さて、今日の話も前回の続きです。

師弟では無いのかも知れませんが、「及川徹」「影山飛雄」です。


まずは、サーブといえばこの人と言えるぐらい多彩なサーブを持つ
「及川徹」ですが、まず、プロモ「及川&岩泉」以外、すべての
カードのサーブが威力4です。


サーブ4なんて怖くないよ。怖いのは
「その攻撃まで繋げなきゃ意味無いんだよ」や
「叩くなら折れるまで」で威力5や6にされることだ
という人もいるかもしれませんが、基本的に4サーブは強いです。


確かに、初手はデッキ内にある西谷や夜久を求めて、
手札の引きなおしも可能です。
しかし、2戦目以降はどうでしょうか?
たしかにセットカードを手札に加えるので、
守備カードを引く確率は高くなりますが、
引きなおし可能な初手とは段違いに可能性が変わります。

正直、2戦目に4サーブを打たれると、結構セットを落として
しまうケース、ありますよね。

もちろん、負けるときにちゃんと手札にレシーブ4を残すことが
出来ればいいわけですが、そんなこと出来るならブレイクしない
っていう場面も多く、一筋縄ではいかないのがサーブ4なのです。

そもそも、カード1枚でブロック不可の威力4アタックなので、
弱いわけがないですよね。これが威力3になると、とたんに
守備カードの組み合わせが増えるため、ほぼ問題ないのですが、
やはりサーブ4だけはちゃんと強いのです。



ちなみに、サーブ3を除くと「及川徹」は

第一弾「及川徹N」
第一弾「及川徹R」
第一弾「及川徹S」
スターター「及川徹」
第二弾「及川徹頂」
第三弾「及川徹N」
第三弾「及川徹S」
第三弾「及川徹頂」

と8種類もあり、その能力も多士済々といいましょうか、
ま、一人なんですが、皆異能ぞろいです。

ベースである第一弾「及川徹N」はアタック3持ちで、
第一弾「及川徹R」はガッツ2払いでトス+1(青城専用)、
第二弾「及川徹頂」はガッツ3払いでトス+1、手札削り、
第三弾「及川徹N」は手札ドロップで手札削り、

スターター「及川徹」は専用アクションカードを拾う優秀仕様、
第一弾「及川徹S」は相手の攻撃力減衰
第三弾「及川徹S」は相手の手札1枚削り&シャッフル
(ほぼ青葉専用)とどれを使ってもいい感じです。

さて、最後に残った第三弾「及川徹頂」ですが、このカードは
仲間のカード事故回避用になります。
手札にアタッカーがいない事故で相手に1枚ブロックを許さない
のがこのカードです。


サーブ力を上げるのはあくまでもアクションカードです。
基本的には「及川徹」はあくまでも威力4のサーバーであり、
特殊能力無しでも強いのがこのカード達という事になります。

前回紹介したピンチサーバーの二人が、サーブとアタックの
二局面に使うカードなのに対し、こちらは三局面に使用できる
ため「及川徹」は汎用性も高いです。




これに対し、「影山飛雄」はちょっと違います。
まず、サーブ4キャラはそんなにいません。
ちなみに、サーブが威力4あるのは

第一弾「影山飛雄R」レシーブ3バニラ
第一弾「影山飛雄S」ブロック3バニラ
第二弾「影山飛雄N」アタック3バニラ
第三弾「影山飛雄R」

だけなのです。

また、アクションカードで影山のサーブ力を上げるカードも
無いため、サーブ4が最大値になります。
なので、及川ほどのプレッシャーは相手に与えられない
とも言えます。

では、影山はサーバーとしてはいまいちなのか?
というと決してそんなことは無いと思います。
とくに、烏野の場合、影山と同じぐらい優秀なセッターが
いるため、影山はサブとしてチームを支えれば良いのです。


実際ガッツの消費を考えますと、烏野でデッキを組む場合、
菅原くんが割とガッツを食うため、影山までガッツの消費を
させられない場合も多いです。

であればいっそ影山はガッツを増やすほうにまわして、
サーブ威力をあげ、特殊能力は菅原くんに発揮してもらう
デッキを組むほうが強いのかなと思います。
実際、初戦以外の4サーブのサービスエースは結構
刺さりますよね。


特に、今回は「ワイド移動攻撃」というカードも増えたので、
影山は強い4サーブを打つキャラクターとして活躍してもらい、
威力は「日向翔陽」とアクションカードで出していく方が、
平均的に強いデッキになるかもしれません。


もちろん、こちらはサーブメインとはいきません。
及川と違いサーブ4のキャラクターに制限があるため、
デッキに投入できるカードはいいところ5枚程度に
なってしまうからです。

これでは、初手絶対に握って4サーブとはなりえないですよね。
同時に、4サーブは初手で出しても効果が薄いので、
無理に多投しなくても良いというのもあります。
ですから「影山飛雄」でサーブが強いデッキを組むときは、
サーブ専門的なデッキにはなりえないわけですね。


ちなみに、もう一人サーブの強いキャラクターがいます。
それは第二弾「弧爪研磨R」です。
このキャラクターを使って、音駒でサーブデッキを作るのは
出来なくはないのですが、やはり「影山飛雄」と同様、
サーブが弱い研磨に能力持ちが集中しているため、
そして、他のキャラが研磨の能力に依存しているため、
サーブ特化デッキはちょっと厳しいですね。


というわけで、やはりサーブ特化デッキを作れるのは、
現状では「及川徹」だけ、ただし、サーブ4は強いので、
「弧爪研磨R」や「影山飛雄」を使う場合は、
デッキのアクセントとしてサーブ4も入れておくと、
相手にとっては結構プレッシャーになるというところですね。



ゲームに勝つ場合、サーブはゲーム中に2回から3回行うので、
弱くていい行為ではないですが、手なりで防げてしまうことも
多いため、第二弾環境までは、わりと軽視されていたと思います。
第三弾になって、これが変化してくるのかどうか。
個人的には変化してくると思っていたのですが、どうでしょう?

青葉城西デッキの人気が出ないと、なかなかサーブに対して
意識が変わったりはしないのかも知れませんね。

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