バボカ、第五弾のバボストその4と第五弾「田中龍之介頂」
2015年5月12日 TCG全般さて、バボストの最後の4枚ですね。
13番目のカードは第五弾「影山飛雄S」です。
このカードは前回紹介した、
「お前のゲーム機…今度こそ救ってみせるぜ」
をキーカードにしたキャラクターです。
基本能力値が低く、ほぼトスエリア以外では働けません。
また、特殊能力の発動条件が厳しく、
「田中龍之介」がアタックエリアに出ること、
そして、アクションエリアにある
「お前のゲーム機…今度こそ救ってみせるぜ」
をドロップすることです。
効果は自分のトスポイント+1です。
ガッツ、アクションカードの消費無しに
アタック+1は強いといえば強いのですが、
トリガーのアクションカードをあらかじめ
使用する必要があることと、田中が
アタックエリアという部分がネックですね。
とりあえず、バボスト全体のコンボでは使えるものの、
他では役立たずかなと思いましたが、
デザイナーさんは良く考えてますね。
この微妙なテキストの違い、好きです。
ポイントは、田中のアタックポイント+1ではなく、
影山のトスポイント+1としたところですね。
つまり、最終的にアタックするのは田中さんで
なくてもOKだということです。
さぁ、思い返してみましょう。
第四弾の烏野のカード達を。
田中がアクションエリアに出た後で
登場できる人たちがいますよね。
その1
第四弾「東峰旭S」です。
このカードはアタックエリアに誰かが出たとき発動という
カードなので、「田中龍之介」がアタックエリアに出て、
第五弾「影山飛雄S」の特殊能力発動と同時に、
手札から出てきてバックアタックが可能です。
初回は意味無しなのですが、二回目以降は、
アタックエリアに、先ほどバックアタックを打った
第四弾「東峰旭S」がいる状態で、
レシーブ時に「お前のゲーム機…今度こそ救ってみせるぜ」を
使用して、田中か東峰を拾い、
田中をアタックエリアに出して、影山の特殊能力を
発動し、手札から東峰がバックアタックをし、、、。
カード的にはきれいに循環するのですよね。
しかも二回目以降は2ガッツ消費のバックアタックなので、
第四弾「東峰旭S」単体で4アタック出来ます。
つまり、手札が続けば6アタック連発が可能なんですね。
レシーブ6って一見は大したことなく見えますが、
連発はきついですから思っているよりえぐいかも知れません。
その2
第四弾「月島蛍N」と第四弾「山口忠N」です。
以前紹介したコンボですが、こちらもドロップエリアに
行く山口を「お前のゲーム機…今度こそ救ってみせるぜ」
で救い出しながら、田中の続く限り循環します。
トスポイントで2、アタック3ですから、
この時点でアタック5となります。
トスキャラとアタックキャラから5ガッツの支払い
ですから、実際には連発は出来ませんが、
循環できること自体は良いことですし、
ドロップエリアのカードを拾いながらの発動は、
デッキに安定感をもたらしますね。
しかも、トスエリアのガッツを使用しない影山という
部分も効果的ですから、カード的にははまると思います。
そのほかにも第二弾のアクションカード
「次は全国で会おう」や「点は俺たちが取り返す」
を使った、田中オン田中をする場合にも、
アタックポイントプラスの取り消しが起きないため
便利といえば便利ですね。
アタッカーにプラスではなくトスにプラスというのは
なかなか良いものですね。
第五弾「西谷夕頂」があれば割とスムーズに
コンボできそうですし、いずれやってみたいと思います。
さて、14枚目は真打登場の第五弾「田中龍之介頂」です。
特殊能力がどうとかはもう関係ないですね。
アタックエリアとトスエリアから3ガッツずつ支払うと、
アタックポイントが単体で7という事がすべてです。
アクションカード、「昨日の借り…今ここで返すぜ」を
事前に使用してあることが条件ですが、
ガッツが溜まるころには、大抵1枚ぐらいは
使用しているでしょうから、トリガーとしてはさほど
問題にならないですね。
アクションカードをトリガーにするカードは
あまり強くないことが多いのですが、
