第六弾の新しいアクションカード、
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」いいですね。

私はたまたま、ボックス買いの箱から、
このカードの金色バージョンが出てしまったため、
その神々しさに、何とかこのカード使えないかなと、
色々考えていました。


テキストは、
「手札すべてをドロップエリアに置いて合掌してもよい。
そうした場合、ドロップエリアに置いた枚数と同じ数を
自分の「田中 龍之介」か「西谷 夕」1体の好きな
ポイントに加える。その後、そのキャラのガッツが
3ガッツ以上なら、自分のドロップエリアから
烏野のキャラカード2枚までを手札に加える」です。


まあ、普通に考えて、手札全トラッシュ&ドロップ
エリアの烏野キャラ2枚回収は、リスク先攻で
強いわけがないですよね。

で、色々考えてみました。



まず、「西谷夕」「田中龍之介」のレシーブ力を
上げるときに使う場合、例えば素で5レシーブある
「西谷夕」に対し、このカードを含めて
手札9枚あるならば13レシーブとかが出来るわけです。

が、それなら「ローリングッサンダァァァ!!!」を
狙うほうがまだ現実的です。

つまり、高火力レシーブにはあまり適さない
ということが分かりました。

次に、中火力レシーブですが、例えば手札に
キャラ2枚とこのカードであるならば、
レシーブに+2して、手札は2枚に戻ります。
これなら安定しています。



、、、それなら「前のめり」で行くほうが、
1枚ドローがあり便利?
でも、ドロップエリアのカード次第では
こちらの方が便利ですね。



最後に、手札がこのカードしかないときですが、
ドロップエリアにある程度のカードがあれば、
これは便利です。

レシーブ力が+0ですが、ドロップエリアから、
烏野キャラのセッターとアタッカーを
拾って来ることができるので、命拾いできました。



というわけで、高火力レシーブを狙うというよりも、
ドロップエリアからその場でピンポイントで
欲しいセッターとアタッカーを拾うためのカード
ということが分かりました。


では、ピンポイントで欲しいセッターと
アタッカーとは誰でしょう?

やはり、烏野ですから、まずは影山と日向ですね。
この組み合わせで強いのは、
HVD03「影山飛雄」と第四弾「日向翔陽頂」の
組み合わせだと思います。

トスエリアに2ガッツあれば、6アタックで
ブロック不能です。手札0なので確実に
第四弾「日向翔陽頂」の特殊能力が決まります。

また、ガッツが3溜まっているならば、
第六弾「影山飛雄頂」第六弾「日向翔陽頂」の
コンビも強いです。




今回初めて頂のカード紹介ですが、
まずは、やはり主人公メインからという事で、
第六弾「日向翔陽頂」から。

このキャラクターカードの特徴は、
やはりHVD03「日向翔陽」の火力アップ版
ということだと思います。

必要ガッツが1ガッツ多いため、初手には引きたく
無いですが、ブロックが2あるため、
そして、烏野にはドロップエリアの日向を
取ってくる手段が豊富にあるため、
デッキに入れて十分な働きが期待できます。


正直、日向&影山に関しては、
手札から出たときという条件を
満たすのは難しくないと思われます。

第六弾環境では烏野は手札に持ってくる
手段がとても多いので、何とかなりますね。


ポイントは、第四弾「日向翔陽頂」と
どちらが機能しやすいか?ということですが、
手札を潤沢に持ちながら戦いたいなら、
やはり第六弾「日向翔陽頂」が
良い気がします。

第四弾のブロック無効はうれしいですが、
最大火力は4ですし、なによりブロック
無効は影山頂のブロック1体まで制限と
かぶるので、どうかなというところです。

相手がプロモ教頭を使ってこない限り、
一枚ブロックで7アタックを
止められる事もそうそうないでしょう。

、、、同時にこの火力ならば、
(日向5+影山2ならば)
HVD01の「ドンピシャ」で戦うのも
悪くないかもしれません。
合計8アタックブロック不可でガッツは
減りませんから、ある程度連発が可能ですし。


アクションカードを消費しても
しなくてもいいので、状況に応じて、ドロップ
から拾うカードを使い分けられたらいいですね。



なお、先に解説してしまったも同然ですが、
第六弾「影山飛雄頂」は、一枚ブロック制限の
アタック+1という能力持ちのカードです。

正直なところ、ブロック制限はとても強い能力で、
伊達工や一部のブロックデッキを完全無効化
できるのですが、強い反面強力なアタッカーと
組まないと無意味という、場面を選ぶ能力です。

