バボカ、つなコン烏野編と第四弾「東峰旭S」
2015年6月1日 TCG全般やはり、音駒の話ばかりではあれですから、
今回は烏野のつなコンの話を挟みます。
烏野のつなコンのカードはそれぞれ
色々な局面を考えられる特殊能力持ちの
カードたちです。
ただ、第五弾「東峰旭R」だけは
あまり汎用性の無いカードだなという印象です。
このカードのみ、このコンボの中でしか
強さを発揮できない能力ですね。
というのも、まず基礎能力が貧弱です。
サーブ3とアタック3以外0ですから、
ほぼ、コンボ以外に入れたくなるケースが
ありません。
確かに、歴代の「東峰旭」の中では
強いほうなのですが、4ガッツ支払って
アタック+2と考えると、他の「東峰旭」でも
良いのでは?と思わないではないですね。
そこでポイントになるのが、アクションカード
「鉄壁の向こう側」です。
このカード自体は使いどころ満載なカードで、
手元にあるいらないカードを、ドロップエリアの
好きな「日向翔陽」もしくは「東峰旭」と
取り替えることが出来ます。
ついでに、「影山飛雄」のトスポイントも+1します。
このカードの使用はアタック時なので、
ここで拾ったカードは通常であれば
そのまま使うことは出来ません。
次のターンのアタックフェイズを待つことになります。
ですから、守備的な「日向翔陽」もしくは「東峰旭」を
ドロップから拾うことで、相手をイラつかせましょう。
もちろん守備があるなら火力を拾っても良いでしょう。
例えば、トスエリアに「影山飛雄」、アタックエリアに
第四弾「日向翔陽頂」、手札に「鉄壁の向こう側」と
「パワーとスピードでガンガン攻めろ」と
第五弾「西谷夕頂」であるとします。
「パワーとスピードでガンガン攻めろ」で
アタックエリアのガッツを4支払い、火力を+2した後、
「鉄壁の向こう側」でトスポイントを+1し、
最後に「パワーとスピードでガンガン攻めろ」をドロップして、
次の第四弾「日向翔陽頂」をドロップから拾う
なんていうのが効果的ですね。
さて、三枚目は第五弾「日向翔陽R」です。
このカードは、第一弾「日向翔陽S」の火力版カードです。
ただし、第一弾「日向翔陽S」とは違い、
効果が上に出たキャラクターに対してのみの発動なので、
ちょっと弱いですかね。
レシーブ2、ブロック2と守備力は高めなのですが、
アタックが2しかないため、多投できないカードです。
ただし、「日向翔陽」であるためドロップから拾ったり、
ガッツから引っ張り出したりといろいろなことが
可能なため、多投しなくても機能することは多いです。
単体では使用しにくいので、ちゃんとコンボデッキを
組む必要があります。
一番安定する使い方は、第四弾「東峰旭S」と
「よくやった」と組ませるやり方でしょうか?
場のアタックエリアに第四弾「東峰旭S」があるとき、
トスエリアに、「影山飛雄」、アタックエリアに
第五弾「日向翔陽R」を出した後、
第四弾「東峰旭S」でバックアタックすれば、
第五弾「日向翔陽R」の欠点が隠せますね。
手札消費が1多いのが痛いですが、
ガッツ消費1で毎ターン威力6以上を
打っていけるというのは強いですね。
他にも第二弾「影山飛雄S」と組ませる
やり方もありますが、2ガッツ要求が地味に痛いです。
スターター「弧爪研磨」的な、日向囮用のローコスト
影山が出たら、急に使い勝手が良くなるカードですね。
もう一枚、第一弾「影山飛雄N」と組ませるという
考え方も無くはないのですが、日向のときに
確実にこの影山を引いてきているという状況を
作るのはちょっと難しいです。
セッターを選ばないという点でも、やはり
第四弾「東峰旭S」を使うのは有効だと思います。
ちなみに、この第四弾「東峰旭S」というカードは、
手札消費が多く、ガッツ消費が多く火力がたいした
こと無いという、とんでもない燃費の悪いカードです。
特殊能力のテキストは以下のとおりです。
自分の烏野のアタックキャラが出た時、このカードを
手札からアタックエリアに出してもよい。そうした場合、
