誠R」サーブから鎌先、笹谷の
一枚ブロックは相手にとってかなりきつい攻撃ですから、
狙わない手は無いですよね。
さて、次のサーバーは第三弾「山口忠頂」です。
こちらも師匠の第一弾「嶋田誠R」と同様に
サーブポイントは1しかないのですが、
特殊能力によって、ピンチーサーバーの
位置を占めることのできるキャラクターです。
簡単に言うと、サーブを打った側の不利がないという能力ですね。
普通、サーブを打つ側は手札が5枚になるので、サーブを受ける側が
ドローを含めて7枚スタート(ブロックはできない)からの
手札4枚でガッツが貯まる事で受ける側に若干有利ですし、
まして、1つ落としたあとのサーブを受けるときはドローを含め
8枚以上のスタートなので、受ける側が確実に有利になります。
ところがこの第三弾「山口忠頂」はサーブを打つときに
手札枚数が減らないため、初手ですと6枚残しで、
相手は手札4枚で返球してきます。普通に推移すれば、
相手はあと2回動けますが、こちらはあと3回動けるので、
明らかに有利といえます。
また、手札1枚を初手から能動的に捨てられるため、
「背中は俺が護ってやるぜ」や第三弾「菅原孝支N」との相性が良く、
相手がどのタイプのデッキでも良いという強さがあります。
使用方法としては、師匠と同様に伊達工業に混ぜて使う方法も
ありますが、烏野守備デッキに入れると、手札枚数差が取れる
このカードの能力をフルに発揮できていい感じです。
第二弾「澤村大地頂」と「後ろには俺達がいる」のガッツにして
後ほど、サーブ権を取るタイミングでガッツから手札に戻してくれば、
不利なサーブを有利なサーブに代えることができます。
また、アタックが3あるため、音駒デッキに混ぜて、
スターター「弧爪研磨」と第二弾「山本猛虎R」と組ませることで、
澤村のケース同様に、サーブ権を取るタイミングで、
アタックエリアのガッツから手札に戻し、
有利なサーブを打つ事が出来ます。
音駒は、強いサーブを打つ研磨より他の研磨を入れたいので、
サーブは第三弾「山口忠頂」に任せる音駒系デッキを組むと、
かなり面白い動きが出来ますね。
さて、この師弟、第三弾のカードを使ってちょっと変わったことが
出来ます。「叩くなら折れるまで」を大量投入して使用するのです。
「叩くなら折れるまで」のサーブ威力上昇自体は青葉城西専用なの
ですが、手札を捨てさせるのアクション自体には制限がありません。
ですから、一枚ブロックのしやすくなる第一弾「嶋田誠R」の
サーブ時に相手の手札を減らせばかなり有利になります。
一枚ブロックによる手札差はそのまま勝ちに繋がっていきます。
また、第三弾「山口忠頂」のサーブ時に相手の手札を減らすことで、
ブロックではなく、レシーブ選択からの手札差を保ちながら、
相手のやりたいことをさせない戦い方も出来ます。
こちらは第一弾「嶋田誠R」の場合と違い、ブロックせずに
そのまま手札有利を取れるため、手札枚数の駆け引きのみに
「叩くなら折れるまで」を使用することが出来ます。
というのも第三弾「山口忠頂」には手札をドロップして、
山札を2枚引くとなっているため、「叩くなら折れるまで」
を使用するときの手札のキャラクター枚数を
コントロールすることが可能なのです。
山口の場合、そもそも、初手に関していえば手札有利でスタートが
出来る上、二回目のサーブに関して「叩くなら折れるまで」を
入れていることによって、相手の手札有利をつぶすことが
出来る可能性が出てきます。
どういうことかというと、手札差が五分で推移している場合、
先攻後攻で、手札同数でもお互いに+1ずつすることで、
勝敗がひっくり返るからです。
例えば相手が7枚持っていて、ドロー後3枚消費なら5枚手札です。
そのとき、こちらが手札6枚なら1枚ドローして3枚消費で4枚です。
次の相手の手番には相手の手札は3枚に、こちらは返して2枚になります。
ここで、相手の手番で相手がガッツを払い、手札を1枚増やすと
相手手札2枚です。こちらも負けじと1枚増やしてみますが、
最後の手札が1枚しかないため、こちらの負けになってしまいます。
ですから、こちらが1枚増やしの手段を持つならば、
相手の手札を「叩くなら折れるまで」で削っておくことで、
こちらの勝利をより明確に作り出すことが出来ます。
