あとは音駒のキャラクター紹介は頂だけと
なりましたが、その前に前回触れました、
音駒の守備の話を少ししておきたいと思います。



あくまでもレシーブに関する話ですが、
現在の環境で音駒の守備を考える場合、
一番シンプルなのは「これが繋ぐということだ」と
第二弾「夜久衛輔N」で守ることです。

実は、この形は結構硬くてよい守備が可能です。
カードも手に入りやすいはずなので、
新規の方にはお勧めです。



ですが、ちょっと厳しい環境に行きますと、
「叩くなら折れるまで」を使われて、
手札をこれでもかと削られます。


及川+「叩くなら折れるまで」×2


これは、青葉城西戦では普通に見られる
サーブですよね。

このとき、「これが繋ぐということだ」と
第二弾「夜久衛輔N」で守るタイプのデッキは、
手札を削られて、そのまま負けやすいのですよね。

第五弾「犬岡走N」をたくさん積んでいないと、
耐えられないです。
(裏を返せば新規の方は第五弾「犬岡走N」を
たくさん積んで耐えればOKということです)



ところが、第二弾「夜久衛輔R」の上に
「背中は俺が護ってやるぜ」で第二弾「芝山優生N」を
レシーブエリアに出すタイプは、
「背中は俺が護ってやるぜ」に成功すれば、
次の手番、第四弾「夜久衛輔N」を出すことで、
手札が2枚回復します。

同様に次の手番、第二弾「海信行N」や
第五弾「夜久衛輔S」を出すことで、
手札を1枚回復しながら戦うことも出来ますから、
青葉城西に対して強く出ることが可能です。


とくに、第四弾「夜久衛輔N」とのコンボは強く、
相手が青葉城西ではない場合も、使えるのが強みです。


どのようなコンボかと言いますと、
第二弾「芝山優生N」が特殊能力を発動。
ドロップに置き、山札を1枚引きます。
そして、第四弾「夜久衛輔N」をレシーブエリアに置き、
「背中は俺が護ってやるぜ」で第二弾「芝山優生N」を
レシーブエリアに出します。ここで1枚ドローですから
手札はプラマイ0です。

次のレシーブで第四弾「夜久衛輔N」を出すと、
手札が2枚増えます。
本来であれば、第四弾「夜久衛輔N」は2ターンに
1回しか使えないため、手札は1枚しか回復
しないのですが、このケースでは1ターンで
手札が2枚回復してしまっています。


分かりますかね。


もう一度はじめから考えてみます。

後攻のレシーブだとします。
初手、第四弾「夜久衛輔N」×2、第二弾「芝山優生N」×1
「背中は俺が護ってやるぜ」×3だとしましょう。


まずドローでキャラクターを引いたとします。
第二弾「芝山優生N」をドロップし1枚ドロー。
また、キャラクターを引くものとします。
ここで、第四弾「夜久衛輔N」を置き、
「背中は俺が護ってやるぜ」を使います。
また1枚ドローです。キャラクターを引きました。

この時点でキャラクターを3枚引いています。
レシーブエリアに第二弾「芝山優生N」を出し、
トス、アタックにキャラクターを1枚ずつ出します。

手札には、キャラクター1枚と第四弾「夜久衛輔N」と
「背中は俺が護ってやるぜ」×2ですね。


次の番、ドローでキャラクターを引きました。

レシーブエリアに第四弾「夜久衛輔N」を置きます。
特殊能力が発動し、手札に第四弾「夜久衛輔N」と
第二弾「芝山優生N」を加えます。

ここで、第二弾「芝山優生N」をドロップエリアに置き、
特殊能力を発動して山札を1枚引きます。
キャラクターを引きました。「背中は俺が護ってやるぜ」を
使って1枚ドローします。キャラクターを引きました。
レシーブエリアに第二弾「芝山優生N」を出し、
トスエリア、アタックエリアにキャラクターを出して
ターンエンドです。

このとき、手札は「背中は俺が護ってやるぜ」と
第四弾「夜久衛輔N」とキャラクター2枚です。

と、このように「背中は俺が護ってやるぜ」が尽きるまで、
この連鎖は続きます。

もちろん、高火力アタックが飛んでくれば切られますし、
叩くならで削られることもありえますが、
割と安定していますよね。

しかも、これ、ずっと5レシーブなので、
ちょっとした攻撃はそのまま耐えられます。



ポイントはこの間、トスエリアとアタックエリアの
ガッツが溜まり続けているということです。



アクションカードすべてを「背中は俺が護ってやるぜ」に
出来るわけは無いので、実際にはそんなに
無限ループするわけではないのですが、
それでも手札を削ってこちらを倒そうとしている
相手からすると結構な脅威になります。


