いや、ドSっぽいキャラクターばかり選んでいる
わけではないですよ。
なんだか「月島」「影山」「及川」と続いていますが。




本日のSキャラは「及川徹」です。
第一弾、第三弾と2タイプいるわけですが、
どちらもとても強力なサーバーです。
ちなみに、この「及川徹S」に関しては、
共にドS極まりないカードと言っていいですね。


第一弾「及川徹S」はトスも出来るカードですが、
サーブを打つとき、相手の返球のアタックの威力を
-2します。サーブはブロックできないので、
相手のアタック威力は必ず-2されるわけです。

つまり、このサーブからの最初の1枚ブロックは
ほぼ成功を保証されているといっても良いでしょう。
つまり、初手サーブを打つ不利がなくなってしまう
とても強いカードという事が出来ます。


もちろん効果的には初手以外でも、サーブを打てば
兎に角相手にプレッシャーがかかるので、
何枚あっても困らないカードと言えます。

ただし、アタック0ブロック0のカードなので、
サーブ時とトス時以外まったく役に立たないため、
このカードを10枚というわけにはいきません。
体感的には最大5枚までというところだと思います。



ちなみに、このカードが欲しい場合、
現在のシングル相場が高いので、第一弾の
拡張パックを剥きながらの方が効率がよさそうです。
第一弾「菅原孝支頂」を狙いながらですかね。


確かに強いカードではありますが、価格が高いのは
やはりコレクターさんの効果ですかね?
見た目的にもなかなか良いカードなので、
(悪そうな及川の絵なので)地道に当てていく方が
良いかな?と思います。





さて、第三弾「及川徹S」もほぼサーブ用の
カードになっています。
そしてその特殊能力も強力です。
たた、こちらは初手に握ると効果的でないカードなので、
デッキ投入枚数が難しいです。

最初のサーバーが青葉城西のカードでなくてはならず、
2回目のサーブからしか効果を発揮できません。
しかし、2回目のサーブ時には握っておきたいカードで
あるので、少なくしてしまうと効果的ではないのです。


結論から言うと、このカードはたくさん入れてしまって
デッキを特化させるほうが使いやすいといえます。
というのも、2回目にこのカードでサーブを打つ事が
出来たときの効果がとても大きいからです。

確かにカードテキスト的にはレシーブ0、ブロック0
アタック1のため、手札にだぶつくと致命的です。
ですが、その不利を補って余りあるのが、
その特殊能力です。


サーブエリアで青葉城西のキャラクターの上に出た時、
相手の手札を6枚にした上、手札を強制シャッフルです。

バボカの場合、負けるときにブレイクを宣言する場合、
自分の手札が次に繋がるようにしながらブレイクを
宣言するのが普通です。

なぜなら、そうすれば、セットカードで手札が
増えるのとあいまって、かなり有利な体制で、
次のセットを迎えることが出来るからです。

強いアタックが取れないで負けた場合、
手札に2レシーブのカードと4レシーブのカードが
あるならば、2レシーブのカードをレシーブエリアに
出した上で、メインステップ中にブレイクを
宣言して巻けることが出来ます。

そうすれば、次のターンの手札回復も増えますし、
レシーブ4のカードもキープできているため、
相手の強いサーブも受けやすいです。
ですから、普通のプレーヤーは、負け状況でも
すぐにブレイクを宣言せずに、やれるところまでやって、
自分に都合のいい手札状況で終わらせています。


ところが、このカードによる特殊能力は、
それをすべて手札に戻し、七枚あった手札を六枚にします。
相手の圧倒的有利状況を、ちょっと有利なだけの
状況にするわけです。

しかも、こちらは最低でもサーブ4、うまくすれば
それ以上の威力でサーブできるのに対し、相手は完全に
手札がランダムになるため、レシーバー少な目での
守備組織で構成されているデッキは、
山札から六枚引いたとき、かなりの確率で
第三弾「及川徹S」のサーブを受けきれないわけです。


そもそも、初手で4サーブを難なく受けきれるのは、
初手だけに許された手札交換の機会があるからです。
もし、守備カードが30%しか入っていない山札が、
残20枚であれば、そこからうまく守備カードを
引けない確率は12%ほどもあります。

さらにこれがサーブ5であれば、6割ぐらいの
確率でしかサーブ5を受けられないでしょう。


相手からすると、デッキ内部の残カードの構成比まで
考えながら戦わなくてはならないので、
大きな圧力になるカードだといえますよね。


1戦目には出来ればもっていたくない、かつ、
サーブ2回目には握っていたいカードなので、
デッキに6枚投入するといいカードなのかなと
思います。

もちろん引けたらラッキーという考え方で、
少なく入れる方法もありますから、
配分はお好みなのですけどね。
(今後、デッキサーチカードが出たら大化けする
カードという気がします)。





どちらも、キャラクターカードの特殊能力が
相手にとって痛い所を確実についていくため、
本当に要警戒のキャラクターです。

この二枚の存在を無視してデッキを組むと、
結構痛い目にあうので、対策もちゃんと立てて
おきましょう。

つまりは、手札を回復する手段をデッキに仕込む
必要がありますよということです。
高火力ばかりに目が行くと、手札差でやられますが、
この二枚はまさにそこを狙ってくるカードです。



青葉城西を使うなら、ぜひ使ってみたいカード
それが「及川徹S」ですね。






コメント

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索