バボカ、第五弾音駒のカード群、その六とブロック環境
2015年6月5日 TCG全般ようやく頂の話に入ります。
まずは第五弾「黒尾鉄朗頂」から参りましょう。
まず、基本の能力値はアタック3で他はいまいちな
アタッカーといったところです。
黒尾なのにブロック1というのも厳しいですね。
が、特殊能力は強いです。
分かりやすいのは、青葉城西の「ハナマキンダイチ」
デッキでしょうか?
「このキャラが手札から音駒のアタックキャラの
上に出た時、自分の手札が3枚以下の場合、
次の相手のターン、相手のアタックキャラが出るたび、
そのキャラのアタックポイントに-3する」
相手のアタック威力を-3します。
手札3枚以下の発動ですから、毎ターン打てる
わけではないのですが、能力が発動したときは、
そのまま1枚ブロックしにいくというのが、
このカードを使用する上での基本ですかね。
「ハナマキンダイチ」との違いは、自身の上に出ても
効果を発動させることが出来る点ですね。
この点はあちらより黒尾の方が強いです。
反対に手札から出ないと発動しないというのは、
あちらより黒尾の方が弱い部分です。
スターター「弧爪研磨」での発動が出来ないのは
ちょっと、いや、かなり痛いですね。
現状ですと第五弾「弧爪研磨R」を組み込んで使う
使い方に限定されてくるかも知れません。
ただし、スターター「弧爪研磨」とのコンビが
使えないということではありません。
発動時に使えないとしても、スターター「弧爪研磨」
のトリガーにはなるので、かなりえぐいことは出来ます。
手札から第五弾「黒尾鉄朗頂」を出し、
相手のアタックを-3する。
その後、スターター「弧爪研磨」の能力で、
第二弾「黒尾鉄朗R」をアタックエリアに出す。
これで手札に、スターター「夜久衛輔」しかなくても、
相手の7アタックまでは、ブロック可能ですよね。
相手が烏野でブロック不能7アタックしてきたら、
スターター「夜久衛輔」と「これが繋ぐということだ」
で止めればOKですし。
相手が青葉城西であれば、第四弾「岩泉一頂」の
アタック威力を-3することで、
レシーブせず1枚ブロックにかけることで、
相手の特殊能力の価値を減らすことも出来ます。
相手としては、こちらが第五弾「黒尾鉄朗頂」を
使ってくるなら、当然ブロックしようと思うはずです。
そこで、第二弾「黒尾鉄朗R」ではなく、
第三弾「黒尾鉄朗S」をガッツから呼び出す事で、
伊達工以外はブロックできそうも無いぐらい、
火力をあげるということも出来ますね。
アクションカード「一人時間差」を使うことが
出来ればさらに良いです。
というのも「一人時間差」は、たった今、
ガッツにもぐった第五弾「黒尾鉄朗頂」を
手札に戻すことが出来るからです。
ブロック不能にして再利用可能は強いですね。
ちなみに「一人時間差」を使用した場合、
第五弾「黒尾鉄朗頂」を手札に戻すのが最善手
ではないかも知れません。
ガッツから「ブロック3の黒尾鉄朗」を手札に
戻すと、相手はうんざりしてくれることでしょう。
第四弾「黒尾鉄朗頂」や第五弾「黒尾鉄朗N」
を戻すのもお勧めです。
「一人時間差」は相手の第四弾「岩泉一頂」の
効果範囲なので結果としてはイーブンといった
印象ですが、ブロック不能でアタック-3は
十分に機能すると思います。
第四弾「岩泉一頂」キラーとまでは行きませんが、
十分に対抗できる一枚となっています。
基本的には月島キラーなカードだという認識で
良さそうです。
原作と同様な感じでなんだかほほえましいですね。
ちなみに第五弾「黒尾鉄朗頂」は、手札から機能する
条件の関係上、出来るだけ多めに用意したい
カードですが、音駒には第二弾「山本猛虎R」
というアタックエリアのガッツを手札に戻す
良い方法があるので、多分、第五弾「黒尾鉄朗頂」は
3枚もあれば、十分機能するかと思います。
もちろん、「一人時間差」や、第五弾「弧爪研磨R」
もありますから、3枚は集めてしまったほうが
良いカードだと個人的には思います。
今後も地味に使いそうなテキストなので、、、。
ちなみに先ほど毎ターン打てるわけではない
と書きましたが、理想とする流れは以下のような感じです。
手札3枚で、第五弾「黒尾鉄朗頂」を出す。
一人時間差でブロック不能にして、ガッツ内部にある
別の第五弾「黒尾鉄朗頂」を回収。
手札は3枚です。
相手の番ブロック不能アタックが来なければ、
1枚ブロック出来ることが多いでしょう。
手札は2枚になります。
次のターンは、ドロー後、第四弾「夜久衛輔N」で
手札補充。手札は5枚に。
トスして、先ほど回収した第五弾「黒尾鉄朗頂」で
アタックすると、また、特殊能力発動です。
手札は3枚です。
相手はこの間、手札を4枚減らすこともありうるので、
脅威の能力だといえると思います。
ポイントは、黒尾の能力がガッツを食わない
ということで、まず強いカードです。
一人時間差の対象カードなので、このカードを使いながら
相手に応じて戦いましょう。
というのも、第五弾環境はブロック強化が主題に
なっているようですから、相手のブロックをいかに
避けるかというのが第五弾環境下の各デッキに
求められる基本でもあります。
第五弾で加わったブロック強化用カードは、
「二口堅治R」
「青根高伸R」
「茂庭要R」
「岩泉一R」
「及川徹R」
「縁下力」
「黒尾鉄朗頂」
「黒尾鉄朗N」
「犬岡走N」
「灰羽リエーフN」
「灰羽リエーフR」
「灰羽リエーフS」
「夜久衛輔S」
「弧爪研磨頂」
「どうしてっかなあいつら」
「お前のゲーム機今度こそ救ってみせるぜ」
「もうゲーム機なんか怖くない」
「鉄壁なんて名乗れねぇ」
「おはざーす」
「選択肢はひとつしかないんだよ」
「新しい血が回り始めたかな」
というところでしょうか?
直接的に間接的にと色々ありますが、
これだけあれば、デザイナーさんの意図は
分かりやすいですよね。先日書いたように
第五弾を1箱買えばブロックデッキも作れます。
実際、ブロック音駒デッキやブロック青城デッキ
のようなデッキもよく見られるようになり、
ブロックは伊達工だけじゃないんだぞと
言わんばかりの状況です。
それゆえに、「一人時間差」を使えば、
自らがブロック不能を盛ることが出来る、
ブロック支援用能力の第五弾「黒尾鉄朗頂」は
とても強いカードだといえるのではないでしょうか?
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