(第二弾の東峰Rとか第四弾の牛島Sとかですね)
このカードは試してもらうと、このタイプは悪くない
ということが見えてくると思います。
どのように悪くないかというのを理論的に
説明してみます。
アクションカードをあらかじめ消費しておいてという
タイプの特殊能力は、手札に必要なタイプよりも
楽といえば楽なので、「ワイド移動攻撃」よりも
ある意味強いといえば強いのだと考えて良さそうです。
良く考えてみて欲しいのですが、
「ワイド移動攻撃」「全部力だけでへし折っていく」
「点は俺たちが取り返す」などには共通点があります。
それはアタック時に使用するアクションカード
だということです。
この日記に良く登場する話題なのですが、
アタック時に使用するアクションカードは、
複数投入が難しく、結局チャンスにうまく
引いておくことが出来ないことが多いのです。
上記のカードはすべてアタック7からアタック8
を生み出してきた強いカードなのですが、
ゲーム中、どうやっても2から3回しか使えません。
なぜなら、そのアクションカードを
そのタイミングで手札に持っている可能性が
とても低いからです。
(第一弾「菅原孝支頂」があればOKですが)
それに対し、この第五弾「田中龍之介頂」の
面白いところは、アクションエリアにある
特定のアクションカードがトリガーだということで、
手札に持っている必要が無いということです。
入れられるアクションカードが減ることが問題ですが、
他のケースのように手札が辛くなることはありません。
またガッツ消費量的には「ワイド移動攻撃」
「全部力だけでへし折っていく」が優位ですが、
ある意味消費は合宿系と同等ですから、
ガッツをいかに貯めるか?だけを考えれば
良いということになりそうです。
単体アタック7ですから、ガッツ6枚消費は
やむをえないところだとは思うものの、
そう簡単ではないので、後ほど専用デッキを
作って公開します。
15枚目はアクションカード、
「もうゲーム機なんか怖くない」です。
能力的には「わらった」の完全互換です。
ポイントは「わらった」がレアリティスーパーで、
こちらはノーマルだということです。
これまで「わらった」がデッキに入れたくても、
おいそれとは入れられなかった新規プレーヤーさんも、
第五弾を購入すれば、かなりの割合で、
「もうゲーム機なんか怖くない」に出会えるので、
第五弾「西谷夕N」同様、ありがたい話ですね。
デッキからアクションカードを引き出すカードは、
一見無駄に見えるかも知れませんが、
このバボストに入っているカード群にとっては、
かなり有効で、「昨日の借り…今ここで返すぜ」と
「お前のゲーム機…今度こそ救ってみせるぜ」の
欲しい方を選択的に引き出すチャンスが増える
というのはとても良いことです。
試しに「昨日の借り…今ここで返すぜ」と
「お前のゲーム機…今度こそ救ってみせるぜ」を
二枚ずつ入れ、「もうゲーム機なんか怖くない」を
入れるデッキと、入れないデッキとを作って
もらうと、第五弾「田中龍之介頂」の決定率が
変化することに気がついていただけると思います。
それからさりげなく、バボスト7枚目の
第五弾「菅原孝支S」を使いやすくなる気がします。
捨てたくないカードを選択的に拾ってきて
使うことが出来るので地味に便利なんですよね。
個人的にはなかなか良いカードだと思います。
最後のシメは主将とバボストの主役の田中です。
第五弾「澤村&田中」は第五弾「日向&澤村」同様、
新しい名前の烏野キャラクターです。
つまり、このカードがあると、「烏野、ファイッ」
を使用しやすくなりますね。
能力的には普通のレシーバーなのですが、
「田中龍之介」扱いのレシーブ4キャラクターなので、
「田中&西谷&山本」と同様に、アクションカードの
「下手糞上等」の効果範囲に入ります。
また、第五弾「影山飛雄S」の特殊能力が
発動することも出来るため、なかなかの
良カードとなっています。
以上で、バボスト16枚の紹介は終わりです。
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