バボカ、伊達工業の鉄壁、第四弾「青根高伸S」
2015年2月17日 TCG全般第三弾まででも、接待デッキとして
とても楽しく遊べていた伊達工業ですが、
今回の第四弾のカードの追加でどのように
変化したのでしょう?
まずは第四弾「岩泉一頂」の出現によって、
初手からの手札増やしが重要になりました。
逆に言うと、普通にブロックをしていれば、
従来と特に変わることは無いとも言えます。
このカードの出現によって影響を受けるのは、
主にアクションカードです。
というのも、伊達工業用のアクションカードの
ほとんどがドローを一枚出来ることで、
手札が減らない配慮がされています。
「最強の防御で最強の攻撃それがブロック」
「まさに鉄壁か」
「日向が光れば光るほど相手のブロックは目がくらむのさ」
「背中は俺が護ってやるぜ」
「鉄壁は俺たち全員で鉄壁だ」
いずれも山札のカードを引く効果があります。
ブロックによるドローはないため、影響は限定的ですが、
微妙に刺さるので、第四弾「岩泉一頂」相手を
得意としているわけではないです。
また、ブロック無効をされるとちょっと辛いのは
相変わらずですね。
さて、伊達工業の場合、相手のブロック不能を
無効化しに行くか、それとも捨て置くか、
ここがデッキを作るうえでの重要なポイントになります。
そして無効化しにいくカードを色々出してきたのが、
第四弾「二口堅治S」や「鉄壁は俺たち全員で鉄壁だ」に
あらわれていると思います。
これらのカードは相手のアクションカードのうち、
アタックのメインフェイズで使用する、
ブロック不能アクションカードを阻害するためのものです。
第一弾「日向翔陽S」や第四弾「日向翔陽頂」相手には
効果的ではないのですが、試合を決めに行くときは
強いカードなので、デッキに少量は投入しても良さそうです。
たくさん入れすぎると相手がブロック不能をしてこないときに、
無駄が多くなるのでご注意ください。
また、基本的にはブロックだけでなくレシーブも
出来るように組んだほうが、伊達工業単色デッキでは
良さそうな気がしますよね。
というのは、伊達工デッキにありがちなのはブロックの
し過ぎによる息切れです。
ここに、第四弾「青根高伸S」を入れますと、
ますます息切れスピードが加速します。
この第四弾「青根高伸S」というカードは、
伊達工業のキャラクターカードを一枚ドロップすることで
アクションエリアのアクションカードを
手札に加えることができる優れたカードです。
ただし、先ほども述べたように伊達工業が使う、
アクションカードはドローが付いており、
しかも特殊能力の発動条件が「キャラクターカードを
一枚捨てる」なわけですから、山札がどんどん減ります。
初見強すぎるカードかと思いましたが、
意外にどうしてバランスの取れている良カードでした。
とはいえ、やはりアクションカードを使いまわせる
その能力自体は弱いわけが無いわけですから、
どうやって使うのが良さそうか考えてみました。
ポイントは、アクションカードを拾うときに
手札のキャラクターカードを1枚捨てるということ。
そして、ブロックしながら使うということです。
つまり、このカードの価値を最大化することのみを
目標とするのであれば、拾ったカードが手札を最低
一枚増やし、かつプラスの効果があればOKです。
出来れば手札増やしは山札からではなく、ドロップの
カードやガッツから引くカードですと効果が高いですね。
まず最初に考えられるのは、「がんばれ」です。
伊達工業は、トスエリア、アタックエリアのガッツが
溜まってしまう傾向にあるため、このガッツ自体は
ドロップにあるのとほぼ等価です。
ですからここにあるカードを再利用できるのであれば、
1枚キャラクターを捨てて、2枚のキャラクターを
手に入れることが出来ます。
おそらく、ただで1回3ブロックが出来るぐらいの感覚です。
次に伊達工業ならではの理由で有効なのが、
「背中は俺が護ってやるぜ」です。
というのもこのチームには第三弾「作並浩輔N」という
優秀なリベロがいるため、レシーブエリアに
ガッツが溜まることはつねにプラスに働きます。
また、守備力を1あげてくれること、ドロップエリアの
第三弾「作並浩輔N」を使うことも、
第四弾「青根高伸S」との組み合わせとしては良いですね。
そして、最後に当然ですが、
「最強の防御で最強の攻撃それがブロック」は
第四弾「青根高伸S」との組み合わせとしては、
有効なアクションカードです。
手札、第三弾「二口堅治R」第三弾「鎌先靖志N」、
「伊達工業の誰か」、第四弾「青根高伸S」であれば、
ドロップエリアから「最強の防御で最強の攻撃それがブロック」
を拾っての7アタック攻撃が完成します。
「最強の防御で最強の攻撃それがブロック」を多投せずに、
この攻撃が何度も試せるというのはかなりの脅威なので、
ぜひお試しください。
デッキを作る場合。
いろいろやってみたのですが、
伊達工業のデッキはバランスが重要で、
やりたいことは色々ありますが、それをある程度
我慢する形が、現状良さそうだなと感じています。
というのは、「最強の防御で最強の攻撃それがブロック」
による10ブロック7反撃や「まさに鉄壁か」による
手札大量増やしなど、デッキの組み方次第で、
必然的にその状況になるデッキは組めます。
しかし、それをやらないほうが強いみたいなのですよね。
第四弾の伊達工業デッキは特化型ではなく、
ある意味オールラウンダーというか、器用貧乏というか。
でも、そういった組み方の方がより遊べる感じがあります。
というわけで、まずはレシピです。
アタックエリア12枚
第三弾「青根高伸R」×2
第四弾「青根高伸S」×5
第三弾「鎌先靖志N」×3
第三弾「二口堅治R」×1
第四弾「二口堅治S」×1
トスエリア7枚
第三弾「茂庭要N」×7
レシーブエリア9枚
第三弾「作並浩輔N」×6
第三弾「笹谷武仁N」×3
特殊枠4枚
第三弾「小原豊N」×4
アクションカード8枚
「最強の防御で最強の攻撃それがブロック」×2
「まさに鉄壁か」×2
「背中は俺が護ってやるぜ」×2
「がんばれ」×2
まず、分かりやすいアクションカードからなのですが、
とりあえず第四弾の伊達工業は相手にブロックをされても
それほど困らないため、
「日向が光れば光るほど相手のブロックは目がくらむのさ」
は使わなくても良さそうです。
基本的には拾って繋いで、ここぞのときに
威力6から7のブロックして、戦うのが良いと思います。
手札は「がんばれ」や第三弾「作並浩輔N」で増やし、
コントロールしながら戦うと良いです。
攻撃力は低いのですが、粘り続けることが出来るため、
そう簡単に崩すことは難しいデッキになっていると思います。
ポイントは7枚入れている第三弾「茂庭要N」です。
あくまでもトス1のキャラクターとして使います。
そしてどうしてもアタックが4未満のときだけは、
特殊能力を使いましょう。
第三弾「青根高伸R」と第四弾「青根高伸S」と
第三弾「二口堅治R」の枚数は、お好みで調整ですね。
個人的にはアクションカード拾いが好きなので、
第四弾「青根高伸S」を多めにしています。
ちなみに、伊達工業単色で考えないと、
また別の青根の使い方が見えてきそうです。
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