バボカ、愛されキャラに関して、その2と第四弾
2014年9月11日 TCG全般バボカの愛されキャラ「菅原孝支」の誕生理由は
彼が影山のバックアップとして作られたものの、
影山のスペックを抑えようとするあまり、
代わりにこちらに能力を付けざるを得なかったのでは
ないかな?ということだと思います。
第一弾の「菅原孝支」には、基本的に
アタックアップの要素がありません。
第二弾、第三弾にはちゃんと強いものがありますが、
こちらはそこそこ条件が厳しいものになっています。
このため、アタック威力を上げるセッターとしては
いまいち使いにくいです。
また、アタックを上げる要素は影山とかぶるものですし、
影山のアタックアップは基本的に日向専用になっているため、
烏野の他のアタッカーが、先輩なのに強すぎないという、
ゲームバランスに一役かっているので、
必然的に菅原くんのアタックアップはあまりないというのは、
デザイン上も好ましいわけです。
普通のアタッカー日向翔陽+日向にアタックアップをつける影山
=とても強い
強いアタッカーである先輩+日向にアタックアップをつける影山
=普通に強い
普通のアタッカー日向翔陽+アタックアップのない菅原
=普通
強いアタッカーである先輩+アタックアップのない菅原
=普通に強い
とまあ、こんな感じですね。
そして、アタックアップをつけないことが、
彼の特殊能力に関しての盛り込みぶりに拍車をかけます。
というのも原作における彼の立ち位置はスーパーなサーブを
打つわけでも、スーパーなアタックをするわけでもありません。
身長が低くて、ブロックの穴だといわれる始末です。
ですから、バニラで、サーブ4などのカードを用意し、
ごまかすこともできません。
しかし、戦術指揮は高い。
しかもセッターですから、必然的に
戦術的なカードはこの人に負わせようという、
デザイン上の命題も出てきたのだと思います。
青葉城西では、及川徹一人で背負っている部分を
烏野では2キャラに分けてあるわけですね。
それも、2キャラに万遍なくアタックアップと特殊能力を
ただ、分けるのではなく、強いアタックアップは基本的に
影山の担当、強い特殊能力は菅原の担当といった感じです。
というのも、いろいろな特殊能力というのは、できるだけ
複数投入ができないルールになっているカードににかぶせるべし
というのが、カードゲームデザイン上の鉄則だからです。
彼についている特殊能力を見てみましょう。
(第三弾のSだけ省きましたが、このカードは
アクションカードで縛ってありますから汎用性が、、、)
第一弾の頂はほぼ最高レベルの特殊能力です。
2ガッツ払うとアクションカードが拾えます。
第一弾のRもかなり強く、2ガッツ払うと、
ドロップエリアの「西谷夕」「東峰旭」の
どちらかが拾えます。かなり強いですね。
第二弾のNはアタックアップですが、
汎用性が高く、第一弾「及川徹R」と
同等の力があります。
それでいて、ほぼデッキの色を選びません。
第三弾のNは上に乗せるとき発動の能力で、
とても効果的なカードです。
どのデッキにも入れたいカードです。
とまあ、どれも、常にデッキに入れておきたい
レベルの能力ですよね。ですが、これらがすべて、
同名のキャラクターに集まっているため、
多投はできなくなり、結果としてゲームのバランスが
保たれている、、、。
特殊能力というものは放っておいても、ランチェスター
よろしく、乗数的に破壊力が出てしまうものです。
ですから、この威力を制御するもっとも簡潔な方法は、
複数投入できないものにそれらを集中する事です。
バボカにおいては、アクションカードがそうですね。
壊れに近い要素も、アクションカードにしておけば、
とりあえず制御しきれなくなることは避けられます。
トス+2やアタック+3やレシーブ不可などは、
一見壊れ性能に思えますが、アクションカードと紐を
つけておくことで、制御の範囲以内に入るのです。
特に、キャラクターにつけた特殊能力は制御が
難しいため、もし、楽しい能力をつけるなら、
できるだけ同一キャラクターに集中しないと、
まずいことになるわけですね。
バボカにおけるセッターは、数の制御が
