バボカ、デッキに制約をつける
2014年10月29日 TCG全般先日話したスターターデッキというのは、どんな相手にも
万遍なく戦える半面、特にこのようなデッキに対して強い
というような狙った強さはないです。
カードゲームにおける強さというのは、
組み合わせの妙にあるものだと思うのですが、
スターターはここからいろいろ考えてもらうために、
おかしな組み合わせはあまりないですね。
たとえば、烏野デッキであるなら、
守備的アクションカードは「期待してる」よりも、
「下手糞上等」の方が便利な気がしますよね。
ただ、この場合守備陣は「田中龍之介」と
一年生で行うのがある程度の最適解になります。
つまり、デッキに制約をつけることで、
強いカードが使用可能になるわけですね。
ちなみに、「下手糞上等」は、これまではレシーブの
下手な一年生と田中用のカードとして使われて
(最大レシーブは3)来ましたが、第4弾では
もしかすると、レシーブ4の田中とともに、守備用の
カードとして使われるようになるかもしれません。
レシーブ4の田中は安定した守備力がありながら、
さらにレシーブ6、8へと対応していくので、
結構強いカードになりそうですね。
「下手糞上等」は「フンヌァァァ」に比べ
カードが1枚引ける点、重ねがけが可能な点が
強いですし、意外と烏野の守備の軸になったり
するかもしれません?
話は戻しまして、デッキを烏野キャラだけにする
という制約をつけるならば、菅原孝支の特殊能力も
使いやすくなります。
とくに第一弾の「菅原孝支頂」が使用可能になるので、
ゲーム運びがとても楽になります。
もちろん、その代わりに「大王様」や「弧爪研磨」は
使えなくなりますが、それにあたう価値ある制約と
いえると思います。
逆に、音駒の場合、意外に制約のあるものは少なく、
いろいろな組み合わせが楽しめるというのが、
弧爪研磨だったりします。
第4弾の頂は制約だらけのカードですが、
スターター弧爪研磨などはどのデッキにも
入れられる汎用性がポイントです。
烏野で制約をかけるカードとして、
アクションカードの「烏野ファイ、オース」が
出ることになっていますが、このカードの場合、
デッキの構成にすら制約がかかるので、
(構成に制約をかけないと弱すぎるので)
効果は結構強いものになっています。
一般的には、高校を縛ることで強いデッキが
組みやすく、伊達工業のように、「まさに鉄壁か」
を一番良い状態で機能させるためにも、
ほぼ伊達工業一色で組むと良いというケースが
ほとんどであると思います。
他にも、「後ろは俺が護ってやるぜ」を使うために、
リベロを多めに入れる構築や、第一弾「嶋田誠R」の
特殊能力を避けるために、第一弾「渡親治」を
多めに入れるなどという行為も一種の制約ですね。
他にも、セッターは影山だけや、アタッカーは
日向だけなど、いろいろな制約を設けることで、
アクションカードを効率よく使用する限界を引出し、
デッキの潜在力を高めることが可能です。
当然、失敗時、事故時のリスクも大きいわけですが、
勝てないと意味がないので、ある程度厳しい
制約をデッキにかして戦うのが一つのバボカの楽しみ方
だと思います。
スターターからはじめまして、拡張パックのカードを
追加するにあたり、出てきたカードをただ追加する
のではなく、そのカードの特徴が現在のデッキに
あっているのかどうかの指標としてこれらの制約を
使えば、自然とデッキを強くする方向に役立つと思います。
音駒デッキには烏野キャラを極力入れないなどを
実行するだけで、自然にシナジーが発生していくので、
気に入った効果が出てきたら、それを残し、
つまずくならそれを外して、制約通りのカードと
入れ替えていくだけで、難しいデッキづくりなんて
知らなくても、意外と簡単にデッキは作れます。
この辺の気楽さもバボカの特徴だと思います。
拡張バックを少量ずつあけながらの強化は、
他のゲームに比べ、バボカはやりやすいですね。
(ガチゲームではないという理由もありますが)
では。
コメント