もちろん手札を増やすキャラが手札に来なそうならば、
山口の特殊能力で「叩くなら折れるまで」をドロップして
キャラクターで手堅く繋いでも良いでしょう。
ポイントは選択肢がこちらにあるということです。
個人の好みの問題でもあるのですが、
相手に手札を削られて負けるのと、相手を削りにいって、
結果としてうまく削ることができずに負けるのと、
あなたはどちらを選択しますか?という話です。
ま、削られても負けないデッキを組む人が良い選択
なのかも知れないのですけどね。
で、思っていたよりも第三弾「山口忠頂」は強いです。
でも、このカードに頼れるほど強くも無いんですよね。
(特に最終セットとかはあまり強くないです)
でも、なかなか良いカードですので、デッキによっては
初手握りやすい程度の枚数を入れると良いかもしれません。
バボカには先攻後攻決定後の引きなおしがあるので、
このキャラを4枚程度入れておくと、先攻時にかなりの
優位を取れると思いますよ。
2枚とかですと、引き直ししても引けないので、
やはりある程度の枚数は入れたいですね。
強いキャラクター達の話です。
「及川徹」に関しては、あとにしましょう。
まずは、第三弾の頂キャラの師匠である、第一弾「嶋田誠R」です。
この人の打つサーブはご存知のように1と簡単に受けられるのですが、
そのレシーブされたボールはセッターのところには飛んでいきません。
ですから、前のターンで、第三弾「菅原孝支N」をトスエリアに置いて、
次は「弧爪研磨」を出してガッツを増やしてやるぜって構えていると、
なんとそのカードがトスエリアに出せないのです。
また、「今度は最強の味方じゃん」と「ワイド移動攻撃」を
手札にもってニヤニヤしていると、影山がトスエリアに出せなくて
不発に終わります。
そもそも、特にコンボがなくてもセッターがアタック威力を
増やしてくれないというのは、かなり致命的で、相手の一枚ブロック
に容易に阻まれるアタックしか出来なくなりやすいということでも
あるので、この人のサーブは本当に厄介です。
町内会チームというカテゴリのせいで、他のキャラやアクション
カードの支援を受けづらいため、このカードは目立ちませんが、
ピンチサーバーなんかで使用できるならかなり強いカードと
言えるでしょう。
ちなみに、町内会デッキですとなぜかこのキャラではなく
第一弾「森行成N」がサーブを打つ事になります。
というのも、カードを引きまくる町内会デッキにおいて、
第一弾「森行成N」がサーブを打つ事は必須に近い条件だからです。
(詳しくは以前の日記を参照してください)
このためとても強いサーバーである第一弾「嶋田誠R」が
肝心の町内会デッキではあまり目立たないのです。
ではこのカード不遇なままなのかなと思っていましたら、
第三弾で、伊達工業という素敵なカードたちが出ました。
もともと第一弾「嶋田誠R」はブロック2とアタック3
という汎用性の高いキャラですから、「まさに鉄壁か」を
主軸にしていなければ問題なく機能します。
そして、ほぼサーブが強いキャラのいない伊達工に
とっても強い味方だったりします。
初手、第一弾「嶋田誠R」サーブから鎌先、笹谷の
一枚ブロックは相手にとってかなりきつい攻撃ですから、
狙わない手は無いですよね。
さて、次のサーバーは第三弾「山口忠頂」です。
こちらも師匠の第一弾「嶋田誠R」と同様に
サーブポイントは1しかないのですが、
特殊能力によって、ピンチーサーバーの
位置を占めることのできるキャラクターです。
簡単に言うと、サーブを打った側の不利がないという能力ですね。
普通、サーブを打つ側は手札が5枚になるので、サーブを受ける側が
ドローを含めて7枚スタート(ブロックはできない)からの
手札4枚でガッツが貯まる事で受ける側に若干有利ですし、
まして、1つ落としたあとのサーブを受けるときはドローを含め
8枚以上のスタートなので、受ける側が確実に有利になります。
ところがこの第三弾「山口忠頂」はサーブを打つときに
手札枚数が減らないため、初手ですと6枚残しで、
相手は手札4枚で返球してきます。普通に推移すれば、
相手はあと2回動けますが、こちらはあと3回動けるので、
明らかに有利といえます。
また、手札1枚を初手から能動的に捨てられるため、
「背中は俺が護ってやるぜ」や第三弾「菅原孝支N」との相性が良く、