しやすいポジションです。アタッカーやレシーバーは、
やりようによっては10枚を超えて投入できますが、
セッターだけはサーバー、ブロッカーとの兼用しか、
能力を最大に生かすことができないため、
壊れ性能を投入しやすいのです。
たとえば、青葉城西の及川徹はほとんど壊れ性能の
塊のようなカード群ですが、セッターであるがゆえに
デッキに投入できる数には限りがあるため、
ゲームバランスを崩していません。
同様に、音駒の弧爪研磨も、かなりの壊れ性能ですが、
こちらも「研磨強すぎ」という声が出ないのは、
やはり彼が(音駒唯一の)セッターだからなのです。
(そういう意味では梟谷高校は楽しみですね)
というわけで、デザイナーさんは意図的に、
「菅原孝支」を優遇して、有用な特殊能力を
つけているのだろうと推察されます。
ですから、おそらく、第四弾、第五弾でも、菅原君が現役で
いる限りは、また特殊でおいしい能力の菅原君が出て、
また「愛されてる」と他のキャラのファンであるバボカの
プレーヤーは、歯噛みすることになるのではないかなと。
でも、これはデザイン上の必然に過ぎず、
決してひいきなどではないのです。
、、、え?「菅原くんが人気キャラだから、
ファンに媚びてるだけだろう?」って?
そんなわけないと思いますよ。ええ、たぶん、きっと。
というのも、ちゃんと割を食っている
人気のありそうなキャラクターもいますからね。
さらに続きます。
ところで、最近「第四弾」の検索でこのページに
たどり着く方々が急増しています。
といっても最新弾での検索は一日五、六件だったのが
十数件に増えたという程度ではありますが。
やはり、第四弾、どうなってんの?という人が
増えだしているんですかね?
この日記では、過去にその話題を扱いましたが、
とりあえず公式が何か書いてくれるまでは、
静観というスタンスで、日記を書き綴って
行こうかなと思っています。
あ、でも、また、こんなカードが欲しいとか
を思いついてしまったら、また書くかもしれません。
以前書いた妄想系でも、とりあえず書いておかないと、
忘れてしまうので。
では。
彼が影山のバックアップとして作られたものの、
影山のスペックを抑えようとするあまり、
代わりにこちらに能力を付けざるを得なかったのでは
ないかな?ということだと思います。
第一弾の「菅原孝支」には、基本的に
アタックアップの要素がありません。
第二弾、第三弾にはちゃんと強いものがありますが、
こちらはそこそこ条件が厳しいものになっています。
このため、アタック威力を上げるセッターとしては
いまいち使いにくいです。
また、アタックを上げる要素は影山とかぶるものですし、
影山のアタックアップは基本的に日向専用になっているため、
烏野の他のアタッカーが、先輩なのに強すぎないという、
ゲームバランスに一役かっているので、
必然的に菅原くんのアタックアップはあまりないというのは、
デザイン上も好ましいわけです。
普通のアタッカー日向翔陽+日向にアタックアップをつける影山
=とても強い
強いアタッカーである先輩+日向にアタックアップをつける影山
=普通に強い
普通のアタッカー日向翔陽+アタックアップのない菅原
=普通
強いアタッカーである先輩+アタックアップのない菅原
=普通に強い
とまあ、こんな感じですね。
そして、アタックアップをつけないことが、
彼の特殊能力に関しての盛り込みぶりに拍車をかけます。
というのも原作における彼の立ち位置はスーパーなサーブを
打つわけでも、スーパーなアタックをするわけでもありません。
身長が低くて、ブロックの穴だといわれる始末です。
ですから、バニラで、サーブ4などのカードを用意し、
ごまかすこともできません。
しかし、戦術指揮は高い。
しかもセッターですから、必然的に
戦術的なカードはこの人に負わせようという、
デザイン上の命題も出てきたのだと思います。
青葉城西では、及川徹一人で背負っている部分を
烏野では2キャラに分けてあるわけですね。
それも、2キャラに万遍なくアタックアップと特殊能力を
ただ、分けるのではなく、強いアタックアップは基本的に
影山の担当、強い特殊能力は菅原の担当といった感じです。