バックアタックする。
(このキャラのガッツ全てをドロップエリアに置く。
2ガッツ以上置いた場合、このキャラの
アタックポイントに+1する。4ガッツ以上置いた場合、
かわりにアタックポイントに+2する)
まず、ブロック不能に出来るわけでもありません。
アタックエリアに限定キャラクターを要求するのに、
ガッツをすべて使い尽くします。
しかも奇数ガッツは無駄になるという燃費の悪い仕様です。
正直、私自身も、第四弾まではこのカードに見向きも
しなかったのですが、第五弾「日向翔陽R」が出たのを受け、
試しにデッキに投入しました。
ちなみに、投入したデッキは第四弾までにあった、
第四弾「東峰旭S」デッキで、第一弾「日向翔陽S」と
第五弾「日向翔陽R」を取り替えただけです。
手札増やしは「よくやった」では無く、
スターター「影山飛雄」に任せてあります。
第四弾「東峰旭S」第五弾「日向翔陽R」デッキ
アタックエリア12枚
第四弾「東峰旭S」×6
第五弾「日向翔陽R」×6
トスエリア9枚
スターター「影山飛雄」×4
第一弾「菅原孝支頂」×1
第三弾「菅原孝支N」×4
レシーブエリア8枚
第四弾「田中&西谷&山本」×5
第四弾「夜久衛輔N」×3
特殊枠3枚
第二弾「芝山優生N」×3
アクションカード8枚
「下手糞上等」×4
「背中は俺が護ってやるぜ」×3
「がんばれ」×1
ものすごいシンプルなデッキです。
やることは単純で、セッターでトスを上げ、
日向が一瞬アタックエリアに出た後、
そのまま東峰がバックアタックするだけです。
シンプルですが、第四弾「東峰旭S」が
バックアタックをするためだけに、これだけの
バックアップが必要だというのが、
第四弾「東峰旭S」の使いにくさを示しています。
このデッキでの第二弾「芝山優生N」の役目は、
二手目から序盤での第三弾「菅原孝支N」に対する
ドロップエリアのコスト?カードです。
もちろん第四弾「夜久衛輔N」の高速稼動の
一翼を担うカードでもあります。
また、第四弾「田中&西谷&山本」は
「下手糞上等」の対象カードでありながら、
第四弾「東峰旭S」のトリガーカードに
なりうるため、相手の威力8アタックを
第四弾「田中&西谷&山本」と「下手糞上等」で
とめたあと、次のターン、第四弾「夜久衛輔N」で
第四弾「田中&西谷&山本」をレシーブエリアから
拾い出し、アタックエリアに出すと、
第四弾「東峰旭S」でのバックアタックが可能です。
意外にきれいな流れなのでお試しください。
初手のバックアタックの火力はガッツ不足で
通常より1小さくなりますが、以降は前ターンに
使った第四弾「東峰旭S」と今置いたカードで
2ガッツ支払うことが可能なため、今置いたカードが、
第五弾「日向翔陽R」ならアタック威力6、
それ以外でもアタック威力5が出るようになります。
以前、第一弾「日向翔陽S」で動かしていたときは、
確かに相手のブロックにはかからないものの、
威力が4か5だったので、簡単にレシーブで
捌かれていました。
威力の違いはたった1なのですが、この1の違いが
結構大きく、音駒デッキですら6アタック2連発は
止めるのに骨が折れるようです。
当然ですが、アタックエリアのガッツは大抵0です。
ドロップには色々なカードが落ちますので、
それらのカードを第三弾「菅原孝支N」の
特殊能力でガッツにしていき、
「がんばれ」で拾うと良いと思います。
ちなみに、ブロック特化デッキには、ほぼ勝てません。
心折れそうなほどブロックされます。
ブロック特化デッキともある程度戦いたい人は、
「下手糞上等」を削って、「日向が光れば光るほど、、」
のアクションカードを採用するか、
第一弾「日向翔陽S」を少し採用しましょう。
とにかく、動かしていて楽しいデッキです。
第五弾「日向翔陽R」を使うとき、
セッターに左右されないというのが本当に大きいので、
この形がお勧めです。
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