というわけで、二ヶ月お休みした日記を再開いたしました。
なんと去年は煩悩の数だけ日記を書いていたようです。
ちょうど108エントリーとは。

で、今年はどうしようかなと考えているわけですが、
やはり、新弾が毎月出ているときと違い、
ほぼ毎日更新は無理があったかなということで、
これからは週二~三回の更新でそこそこな感じに
がんばっていこうかなと思っています。


新年早々のサボり宣言ですね。






今回、第四弾が発売されたわけですが、
環境を支配する目玉カードは今のところの印象では、
第四弾「岩泉一頂」ということになるのかなと思っています。

第三弾で、環境に対する強い支配力を発揮していたのは、
及川徹系カードによる手札削りだったわけですが、
(でも強かったのは烏野の爽やかセッターでした)
このカード群に対しての超強力助っ人が第四弾「岩泉一頂」です。

第三弾までのカードプールでは、第一弾「菅原孝支頂」VS
及川徹系カードによる手札削りという側面が強く打ち出されていて、
若干、第一弾「菅原孝支頂」側が有利という状況でした。
やはり、この状況を変えるカードが必要だという判断でしょうか?




第四弾「岩泉一頂」の特殊能力のテキストは、
このキャラがアタックエリアに出た時、自分のレシーブキャラと
トスキャラが青葉城西の場合、2ガッツを払ってもよい。そうした場合、
次の相手のターン、相手はカードを手札に加えられない。
(デッキからカードを引くこともできない)
です。



この能力は完全にアンチ第一弾「菅原孝支頂」です。
手札を回復しながら絶対的有利を手放さないのが、烏野の手札回復系
耐久デッキであって、その中心カードが第一弾「菅原孝支頂」でした。
このカードでドロップやガッツから手札を増やすのが、
手札回復系デッキの肝だったわけですが、第四弾「岩泉一頂」の
特殊能力はそれを阻害するものです。


まず、戦うカードが青葉城西で組まれている方が威力を発揮しやすいのが、
この第四弾「岩泉一頂」の特徴です。ただし、最悪サーブやブロックは
他校の生徒でも機能しますし、ドロップに捨てるカードも
他校生であってもかまわないというテキストになっています。


つまり、烏野高校女子バレー部の主将である、
女子高生のカードがデッキに数枚含まれていても、
おそらく問題なく機能することが出来るテキストです。

「すべて青葉城西ならば」と書かれていたならば、
女子高生のカードでサーブを打ってしまうと機能不全に陥るため、
このカードの威力も限定的であったと思うのですが、
このテキストであれば、問題なく第四弾「岩泉一頂」と
第四弾「道宮結N」を併用できます。



なぜ、第四弾「岩泉一頂」デッキで第四弾「道宮結N」を
使用したいのかと言いますと、第四弾「岩泉一頂」を
メインにすえた青葉城西デッキでは、アクションカードを
出来るだけ守備に振りたくないからです。

元々、青葉城西のレシーバーは他校に比べ若干守備力が低いです。
その代わりにサーブとトスが強いのが特徴であるわけです。

ですから今までですと、「信じてるよお前ら」を1枚2枚入れて、
守備力の底上げをするということで、攻撃系のアクションカードを
入れるスペースを減らしてでも守備を安定させざるを
得なかったのですが、第四弾「道宮結N」を数枚入れることで、
「信じてるよお前ら」をいれずに戦うことも可能です。

つまり、第四弾「道宮結N」を数枚入れることによって
アクションカードをすべて攻撃に振るという尖った
第四弾ならではの青葉城西デッキの構築が可能になるわけです。




ちょっと横道にそれてしまいました。
で、第四弾「岩泉一頂」の強さですが、まずはこのカードの
特殊能力の汎用性の高さがポイントです。
「デッキからカードを引くこと”も”できない!!」


次の相手のターン、相手はカードを手札に加えられない。
デッキからカードを引くこともできない、ということは、
まず、相手のドローフェイズでのドローステップが無効化され、
特殊能力によるカードを手札に加えるという行為がすべて
効かなくなり、アクションカードによるドローや
ドロップカードを手札に加える系統の効果も無効化されます。

さらには、伊達工業のブロック時に手札が増えるアクションや、
烏野の下手糞上等によるブロック時の手札維持も出来ません。

「がんばれ」の無効化、「今度は最強の味方」も無効化。
アクションエリアのアクションカードを手に入れる
第一弾「菅原孝支頂」の特殊能力も使えません。
もちろん、第一弾「澤村大地R」や第二弾「海信行N」などの
ガッツを払って山札を引くことも出来ません。

当然ですが、高速デッキである町内会デッキの基本戦略も
ある程度は崩しにいけますね。


と、ここまで考えただけでも強いカードである事は間違いない
ですね。しかも発動条件は、アタックエリアに出す事と
レシーブ、トスが青葉城西のキャラである事、
そしてたったの2ガッツの支払いでよいという事ですから、
弱いわけは無いです。


ごくノーマルな状況を考えて見ましょう。


サーブ権をとった場合はいつもの強力なサーブからの
「叩くなら折れるまで」+ブロックでOKです。

サーブ権をとられた場合、相手の手札は5枚、
三枚、一枚と減っていきますが、1枚の時には
ガッツが2枚溜まっているため、手札回復系のアクション
カードや手札補充系の特殊能力で相手に耐えられて
しまうことが多いわけです。


このときこちらの最後のアタックが第四弾「岩泉一頂」
でアタック威力が4以上あれば、そのままサクッと、
一本目を取ることが出来ますね。


威力8や威力9を出して取っても、第四弾「岩泉一頂」
のように相手の手札回復を止めて取っても、
まさに「どっちだって同じ一点だ」なわけです。
原作の雰囲気が味わえる点はとても良いカードですね。



ただ、ちょっと強すぎるかも、とも思います。
(あくまでも初期の感想ですから今後使っていくと
どうなるかはまだまだ検証しないとですが)



山札を消費しにくい耐久デッキつぶしは良いと思うのですが、
山札をバンバン消費する高速デッキに対しても、
それなりに有効であるというのは、バランス的にどうなりますか?
まだ、第四弾環境が始まったばかりなので、色々と変化が
出てくるとは思いますが、とりあえずどのタイプのデッキも、
第四弾「岩泉一頂」対策だけは絶対に必要になると思います。


第三弾で、すべてのデッキに「叩くなら折れるまで」対策が
必要であったのと同じく、今回も青葉城西のカードが、
環境の形成に一役買うのでしょうか?


非常に楽しみですね。




コメント

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索