ちなみに、この守備ループの中で、引いてきてしまった
第四弾「道宮結N」はできればアタックエリアに
置いておきましょう。

というのも音駒の場合、アタックエリアのガッツは、
第二弾「山本猛虎R」で回収可能です。
アクションカード回収の無い音駒にとって、
極力アクションカードは別に振りたいですから、
スターター「弧爪研磨」と第二弾「山本猛虎R」の
コンビはありがたい限りです。

つまり、この二枚も守備戦術の一環というわけです。
烏野デッキで、レシーブエリアにスターター「縁下力」
を埋めておいて、「後ろには俺たちがいる」と
第二弾「澤村大地頂」でスーパーレシーブをするのと
似た感じになりますね。

第五弾環境になって、ドロップに落ちた
スターター「弧爪研磨」を拾うことが出来る、
第五弾「夜久衛輔R」が出てきたので、
アタックエリアのカードはより緻密に回収可能
になってきています。


第五弾「夜久衛輔R」自身はレシーブエリアの
ガッツにしておけば第四弾「夜久衛輔N」で
回収可能です。

まさに「滞りなく流れろ。酸素を回せ」です。


あくまでも守備部分のデッキ雛形を書いておきます。
アタックエリアにあっても守備戦術の一環です。
他の部分は個人の趣味でどうぞ。



アタックエリア8枚+(4枚+)
第二弾「山本猛虎R」×2(×1)
第五弾「灰羽リエーフN」×2(×1)
----この下は趣味----
第五弾「犬岡走N」×2(×1)
第五弾「海信行N」×2(×1)
--------------

トスエリア3枚+(2枚+)
スターター「弧爪研磨」×3(×2)

レシーブエリア7枚+(4枚+)
第二弾「夜久衛輔R」×2(×1)
第四弾「夜久衛輔N」×3(×2)
第五弾「夜久衛輔R」×2(×1)

特殊枠6枚+(4枚+)
第二弾「芝山優生N」×3(×2)
第四弾「道宮結N」×3(×2)

アクションカード4枚+(3枚+)
「背中は俺が護ってやるぜ」×4(×3)




第五弾「灰羽リエーフN」と
第五弾「夜久衛輔R」×2が加わったことで、
より一層しっかりとした守備が可能になりました。

これらをデッキの主軸にして、どんなアタッカー、
どんなセッターを使うかが音駒デッキの基本に
なっていくのかなと思います。

レシーブエリアには、あと福永が2枚ですかね?
アタッカーの黒尾はどれを選択するのか?
セッターはどの研磨を使うのか?
「黒尾&弧爪」はどれを何枚入れるのか?

このあたりがポイントでしょうか。
ちなみにこれぐらい色々なキャラクターを入れますと、
第五弾「俺たちは血液だ」が機能するようになります。
このカードを使わないのであれば、
趣味枠を削り、もう少しキャラクターを絞って、
デッキを尖らせても良さそうですね。


音駒デッキを作ってみたいという新規の方は、
このあたりのカードを集めておくと、わりと
効果的な音駒デッキが作れるかと思います。

「背中は俺が護ってやるぜ」がレアリティS
なので集めにくいとは思いますが、このカードが
発行された第三弾は、出回った数量が多いようなので、
入手難易度は低いかなと思います。

第三弾「黒尾鉄朗S」、第三弾「弧爪研磨S」、
などレアリティSに良カードが集まっているので、
第三弾を箱買いしてしまうのもありかも知れません。


個人的には第五弾で伊達工が強くなったと思っているので、
(第五弾「茂庭要R」が加わったので)、新規の方なら
一箱で伊達工の必要パーツがほとんど手に入る、
第三弾の箱買いはわりとお勧めです。




さて、今度はブロックに関する話です。
これまでの環境とは違い、第五弾環境は、
ある程度ブロックを重視していかないと、
サクッと負けることがありますから、
ちゃんとブロッカーもデッキに入れる必要が
出てきています。


もっとも、音駒のカードには、第四弾「黒尾鉄朗頂」
という、緊急ブロックカードと、第五弾「黒尾鉄朗N」
や第二弾「犬岡走S」というブロックカードがあるため、
何とか対応できるかとは思います。

もちろん、第五弾「黒尾鉄朗頂」を投入できるなら、
それが一番安全ですけどね。


レシーブばかり考えてデッキを組んでいると、
ツッキーに蹂躙されるので、ちゃんとブロックを考えた
デッキを組みましょう。


もっとも、身の回りにガチの月島デッキを組む人がいない
のであれば、問題は無いです。



では。

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