バボカ、第五弾音駒のカード群、その七と「その後」
2015年6月8日 TCG全般第五弾「弧爪研磨頂」と第五弾「灰羽リエーフ」
はセットのカードと言えるでしょうか?
この一連のカード群を説明する前に、
いくつかのアクションカードの説明も必要みたいです。
まず、第五弾「一人時間差です」。
このカード、なんで「です」を付けちゃったんでしょうね。
第二弾「黒尾鉄朗頂」で選択的に持ってきて、
使用したかった、、、、。
多分、たいして強くないのですが、選べるだけで、
デッキビルダー的にテンションがあがるのに。
さて、ほとんどの人に関係の無い愚痴は置いておいて、
このカードはかなり変わったカードです。
テキストは、「自分の音駒のアタックキャラの
アタックポイントに+1する。その後、
自分のデッキの上からカード3枚をドロップエリアに
置いてもよい。その中に「灰羽 リエーフ」があった場合、
その中の「灰羽 リエーフ」1枚までを手札に加え、
次の相手のターン、相手はブロックキャラを出せない」です。
(あ、私は今まで勘違いしていたのですが、
「その後」はその前の条件をクリアしてもしなくてもOKです。
このカードの場合、音駒のキャラがアタックエリアに
いない場合、そのままその後の処理を行い、
山札を3枚ドロップ出来ます。
以前、「どうしてっかなあ、あいつら」の説明を
したときに、ドロップエリアの音駒のキャラを
手札に加えられないと「その後」の処理が出来ない
ニュアンスで書いてしまいましたが、そうではなく、
一枚のカードで、2つのアクションが可能なカード
であるという解釈が正しかったようです。
紛らわしい説明を書いてしまい申し訳ありませんでした。
「その後」の処理は前後別々と覚えておきましょう)。
話を元に戻します。
イメージとしては、山札2枚をコストにしたアタック+1と
「日向が光れば光る程相手のブロックは目がくらむのさ」
を足した効果ということです。
山札にリエーフがいないと役立たずなカードなので、
デッキのトップをサーチ出来る、第五弾「夜久衛輔S」と
組まないと、ほぼ使用不可能なカードです。
ギャンブルで使用しても良いのですが、
アクションカード「コート上の王様」以上にリスキーな
ことになりますから、山札の「灰羽リエーフ」
を確実に捕捉しておく必要があります。
ですから第五弾「夜久衛輔S」無しに使える
カードではないですね。
ちなみに、第五弾「弧爪研磨頂」も第五弾「夜久衛輔S」
同様に山札のトップ3枚をサーチできます。
テキストは、「このキャラがトスエリアに出た時、
自分のデッキの上からカード3枚までを見てもよい。
そうした場合、その中の「灰羽 リエーフ」1枚までを
相手に見せて、手札に加え、残りのカードを
好きな順番で自分のデッキの上に戻す」です。
ガッツの消費が無い代わりに、持ってこられるのは
「灰羽リエーフ」限定です。
このカードでも山札のトップ3枚をサーチできますから、
第五弾「夜久衛輔S」を使用しないのであれば、
こちらのカードを入れましょう。
ただ、「一人時間差です」を使用する場合、
第五弾「弧爪研磨頂」で山札の上から3枚を見たあと、
「灰羽リエーフ」が2枚あるなら、1枚を手札に加えて、
もう一枚を「一人時間差です」で使用する形になります。
つまり、結構難しく、1枚だけある場合は
「一人時間差です」を使うために、第五弾「弧爪研磨頂」の
特殊能力を生かしきれず、効率が悪いです。
以上のことから、今回、「一人時間差です」を生かしきる
デッキを組むのは難しいですね。
で、おそらくなのですが、第六弾以降に、多分、
「ドロップの「灰羽リエーフ」を山札に戻す」
特殊能力のテキストが書かれた「弧爪研磨」が
出るのだと思います。
山札の「灰羽リエーフ」率を上げられるならば、
このカードの使い道がはっきりしますね。
というわけで、「一人時間差です」を使用するのは、
今回は見送りましょう。
どうやら音駒の黒尾以外でブロック不能を
狙うのに使うカードはこれではなさそうです。
というか、ブロック不能を狙うだけなら、
「日向が光れば光る程相手のブロックは目がくらむのさ」
を使いましょう。
で、逆に「一人時間差です」を使わないと割り切れば、
第五弾「弧爪研磨頂」はとても強いテキストです。
基本能力値は、ほとんどのパラメータが1ということで、
あまり強さは無いのですが、
ノーコストで山札3枚を確認でき、順番を入れ替えることが
可能で、かつ、「灰羽リエーフ」を手札に加えるかどうか、
選択をすることが出来るというのは、
とても強いわけです。
手札が欲しいときにはギャンブルになりますが、
次のレシーブ時のドローカードの選定が可能だ
ということだけで、かなりの強さだと思います。
分かりやすくいうと、トップドローの
第三弾「国見英R」を上三枚から選びうる
ということです。
生存率がおよそ三倍になるわけですから、
かなり強いテキストですよね。
実際、音駒の場合、第四弾「夜久衛輔N」を
次のターンのドローで引くことで
助かるケースが多々あります。
これを引く確率が上がります。
また、コンボとして、トップドローが
第二弾「芝山優生N」で次のカードが
「背中は俺が護ってやるぜ」で、次のカードが
「これが繋ぐということだ」という順番なら
助かるケースというものがあります。
(ドロップエリアにリベロのカードが無く、
手札に第四弾「夜久衛輔N」1枚で、
レシーブエリアとガッツに複数の音駒キャラがあり、
相手にアタック威力7をされているケースなど)
このケースは順番が違うと機能しないのですが、
第五弾「弧爪研磨頂」であれば、これを
適正な順番に並べ替えることが可能です。
やはり、非常に強いカードです。
ただし、こちらも第五弾「夜久衛輔S」と同様、
他の「弧爪研磨」が強いため、
何十枚も必要なカードという事はなさそうです。
4枚ぐらい持っておけば、音駒デッキを2つ
くらいは作れそうですよね。
あ、もし第五弾「灰羽リエーフ頂」デッキ
を作りたいのであれば、その限りではないかも
知れませんね。常に「灰羽リエーフ」をデッキから
引っ張り出すぐらいでよいのかもですね。
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