バボカ、全部力だけでへし折っていく、その三

さて、前回は第一弾「菅原孝支頂」を使用しない
デッキを組んだのですが、使用するとしたら
どのようにすれば良さそうでしょうか？

ポイントはサーブキャラの入れ替えと、
アタックエリアの第四弾「牛島若利Ｓ」を
どのようにするかです。

まず第四弾「牛島若利Ｓ」に関しては、
前のターンで確実にデッキのガッツに沈めて、
ちゃんと烏野のアタッカーでアタックをする
ということが基本になります。


ただ、当然ですが、流れの中で第四弾「牛島若利Ｓ」が
アタックを打つ場面も結構あるわけですから、
その状況をいかに処理できるようにデッキを組んでおくか、
これもポイントになってきます。

さて、アタックエリアの第四弾「牛島若利Ｓ」を
トスまでのタイミングで無理やり別の烏野キャラに
する手段はあるのでしょうか？


アクションカード｢点は俺達が取り返す｣は、
アタック時に使用するカードですからここでは使えません。
「次は全国で会おうぜ」も同様です。
相手が勇者ヒナタでわざわざ第四弾「牛島若利Ｓ」を
どかしてくれるかも知れませんが、あまりにも
運の要素が強すぎます。




、、、。

というわけで、どうやら第四弾「山口忠Ｎ」の出番
のようです。

このカードの面白いところはメインステップであれば、
ドローフェイズでもレシーブフェイズでも
どこでも使用できます。
つまり、レシーブフェイズのメインステップで
このカードを使用すれば、第一弾「菅原孝支頂」を
使用するまでのタイミングで第四弾「牛島若利Ｓ」を
「月島蛍」と取り替えることが可能です。


第四弾「牛島若利Ｓ」のアタックポイントは４ですから、
このカードの効果を受けることが可能ですね。
やはりアタック４－２は２＋２よりも便利ですね。


とはいえ、手札を１枚減らしてしまうので、それほど
強い行動とは言えないのですが、ここでもうひとつの
サーブエリアの状況改善に目を向けてみましょう。



リベロはほぼサーブが出来ないこのゲームにおいて、
手札に西谷×２、弧爪×２、牛島×２の場合、
どうしても弧爪か牛島でサーブを打つしかないですよね。

こうなってしまうといくらガッツが溜まっていても、
なかなか第一弾「菅原孝支頂」を使用できず、
ずるずる負けパターンにはまることも多いわけです。

そこで、ほんの少しだけデッキの柔軟性を増すために、
第三弾「山口忠頂」＆「自分も戦えるって証明しろ」
をデッキに投入してみましょう。


うまく初手サーブ時に第三弾「山口忠頂」がくれば、
手札が増えるのでラッキーですし、
第四弾「牛島若利Ｓ」の特殊能力で
第三弾「山口忠頂」をドロップエリアに置いておけば、
「自分も戦えるって証明しろ」で手札も増えます。

このとき、サーブエリアのカードを烏野の
キャラクターで書き換えることが可能なため、
第一弾「菅原孝支頂」の運用がスムーズになります。

「自分も戦えるって証明しろ」を引かなくては
いけないので絶対ではないのですが、このギミックが
加わることでかなり戦いやすくなっています。


最初に示した第四弾「山口忠Ｎ」も
「自分も戦えるって証明しろ」も、ともに
状況を劇的に改善するわけではありません。
ですが、あると微妙に便利なので、状況改善の
確率を少し上げるために入れておくと良い
ギミックだと思います。


ちなみに、サーブエリアが「弧爪研磨」で、
アタックエリアに第四弾「牛島若利Ｓ」がある
最悪の盤面からでも、第四弾「山口忠Ｎ」と
「自分も戦えるって証明しろ」があれば、
（月島蛍がアタックエリアのガッツなら）
ドロップエリアに何も無くても、いきなり
第一弾「菅原孝支頂」が使用できる状況になるので、
気持ちいいですよ。


アタックエリア１１枚
第二弾「月島蛍Ｒ」×３
第三弾「山口忠頂」×３
第四弾「牛島若利Ｓ」×４
第四弾「山口忠Ｎ」×１



トスエリア１０枚
第一弾「菅原孝支頂」×３
スターター「弧爪研磨」×５
第三弾「菅原孝支Ｎ」×２



レシーブエリア８枚
第一弾「澤村大地Ｒ」×１
第一弾「西谷夕Ｒ」×３
第二弾「澤村大地頂」×３
第二弾「西谷夕Ｒ」×１



特殊枠３枚
第四弾「道宮結Ｎ」×３



アクションカード
「全部力だけでへし折っていく」×３
「がんばれ」×１
「後ろには俺達がいる」×２
「自分も戦えるって証明しろ」×２



基本的にはガッツが貯めたいデッキなので、
特殊枠は第四弾「道宮結Ｎ」にしています。
というのも、スターター「弧爪研磨」の
レシーブ力は３なので、いざというときに
スターター「縁下力」よりも便利です。


その分ブロック力は落ちますが、
ブロック力は第二弾「月島蛍Ｒ」を
スターター「弧爪研磨」で常に表面に
キープしながらいつでもやれるという
体勢だけはとっておきます。

というのも、このデッキのレシーバー枠以外の
キャラクターのブロック力は２なので、
２＋２は４のブロックがかけやすく、
第四弾「岩泉一頂」に対して戦えなくもないです。

投入枚数は抑えていても、かなりの攻撃型デッキに
なりますので、ぜひお試しください。
やはり、アタック４＋３は強いということが
実感できるかと思います。

実際、もう少し第四弾「牛島若利Ｓ」と
「全部力だけでへし折っていく」を減らしても、
スターター「弧爪研磨」があれば戦えてしまう
感じがあるので、調整してみてください。