バボカ、第五弾音駒のカード群、その二

続きまして、レアリティノーマルのカードは、
第五弾「福永招平Ｎ」です。

前回はブロック不能のバックアタック持ちという
かなりイカしたカードだった彼は、今回も強い
能力持ちです。

要するに第四弾「西谷夕Ｎ」の音駒版です。
トスエリアの条件が「弧爪研磨」のみなのですが、
どうせ、弧爪のときにしかアタックアップ
しないから問題ない、、、とは行きません。

「黒尾鉄朗」のトスを＋１してくれないので、
アタッカーとして出す「弧爪研磨」の火力をあげる
ことが出来ないのです。


この部分だけは惜しいと思います。


個人的にはとても残念ですが、普通に音駒デッキを
組むならば、やはり強いカードです。
というのも、烏野に比べ音駒は黒尾のアタック６と
研磨がトス１と、「強いのは皆だから」の＋１で、
いいところ８までだと思って守備をしてくるからです。

このカードが出たことで、いざというとき火力を
あげることができるというところが強みです。
１から２枚入れておくと効果的な気がしますね。

ちなみに、第四弾「西谷夕Ｎ」よりもアタックが
１大きく、そしてサーブが打てるので、
さりげなく便利度は上なんですけど、なぜか
「西谷夕」の方が強い気がするのが不思議です。





レアリティノーマルのキャラクターの最後は、
第五弾の顔である「灰羽リエーフ」です。
第五弾「弧爪研磨」を上に乗せている絵の、
隠れつなコンカードです。

パラメータとしては、
サーブ１、レシーブ２、トス０、アタック３、ブロック２
なので、

ああ、よくあるアタッカータイプのバニラカードね、
と思って、最初、気がつかなかったのですが、
よくよくみたら特殊能力持ちなのですね、このカードは。


ぱっと見たところバニラカードの基本値に見えたので、
うっかり特殊能力を見落としていましたが、
良く見たらサーブ１なのですね。納得。

バニラカードのベース能力が低くなっている分、
特殊能力が高くなるのが、バボカの基本です。



で、サーブ１低くなるに値する特殊能力かどうか
という点なのですが、ちょっと能力高すぎでしょ、
と私は思いました。レシーブも１でいいぐらい。

とはいえ、今回、「灰羽リエーフ」は看板キャラクター
なので、強くても当然かも知れませんが。



バボカはレアリティが低くても強いカードが多く、
新規参入者に優しいのが特徴なわけですが、
今回の「灰羽リエーフ」４種類のうち、
レアリティノーマルが一二を争う強さのカードとは。



、、、と説明前にべた褒めしてしまいましたが、
このカードは個人的には本当に強いと思います。


特殊能力のテキストとしては
「このキャラの上に｢孤爪 研磨｣が出た時、
デッキからカード1枚を引く」です。


バボカにおいて、デッキからカードを１枚引くのは、
通常手札１枚ドロップやガッツを２枚要求するような
とても強い行為です。

手札枚数の体力差１枚が明暗を分けるバボカですから、
山札１枚を引くことが出来れば、そこからの逆転勝利は
日常茶飯なわけです。

それを、カードの消費無く行うことが出来るというのは、
強いと言って間違いないでしょう。

さらに、条件は「このキャラの上に研磨が乗る」です。
音駒のカードで一番強いキャラクターは「弧爪研磨」達
であるというのは、異論ないところだと思いますから、
この条件はどんな音駒デッキでも非常に満たされやすいです。

大体、音駒プレーヤーの手札には、ほぼ常に
「弧爪研磨」がいるはずですから。


とはいえ、最初は思いました。
「研磨がアタックする場面はそうそう無いし、
トスが乱れて研磨がアタックする場面になって
しまった時の救済措置ならそう強くも無いか？」
などと思ったのですが、良く考えたら違いますね。




「重ねる場所のエリア指定が無い」




良く考えてみたら、今までの乗せるタイプの
カードはエリア条件が書かれていたり、
乗せるキャラでエリアを縛ったりしてあったのに、
このカードはわざとエリア指定をしていないのです。


ということは、アタックだけでなく、このリエーフで
レシーブし、「これが繋ぐということだ」した
次のターン、第五弾「黒尾＆弧爪」を出して、
「弧爪研磨」でレシーブしてもＯＫです。

当然ですが、このリエーフでトスしたあと、
次のターン、トスエリアに研磨が出てもＯＫです。


まあ、この二つは無理やりっぽいですかね。
研磨がトスしないと音駒は辛いですから。


しかし、このカード、サーブエリアでも使えるのですよね。
サーブ時１枚引けるって、とんでもなく強いですよ。
サーブ権をとられた上、手札差がつかないというのは、
相手にとってかなり厳しいですから。


これで、ブロック時も重ねられたら大変でしたが、
さすがにそれは無いですね。ブロック時、
選手が重なってたら、壁になりませんから。




さて、いろいろ書きましたが、
では第五弾「灰羽リエーフ」と相性の良い
「弧爪研磨」は誰でしょう？

筆頭は、第三弾「弧爪研磨Ｓ」ですね。
サーブ時、アタック時、トス時と３つチャンスがあり、
かつ特殊能力でドロップのリエーフを
アタックエリアに置くことも可能です。

サーブ威力が３あるところもポイントです。



他には、第五弾「弧爪研磨Ｎ」と
第二弾「弧爪研磨Ｎ」が安定アタック３を持っています。
レシーブが３ある分だけ、第五弾「弧爪研磨Ｎ」の方が
若干使いやすいでしょうか？

やはり、カードが繋がっているだけでなく
ちゃんとコンボする隠れつなコンカードですね。



最後に変則カードですが、プロモ「黒尾＆弧爪」と
第五弾「黒尾＆弧爪」が第五弾「灰羽リエーフ」
との組み合わせとしては強いですね。

というのも、これらのカードは複数枚投入によって、
レシーブした研磨のフォローを黒尾がトスする
ことで助けたり、アタックしたい研磨に黒尾で
トスをあげることが出来ます。

新規の方は、セイシュンメイカンを買って、
プロモを手に入れておくと良いかも知れません。
この組み合わせ以外でも使える万能カードなので、
本も読んでみたい人にはお勧めです。

第四弾まではそれほどでもなかったのですが、
第五弾になって、また、色々な使い道が広がって
きたので、今はお勧めしても悪くないと思っています。



あ、大量には、いらないです。



数の部分は、第四弾「黒尾＆弧爪」と
第五弾「黒尾＆弧爪」で補えばいいと思います。



以上でレアリティノーマル編は終了です。
次はＲですね。