第三弾「叩くなら折れるまで」が出たときに
先行を取ったら勝ちだけど、先行を取られたら負け
という、及川と芝山と「叩くなら折れるまで」
で構成されたデッキタイプがありました。

まあ、後攻だとそのまま負けなので、
実際に使用する人がいたかどうかは分かりませんが、
そんな壊れたデッキが考案されたことは事実です。


そして、第五弾に入って、またおかしなデッキを
作りたくなるパーツが出てきました。



第五弾「及川徹R」です。



このカードは、分かりやすくいえば、
アクションカードではない「下手糞上等」です。
ブロックのときだけですけどね。
ブロックポイントに+2して、手札を維持できます。

当然ですが、このテキストを読んで、
デッキ40枚を全部第五弾「及川徹R」にしたら
どうなるだろう?と想像する人は多いと思います。

実際、第二弾「芝山優生N」の時は、
そのような想像をしたわけで、
今回も捨てたら山札を引くと書かれている以上、
試す人は試しますよね。


で、結論から言うと、今回も先行を取ったら、
相手がブロック不能を使ってこない限りほぼ勝てる
デッキになりそうです。





極端なこわれデッキ

第五弾「及川徹R」×32
「叩くなら折れるまで」×8






まずサーブして、「叩くなら折れるまで」を
2枚使います。

相手は手札4枚程度になり、6レシーブをして、
手札1枚でどうにかアタックを返してきますが、
そこに第五弾「及川徹R」でブロックをします。

手札に2枚第五弾「及川徹R」があるなら、
ブロック+4なのでブロック成功です。
(2枚山札を引きます)

大抵、第五弾「及川徹R」を2枚引くでしょう。
相手は手札1枚ですが、うまくドローから
もう一度返してくるかも知れません。

でもこちらは慌てず、第五弾「及川徹R」で
ブロックし、第五弾「及川徹R」を捨てて、
ブロック+2して、山札を引きます。
多分まだ第五弾「及川徹R」を引けるので、
ブロック+4にして相手をねじ伏せます。


二戦目は、手札に「叩くなら折れるまで」が
くるかどうかは微妙です。
ですが、とにかく、相手のデッキにブロック不能が
含まれていない限り、こちらはサーブ後、
かなりの確率でブロックを続けることが出来ます。

なにせ、山札を引いても引いても、
ほとんどが第五弾「及川徹R」なのですから。


もちろん、手札に「叩くなら折れるまで」が詰まって
事故になることもあります。
ですが、このカードは多分必要です。

なぜなら、相手が初手から回復してくる
音駒デッキの場合、いくらブロックしても相手の
手札は減らないからです。

こちらはブロック1回に付き手札1枚と山札2枚を
消費するのですが、音駒側は一ターン1枚の手札消費で
もし、「背中は俺が護ってやるぜ」を引いたターンは
手札消費0なのです。


つまり、普通にブロックを仕掛けても、確実に敗北します。


ですが、初手で第四弾「夜久衛輔N」のエンジンを
破壊しておけば、序盤は有利に進むため、うまくすると
そのまま勝ちきる可能性が出てきます。


そのために、「叩くなら折れるまで」を
入れているわけです。


もちろん無しで全部第五弾「及川徹R」という
デッキも作れます。
相手にブロック不能コンボや、手札回復ギミックが
無いならば、先攻を取った時点でほぼ勝ちですね。


ただし、このデッキ、後攻を引いた時点で負けです。


バレーボールでの究極プレー、
「サーブだけで点を取る 」の反対である、
「バレーは一人では出来ないんだよ」ということです。


まああくまでも妄想ですが、こんなことも
出来るというのがバボカの面白いところですね。



ちなみに、第五弾「及川徹R」を40枚は無茶でも、
三分の一が第五弾「及川徹R」というデッキは組めます。


どういうデッキになるのかというと、
青葉城西の1枚ブロックデッキという事です。
こちらが烏野だとしてアタック5を出しても、
相手は3ブロック1枚と第五弾「及川徹R」を
一枚で止めてきます。
手札は1枚回復してしまうので、実質消費は1枚です。

こちらがアタック9をしたとします。
相手は3ブロック1枚と第五弾「及川徹R」を
三枚で止めてきます。
手札は1枚回復してしまうので、実質消費は1枚です。


つまり、高火力アタックを無効化してくるわけです。
せっかく手札を何枚も使って出した高火力アタックを
サクッと消してきます。


最終的に何枚入れるのが適正なのか、これから
研究していくわけですが、かなり面白いカードだと
思います。

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