バボカ、強豪と互角に戦える力
2015年11月26日 TCG全般新規の方が増えていると仮定して、
先日の「ローコスト音駒デッキ」などを公開して
皆さんに少ない初期投資でバボカの面白さを
味わって欲しいなと思っていたわけですが、
本日は「低レアリティ梟谷デッキ」を紹介します。
ローコストと書けないのは、スターターの
カードがあまり入っていないからです。
カードが足りない人でも「ローコスト音駒デッキ」
のあまりカードを使うと、こちらも比較的
コストを抑えてデッキを作れるように
とは考えたものの2箱必要なので、
あまり新規の方向けとは言えないかも、、、。
第六弾は梟谷学園がメインの箱と言っても
過言ではないですが、残念ながら一箱買いだと、
満足できる枚数のキャラクターが
そろった梟谷デッキは作れないですかね。
でも、木兎、赤葦の頂カードが少なくても、
梟谷らしいデッキにはなると思いますので、
HVD05のスターターデッキと
シングルでレアリティRのカードを買って、
梟谷学園デッキを作ってしまいましょう。
高いレアリティーのカードが無くても
梟谷は戦えます。
実際、原作の「梟谷は木兎がいなくても強豪と
互角に戦える力があり、、、」というのが
妙に納得できるデザインになっていて、
デザイナーさん上手だなと感じました。
「頂カード」が無くても、
「その瞬間が有るか無いかだ」が無くても、
他校とそれなりに互角に戦えちゃうというのが、
梟谷学園だと思います。
普通に梟谷デッキというものを考える場合、
頂のカードやスーパーなカードをたくさん
集めて構築して、火力特化なデッキが
出来上がると思うのですが、
実はきわめて音駒的なデッキが組めるのが、
梟谷学園だったりします。
レシーブ特化という意味ではなく、
安定度の高いデッキという意味ですが。
試しに、木兎は第六弾「木兎光太郎R」だけ、
赤葦はHVD05「赤葦京治」と
第六弾「赤葦京治R」だけにしてみましょう。
頂カードは無しということです。
ここで、さらに火力系アクションカードを
思い切ってはずします。どうせ火力が出ないなら、
無くても良いわけです。
すると、アクションカードの少ない
一風変わったデッキにたどり着きました。
「低レアリティ梟谷デッキ」
(と言ってもレアリティRのカードが半分以上
入っているので安くは無いというのが、、、)
アタックエリア8枚
第六弾「猿杙大和R」×7
第六弾「尾長渉N」×1
トスエリア8枚
第六弾「赤葦京治R」×2
HVD05「赤葦京治」×6
レシーブエリア16枚
第六弾「小見春樹N」×4
第六弾「木兎光太郎R」×7
第六弾「木葉秋紀R」×5
特殊枠5枚
第六弾「鷲尾辰生N」×5
アクションカード3枚
「もう一回、決まるまでだ」×3
戦い方としてはシンプルです。
とにかく、初手からがんばって
各エリアに3ガッツずつ貯めていきましょう。
3ガッツ溜まったら、そこから体力勝負を
開始するのがこのデッキの特徴です。
最初のセットは捨てで良いので、
繋いで繋いで各エリアにガッツを貯め続けます。
サーブスタートであれば、ガッツは
レシーブエリアに最大2、トスエリアに最大2、
アタックエリアに最大1が溜まるはずです。
レシーブスタートであれば、
各エリアにガッツ2ずつが最大値です。
アクションカードを引いてしまうとその分
スタートが遅れますが、2セット目の途中から
手札は回復し始めるので、あきらめずに
粘りましょう。
このデッキで手札を回復してくれるのは、
HVD05「赤葦京治」と
第六弾「猿杙大和R」です。
ドロップエリアを肥やすのは
第六弾「尾長渉N」と
第六弾「鷲尾辰生N」と
第六弾「木葉秋紀R」ですね。
第六弾「木兎光太郎R」は基本的には
サーブ担当ですが、仕事としては、
赤葦に山札からサーチ「してもらう」
という消極的なポジションです。
解説すべきは第六弾「木葉秋紀R」ですね。
テキストは「このキャラが梟谷のキャラの上に出た時、
手札1枚をドロップエリアに置いてもよい。
そうした場合、デッキからカード1枚を引き、
このキャラのアタックポイントに+2する」です。
このカードは梟谷のキャラの上に出た時に発動なので、
一回目のレシーブでは起動しませんが、
少なくとも2回目のレシーブからは、
ドロップエリアを肥やすカードとして機能します。
先攻サーブ時、後攻レシーブ時共に、