それゆえ、現状は第六弾「日向翔陽頂」と
組ませる以外にあまり良い使い道がありません。
かなり惜しいカードと言えます。

「ワイド移動攻撃」を使用するなら、
HVD03「影山飛雄」の方が便利ですしね。

ただ、アクションカード無しにここまで相手を
制限できるというのが強みですから、
その点を踏まえて総合的に考えてみると、
やはり変人速攻は強いです。



ちょっと話がそれました。


ということで、「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」を
レシーブ時に使うなら、ドロップエリアに
有効な「影山飛雄」と「日向翔陽」を
落としておいて使うと良さそうです。

ちなみに、「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」の
対象カードは烏野全部で、しかも手札に戻るので、
コンビカード、トリオカードの
名前の付け直しが有効な場面が出てきます。

通常、コンビカード、トリオカードは、
「今度は最強の味方じゃん」や「小さなケモノ」の
ようなカードでは拾えないのですが、
このカードであれば拾えます。

ですから第七弾プロモの「烏野高校排球部」が
ドロップエリアにあるときに、
一緒に第四弾「日向翔陽頂」があるならば、
ドロップエリアから拾ってきて「影山飛雄」
として使用することで、効果を最大限発揮できます。




結論、緊急回避としては結構強い。





次に、アタック時に使用する場合ですが、
このカードのテキスト的には、
好きなポイントに加えると書かれています。
つまり、アタック時に使用して、
トスポイントを上げてもよいわけです。

レシーブはすでにしてしまいましたし、
「脳が正常に働くために」を
ドロップエリアから拾えるわけでもないので、
ここで数字をレシーブに加える意味はありません。


しかし、トスに加えることには意味が
ある場合があります。
トスが0+2という第六弾「西谷夕R」で
トスするとき、こちらにトスポイントが
足せるのです。

つまり、アタッカーが日向であっても火力が
上がるわけですね。これは便利です。


特に「リベロのトスからエースのバックアタック!!」
を再現したい場合に「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」を
使うなら、「西谷夕」のトスポイントに
加えないと効果が出ないですから。

かっこよく第四弾「東峰旭S」を使いましょう。
(キャラが出たときにしかバックアタックできません)


ちなみに、この場面で、第四弾「東峰旭S」を
出してもガッツが奇数であれば、使わずに
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」で捨てたほうが、
ポイント的には高い火力が出ます。

しかし、第一弾「日向翔陽S」や
第五弾「日向翔陽R」が出ている場合は、
その限りではないので、状況に応じて
使い分けると良いと思います。


さて、特殊ケースの話はこれぐらいにしまして、
あとは普通にアタックポイントに加算する場合です。

どんなときに便利でしょう?

一番強いのは、後攻の初手です。
普通にレシーブして、トスしてアタックする場面で、
セッターはトス+1のアタッカーはアタック3の
「田中龍之介」であれば、手札は4枚あるはずです。
つまり、いきなり7アタックなんですよね。

初手7アタックって割ときついです。
とはいえ現在はブロック環境なので、
もちろん相手の8ブロックで返されることもあり、
こちらに余裕があるわけでもありません。

まさに、悟りの境地で行う捨て身攻撃ですね。

相手がブロックで来ちゃったらほぼアウト。
出来なければ相手がほぼアウトです。



ちなみに、ブロックされて負けても、
良いことは色々あります。

例えば、初手、トスを第三弾「菅原孝支N」で
上げてある場合、7ブロックされて負けても、
次の手番、ドロップエリアには3枚あります。
恐らく手札に1枚は影山があるでしょうから、
早速ドロップエリアのキャラクターカードを
トスエリアのガッツに加えることが出来るのです。

特にこの影山がHVD03「影山飛雄」ならば、
特殊能力がいきなり発動しますので、
連続ブロックを食らう可能性も少し低く出来ますね。

ブロック以外での攻めながら手札を
ドロップする機会というのはなかなか無いので、
セットを落としてとしても場を整える上で
悪くないカードだと思います。


もっとも、手札にある他のアクションカードを
ドロップエリアに誘う悪魔のような
側面も持ち合わせているカードですから、
使いこなしには時間がかかるかも知れません。

でも、「コート上の王様」より安定的に
ドロップの場が作れますから、バボカらしい
とても良いアクションカードだと思います。



では、長くなりすぎたのでこのへんで。


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