相手がどのタイプのデッキでも良いという強さがあります。
使用方法としては、師匠と同様に伊達工業に混ぜて使う方法も
ありますが、烏野守備デッキに入れると、手札枚数差が取れる
このカードの能力をフルに発揮できていい感じです。
第二弾「澤村大地頂」と「後ろには俺達がいる」のガッツにして
後ほど、サーブ権を取るタイミングでガッツから手札に戻してくれば、
不利なサーブを有利なサーブに代えることができます。
また、アタックが3あるため、音駒デッキに混ぜて、
スターター「弧爪研磨」と第二弾「山本猛虎R」と組ませることで、
澤村のケース同様に、サーブ権を取るタイミングで、
アタックエリアのガッツから手札に戻し、
有利なサーブを打つ事が出来ます。
音駒は、強いサーブを打つ研磨より他の研磨を入れたいので、
サーブは第三弾「山口忠頂」に任せる音駒系デッキを組むと、
かなり面白い動きが出来ますね。
さて、この師弟、第三弾のカードを使ってちょっと変わったことが
出来ます。「叩くなら折れるまで」を大量投入して使用するのです。
「叩くなら折れるまで」のサーブ威力上昇自体は青葉城西専用なの
ですが、手札を捨てさせるのアクション自体には制限がありません。
ですから、一枚ブロックのしやすくなる第一弾「嶋田誠R」の
サーブ時に相手の手札を減らせばかなり有利になります。
一枚ブロックによる手札差はそのまま勝ちに繋がっていきます。
また、第三弾「山口忠頂」のサーブ時に相手の手札を減らすことで、
ブロックではなく、レシーブ選択からの手札差を保ちながら、
相手のやりたいことをさせない戦い方も出来ます。
こちらは第一弾「嶋田誠R」の場合と違い、ブロックせずに
そのまま手札有利を取れるため、手札枚数の駆け引きのみに
「叩くなら折れるまで」を使用することが出来ます。
というのも第三弾「山口忠頂」には手札をドロップして、
山札を2枚引くとなっているため、「叩くなら折れるまで」
を使用するときの手札のキャラクター枚数を
コントロールすることが可能なのです。
山口の場合、そもそも、初手に関していえば手札有利でスタートが
出来る上、二回目のサーブに関して「叩くなら折れるまで」を
入れていることによって、相手の手札有利をつぶすことが
出来る可能性が出てきます。
どういうことかというと、手札差が五分で推移している場合、
先攻後攻で、手札同数でもお互いに+1ずつすることで、
勝敗がひっくり返るからです。
例えば相手が7枚持っていて、ドロー後3枚消費なら5枚手札です。
そのとき、こちらが手札6枚なら1枚ドローして3枚消費で4枚です。
次の相手の手番には相手の手札は3枚に、こちらは返して2枚になります。
ここで、相手の手番で相手がガッツを払い、手札を1枚増やすと
相手手札2枚です。こちらも負けじと1枚増やしてみますが、
最後の手札が1枚しかないため、こちらの負けになってしまいます。
ですから、こちらが1枚増やしの手段を持つならば、
相手の手札を「叩くなら折れるまで」で削っておくことで、
こちらの勝利をより明確に作り出すことが出来ます。
もちろん手札を増やすキャラが手札に来なそうならば、
山口の特殊能力で「叩くなら折れるまで」をドロップして
キャラクターで手堅く繋いでも良いでしょう。
ポイントは選択肢がこちらにあるということです。
個人の好みの問題でもあるのですが、
相手に手札を削られて負けるのと、相手を削りにいって、
結果としてうまく削ることができずに負けるのと、
あなたはどちらを選択しますか?という話です。
ま、削られても負けないデッキを組む人が良い選択
なのかも知れないのですけどね。
で、思っていたよりも第三弾「山口忠頂」は強いです。
でも、このカードに頼れるほど強くも無いんですよね。
(特に最終セットとかはあまり強くないです)
でも、なかなか良いカードですので、デッキによっては
初手握りやすい程度の枚数を入れると良いかもしれません。
バボカには先攻後攻決定後の引きなおしがあるので、
このキャラを4枚程度入れておくと、先攻時にかなりの
優位を取れると思いますよ。
2枚とかですと、引き直ししても引けないので、
やはりある程度の枚数は入れたいですね。
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