2ターン目からレシーブとアタックで使用したいので、
5枚あれば良いかなと思います。
ちなみにサーブ時にも使用可能なので、
念のため覚えておきましょう。
第六弾「猿杙大和R」で拾うための
準備分のドロップエリアが出来た後は、
あまり使用しないほうが良いカードです。
ちなみに1セットは落としても仕方ないです。
というのもこのデッキでの梟谷は、最初の
セットは、守備力、持続力ともに弱いからです。
しかし3ガッツ溜まると、状況は色々と変わります。
第六弾「鷲尾辰生N」を使用して守備をしても、
手札がそれほど減らなくなるので、
手札差で相手を上回っていきましょう。
イメージとしては、町内会が近いと思います。
この動きのキーになるキャラクターは
第六弾「猿杙大和R」ですね。
テキストは「このキャラが手札から場に出た時、
3ガッツ以上あれば、自分のデッキの上から
カード1枚をドロップエリアに置いてもよい。
そうした場合、このキャラのレシーブポイントに
+3し、自分のドロップエリアの梟谷のキャラカード
1枚までを手札に加える」です。
恐るべきはこのカード、サーブエリアですら
効果を発揮します。
まあ、現状、サーブエリアにガッツが貯められるのは、
烏野と音駒だけなので、関係ないですけどね。
しかし、少なくとも、レシーブエリア、トスエリア、
アタックエリアのどこでも効果を発揮します。
つまり、ガッツが3ある状態で、
このキャラでレシーブし、アタックすれば、
山札2枚と引き換えにドロップエリアのキャラクター
2枚が手札に入るわけです。
基本的には山札を1枚引くのと同じ効果なのですが、
ランダムに来るカードと、ドロップエリアの
公開情報から1枚持ってくるのでは、
その強さがまったく違います。
ただし、山札トップにあったアクションカードも
ドロップエリア行きなので、使いすぎると
ひどい目にあうことになります。
このデッキにアクションカードが少ないのは、
第六弾「猿杙大和R」の犠牲になる
アクションカードを減らしたいというのもありますが、
重要なのは最初のセットにアタック用のアクション
カードを引きたくないということです。
このデッキの理想的な流れとしては、
後攻のレシーブからスタートして、
手札に一度もアクションカードを
引き込まないことと、相手が
アタック6以上を打ち込んでこないことです。
5サーブや5アタックまでは、第六弾「小見春樹N」で
受けられますから、最初のドローから、3枚ドロー
出来て、それぞれのエリアに3ガッツずつ
(この時点では2ガッツずつ)貯めることができます。
なお普通のデッキが相手であれば、この時点で
相手がブレイクを宣言すると思われます。
(相手がずっと4ブロックをしていれば別ですが)
セットを取られても、3ガッツずつ全ての
エリアにガッツが溜まれば十分ですね。
そして次のセットからは能力全開で行動が可能です。
これ以降は、第六弾「木葉秋紀R」で、
キャラクターをドロップしドロー、
トスを第六弾「赤葦京治R」で上げ、
第六弾「木兎光太郎R」をサーチし、
第六弾「猿杙大和R」を使用するたびに
さらに手札が1枚増えるイメージです。
まあ、山札はすごい勢いで溶けていくわけですが。
(毎ターン4枚ドローなので)
そして、ガッツが4ガッツずつ溜まったら、
「もう一回、決まるまでだ」を使います。
あとは、こちらのレシーブが失敗するか、
相手の手札が尽きるかの勝負になります。
少なくとも、このデッキで色々な強豪デッキと
互角に戦うことは可能だと思われます。
(勝ったり負けたりするという意味で)
高威力のアタック連発に対して弱いですが、
ブロックデッキ相手であれば、
手札体力差である程度上回れると思います。
そしてこの動き方が、梟谷デッキを組む上での、
ベースになるのでは無いでしょうか?
、、、ま、ひたすら4ブロックだけをしてくる
「音駒ローコストデッキ」相手だと
かなり分が悪いので、勝つためには、
やはり木兎が加わる必要があるのですけど、
そのデッキ紹介はまた後にします。
まずは、梟谷学園がどんな高校か
分かってもらえるようなデッキにしている
つもりですから是非お試しください。
第六弾「木兎光太郎頂」の入ったデッキは、
皆さんの意識が木兎さんから逸れたころに
作りたいと思います。
では。
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