割を食っているであろう人気のキャラクター筆頭は
「月島蛍」です。
ゲームバランス上、月島君を強く設定しにくい理由は、
日向翔陽にあります。


このゲームの場合、「テカチュウ」のように主人公
クラスでありながら弱くてもOKとはいきません。
やはり、日向翔陽はある程度強くないとまずいのですが、
そのため、同チームのアタッカーである月島蛍は
強いキャラクターデザインがしにくくなっています。

もちろん、アタッカーでもありブロッカーでもあり、
レシーバーでもあるので、そもそも強い能力は
割り振れないのですが、それにしてもあまりにかわいそうな
能力ばかりが割り振られています。


第三弾「月島蛍頂」はアクションカードの紐がつけられた
特殊能力です。青根くんとの違いがありすぎますね。
せめて「アクションカード使用時」の条件を、
「ブロック6以上の時」に変えてくれていれば、
使い物になるのに、、、。


第三弾「月島蛍N」は「月島の上で2ガッツ払ったら」
ではなく「2枚までで、月島を払った数だけアタックアップ」
だったら使えたのに、第一弾日向Sを踏み台にできないとか。
もしくはせめて3+1ですよね。


「考えているのは君だけじゃない」のアクションカードも、
使用条件が異常にきついのに、効果があまりに小さいです。
せめて、書かれているレシーブ5ではなく、結果として
6以上のレシーブができないぐらいにはして欲しかったなと。
(このカードに関しては今後レシーブの基準が5になると
いう期待はしていますが、現状、ほぼ意味がないですよね)



もちろん、スターター「月島蛍」は弱くないし、
第二弾「月島蛍R」と第二弾「月島蛍N」は強いです。

ですが、日向を押しのけてまで入れるカードかと言うと
どうなのかなと言うレベルですよね。
特に第三弾「月島蛍」は嫌われてるの?と言われても
仕方ないレベルの頂カードです。



もっとも、東峰旭、田中龍之介も烏野のアタッカーゆえに
頂カードが弱いという憂き目にあっているわけで、
月島の人気をもってしてもその列に並ばされたということを
公平に見てみると、やはり菅原が強いのはデザイン上の
問題であって、ひいきではないということがわかります。


ちなみに、名前の出た東峰旭は、とても強いカードにできる
代わりに、つねにアクションカードの紐がついて回っています。
まるで、単体では強くさせないという何者かの意思を感じますね。

第二弾「東峰旭R」と第三弾「東峰旭S」はともに強いのですが、
アクションカードの制約がきつく、その能力を弱められています。
第一弾も「打ち切ってこそエース」という強いカードがあったのですが、
一枚しか使えないという制約で縛られていましたし。


田中龍之介は、第一弾「田中龍之介S」のインパクトが強すぎて、
他のカードが霞んでいますね。
第二弾の頂も第三弾のカードも悪くはないですが、
これなら第一弾「田中龍之介S」を入れるかな?という性能ですし。

彼には「下手糞上等」という素晴らしいカードがあるので、
どうしてもアタックだけではなく、レシーブとブロックが
そこそこあることを求めてしまうのですよね。
その点、弾を重ねるたびに数字が小さくなっていくのは、
厳しいものがありますよね。



というわけで、人気キャラの菅原孝支や及川徹が
優遇されているのではなく、セッターであるがゆえに、
そこに特殊能力が集中している、、、とまぁ、
そういうことなのだと思います。




ちなみに、このゲームにいる真の愛されキャラは、
西谷夕かな?と最初は思っていました。
本当に多彩すぎる上に、有効なアクションカードが
二枚(後ろには俺たちがいると背中は俺が護ってやるぜ)も
あり、どこからでも守備ができるのは強いですよね。

ですが、このリベロというのもやはり、
強くしても問題の起こりにくいカードなのです。
まず、アタッカーとしては非常に使いにくい上、
サーブエリアに登場させられないため、
セッターと同じぐらい多投が困難なカードなのです。
(それゆえ、少ないリベロの枚数を補うことができる、
「背中は俺が護ってやるぜ」は強いですよね)。
ですから、リベロというポジションのキャラクターは
当然特殊能力が入れやすい場所でもあるわけです。



でありますから、西谷も優遇されているのではなく、
リベロだから特殊な行動がふりやすいというわけです。
むしろリベロなのに強い能力をもらっていない、
他の高校のリベロたちのほうが問題なのかもしれません。

また、この点、割を食っているのが、各高校のリベロ以外の
レシーブ4キャラです。

特殊能力のないものも多いですが、あってもなかなか
強力なものは入れられませんし、強力にした場合、
相当な制約をつけさせられています。
第二弾「福永招平N」の3ガッツ払って本人移動は
その最たる例でしょう。


彼らにほぼ強い特殊能力がない理由は、
彼らが多投出来うるキャラクターカードだからです。
同時に強力な能力もちは、必ずレシーブか
アタックが極端に低くされています。


不遇キャラは他にもたくさんいますが、
それぞれ不遇なのにはわけがあるので、
自分の好きなキャラがいまいち活躍しないとしても、
デザイナーさんを恨まないであげてください。

もっとも、バボカは不遇キャラでもかなり
活躍できる機会がある方のゲームだと思います。
「木下」「成田」や「芝山」「犬岡」だって
使い方次第でいかようにも光らせることができます。

他のゲームですと環境に存在していることすら
忘れ去られているようなカードが多数なんてことは
日常茶飯事なので。


本当に、どのキャラも愛されているなと思います。

、、、あ、池尻君は、現状ちょっと厳しいかも。



これに対し、アクションカードは格差が激しいですね。
なんというか、愛されてないアクションカードが
結構ありまして、どうしてこのカード?というものが、
かなり多いなと思います。

実際、一定のカード以外、アクションカードって
見ないと思いませんか?


「澤村君ちょっといいかな」
「君らは強く強くなるんだな」
「次は全国で会おうぜ」
「もう一回俺にトスあげてくれ」
「あ、コイツ食えないタイプの奴だ」
「よーしそれじゃぁやるか」
「烏野にだって壁はあるんです」
、、、。


これらは、正直、晒されているデッキに入っていのを
見たことがないですし、他にもこれはどう使うのだろう?
というカードがなぜかアクションカードには多いです。
キャラクターたちは愛されてるのに、アクションカードは
なんでこんな感じなんでしょうね?

自分で使っているアクションカードをみてびっくりですが、
及川のアクションカードと日向のアクションカードと、
西谷のアクションカードと清水のアクションカードだけで
全体の八割を占めているという事実。

残りの二割は田中などのカードなので、自分の使用する
アクションカードって偏ってるなとは思います。

、、、あ、一人時間差と音駒の監督カード忘れてた。


でも、まぁ、かなり偏ったカードのみで遊んでいるのも
事実です。いや、やはり汎用性の高いカードは
本当にいろいろ使えるので、、、。
烏野のマネなんて、ほぼすべてのデッキに入っても
おかしくない性能ですしね。


、、、。


、、、そうか一番の愛されキャラは、清水さんだったんだ。


では。

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