というのも、いろいろな特殊能力というのは、できるだけ
複数投入ができないルールになっているカードににかぶせるべし
というのが、カードゲームデザイン上の鉄則だからです。
彼についている特殊能力を見てみましょう。
(第三弾のSだけ省きましたが、このカードは
アクションカードで縛ってありますから汎用性が、、、)
第一弾の頂はほぼ最高レベルの特殊能力です。
2ガッツ払うとアクションカードが拾えます。
第一弾のRもかなり強く、2ガッツ払うと、
ドロップエリアの「西谷夕」「東峰旭」の
どちらかが拾えます。かなり強いですね。
第二弾のNはアタックアップですが、
汎用性が高く、第一弾「及川徹R」と
同等の力があります。
それでいて、ほぼデッキの色を選びません。
第三弾のNは上に乗せるとき発動の能力で、
とても効果的なカードです。
どのデッキにも入れたいカードです。
とまあ、どれも、常にデッキに入れておきたい
レベルの能力ですよね。ですが、これらがすべて、
同名のキャラクターに集まっているため、
多投はできなくなり、結果としてゲームのバランスが
保たれている、、、。
特殊能力というものは放っておいても、ランチェスター
よろしく、乗数的に破壊力が出てしまうものです。
ですから、この威力を制御するもっとも簡潔な方法は、
複数投入できないものにそれらを集中する事です。
バボカにおいては、アクションカードがそうですね。
壊れに近い要素も、アクションカードにしておけば、
とりあえず制御しきれなくなることは避けられます。
トス+2やアタック+3やレシーブ不可などは、
一見壊れ性能に思えますが、アクションカードと紐を
つけておくことで、制御の範囲以内に入るのです。
特に、キャラクターにつけた特殊能力は制御が
難しいため、もし、楽しい能力をつけるなら、
できるだけ同一キャラクターに集中しないと、
まずいことになるわけですね。
バボカにおけるセッターは、数の制御が
しやすいポジションです。アタッカーやレシーバーは、
やりようによっては10枚を超えて投入できますが、
セッターだけはサーバー、ブロッカーとの兼用しか、
能力を最大に生かすことができないため、
壊れ性能を投入しやすいのです。
たとえば、青葉城西の及川徹はほとんど壊れ性能の
塊のようなカード群ですが、セッターであるがゆえに
デッキに投入できる数には限りがあるため、
ゲームバランスを崩していません。
同様に、音駒の弧爪研磨も、かなりの壊れ性能ですが、
こちらも「研磨強すぎ」という声が出ないのは、
やはり彼が(音駒唯一の)セッターだからなのです。
(そういう意味では梟谷高校は楽しみですね)
というわけで、デザイナーさんは意図的に、
「菅原孝支」を優遇して、有用な特殊能力を
つけているのだろうと推察されます。
ですから、おそらく、第四弾、第五弾でも、菅原君が現役で
いる限りは、また特殊でおいしい能力の菅原君が出て、
また「愛されてる」と他のキャラのファンであるバボカの
プレーヤーは、歯噛みすることになるのではないかなと。
でも、これはデザイン上の必然に過ぎず、
決してひいきなどではないのです。
、、、え?「菅原くんが人気キャラだから、
ファンに媚びてるだけだろう?」って?
そんなわけないと思いますよ。ええ、たぶん、きっと。
というのも、ちゃんと割を食っている
人気のありそうなキャラクターもいますからね。
さらに続きます。
ところで、最近「第四弾」の検索でこのページに
たどり着く方々が急増しています。
といっても最新弾での検索は一日五、六件だったのが
十数件に増えたという程度ではありますが。
やはり、第四弾、どうなってんの?という人が
増えだしているんですかね?
この日記では、過去にその話題を扱いましたが、
とりあえず公式が何か書いてくれるまでは、
静観というスタンスで、日記を書き綴って
行こうかなと思っています。
あ、でも、また、こんなカードが欲しいとか
を思いついてしまったら、また書くかもしれません。
以前書いた妄想系でも、とりあえず書いておかないと、
忘れてしまうので。
では。
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