突然ですが、サーブエリアにもガッツは
溜まっています。
ブロックエリア以外の登場キャラは
重ねるルールですし、重なったキャラクターの
下はガッツと規定されていますから、
サーブエリアのキャラクターの下もガッツです。

ドロップエリアには登場ステップが無いので、
ガッツは溜まらないと考えてよいと思います。




さて、本日の本題に入りましょう。
次のアクションカード紹介が
「これはもう壁って言うより傘だろ」だったので、
もうデッキにして紹介することにします。


「ローコスト音駒デッキ」を作ってくれた方々の中には
もうすでにデッキを尖らせてこのカードを入れた
デッキを楽しんでいる方がいるかも知れませんね。


ブロック特化デッキである「ローコスト音駒デッキ」には
多数の「黒尾鉄朗」と「灰羽リエーフ」が入っています。
ですから「月島蛍」を追加すれば「傘」デッキが作れる
と考えるのは同然のことでしょう。


さて、このデッキを作る場合、何に気をつければ
良いのでしょうか?


ポイントは当然追加する「月島蛍」です。
「ローコスト音駒デッキ」の中で重要なのは
「新しい血液が回り始めたかな?」です。

レシーブ時にしか使えないカードですが、
重ねがけ可能な上、「黒尾鉄朗」と「灰羽リエーフ」の
両方を拾うことが出来ます。

ですから、このカードを「どうしてっかなあいつら」と
取り替えるわけにはいきません。
アクションカードは8枚制限があり、
「ガッと!止めないと、ガッと!」を4枚入れたい
このデッキにとっては、アクションカードの
スペースは限られたものになります。

当然ですが「これはもう壁って言うより傘だろ」を
最低2枚は入れたいわけですから、
これでアクションカードの枠は埋まったと考えて
良いのだと思います。



では、どうやって、任意のタイミングで
「月島蛍」をブロックエリアに
出せばいいのでしょうか?


そうですね、アタックエリアのアタッカーに
しておけばいいですね。
第二弾「月島蛍R」はアタックエリアの
キャラクターであれば、ブロックエリアに
手札からブロックキャラが出たら
ブロックエリアに移動する能力持ちです。


つまり、手札に「黒尾鉄朗」と「灰羽リエーフ」
と「これはもう壁って言うより傘だろ」があれば、
そのまま完成なわけです。


第六弾「灰羽リエーフ頂」にも似た能力が
付いていますが、ブロックデッキで
アタックエリアに3ガッツなんて
溜まるわけがありません。

第二弾「黒尾鉄朗R」は可能性を秘めていますが、
黒尾は枚数的にいっぱいいっぱいなので、
これ以上種類を増やすのは得策ではないです。




というわけで「VS傘」デッキです。


アタックエリア14枚
第二弾「月島蛍R」×3
HVD05「黒尾鉄朗」×4
第六弾「灰羽リエーフN」×7


トスエリア7枚
第二弾「弧爪研磨S」×3
HVD05「弧爪研磨」×4


レシーブエリア7枚
第六弾「黒尾鉄朗」×4
HVD05「夜久衛輔」×3
(もしくは第五弾「夜久衛輔S」×3)

特殊枠4枚
第六弾「犬岡走N」×4


アクションカード8枚
「ガッと!止めないと、ガッと!」×4
「新しい血液が回り始めたかな」×2
「これはもう壁って言うより傘だろ」×2



初手、ポーカーに成功する場合もありますが、
駄目でもとりあえずアタックエリアに
第二弾「月島蛍R」を置きながら、
チャンスを待つデッキです。

ちなみに、アタックエリアに第二弾「月島蛍R」
以外が出ている状態は嫌なので、
第二弾「弧爪研磨S」でアタッカーを出さないか、
HVD05「弧爪研磨」でアタッカーを
第二弾「月島蛍R」に代えましょう。


第六弾「弧爪研磨S」も魅力的に見えますが、
手札1枚は、ブロックデッキにとって
致命傷なので、、、。


「ガッと!止めないと、ガッと!」を
3枚にしてもいいのですが、ブロック不可を
連発してくるデッキ相手
(スターター研磨と第一弾「日向翔陽S」デッキ等)
に分が悪すぎてしまったので、
やはり4枚で戦いたいです。

要するに、3回傘を出して勝負を決めるというより、
傘でプレッシャーをかけていって、相手の
無理やりなブロック不可を引き出すイメージです。


傘をできれば2回使いたい。
でも3回目を使うためのギミックを入れると
デッキに負荷がかかりすぎてバランスを崩す、
というようなイメージを持っています。

環境にあわせて2枚にするか3枚入れるかを
選ぶとよいと思います。



ちなみにこのデッキの防御力ですが、
一応アタック15を止めるということまでを
想定しています。

ブロック4黒尾+ブロック4リエーフ
+ブロック2月島+3傘+2犬岡

このあたりが限界でしょう。
ですから、梟谷のアタック16は止められたら
ラッキーぐらいに思っています。

止めたい人は月島を一部4ブロックのものに
代えれば良いわけですが、
「これはもう壁って言うより傘だろ」の枚数の
話と同じことでデッキのバランスを崩すと
思われます。

ブロック4の月島は手札に持っている必要があり、
ポーカー任せになってしまう危険があります。
特に、相手の第二弾「弧爪研磨S」に対する
防御力が低すぎますから。

でも、「これはもう壁って言うより傘だろ」で
「うるせー梟を黙らせ」たい人は、
汎用性は低いですが、強いブロックが出来る方の
月島を採用しましょう。


もう一枚、採用すると強いのが、
第五弾「夜久衛輔S」です。
レシーブ時、恐らくゲーム中1回だけですが、
山札を見て3枚から1枚のカードを持ってくる
事が出来ます。


ゲーム中1回しか使えないので、
こちらを取るかレシーブ5の方を取るか
非常に悩ましいカードです。


タラコや及川の7サーブをケアすることが
可能なレシーブ5は優秀で、
こちらはゲーム中何回かお世話になります。

しかし、第五弾「夜久衛輔S」は1回しか
使えない代わりに、ゲーム中クリティカルな
場面を作り出すことが出来るカードです。


このVS傘デッキの場合、最終局面で手札に
「これはもう壁って言うより傘だろ」は無いが、
「新しい血液が回り始めたかな」があったり、
「これはもう壁って言うより傘だろ」はあるが、
リエーフ、黒尾のどちらかが無いというケースが
結構あります。


「これはもう壁って言うより傘だろ」はあるが、
リエーフ、黒尾のどちらかが無いというケースは、
第五弾「夜久衛輔S」があれば、
結構な確率でこの状態を解消可能です。

また、反対に手札に「新しい血液が回り始めたかな」と
第五弾「夜久衛輔S」と第二弾「弧爪研磨S」
しかない場合、普通に考えると、もし山札の上3枚に
「これはもう壁って言うより傘だろ」があっても、

第五弾「夜久衛輔S」で持ってきたカードが
黒尾かリエーフを第二弾「弧爪研磨S」で
捨てなくてはならなくなり、
「これはもう壁って言うより傘だろ」は
発動しません。


しかし、第五弾「夜久衛輔S」の能力は
とても高いので、別のカードを1枚
手札に持ってきて、
「これはもう壁って言うより傘だろ」を山札の
トップにしておくことが出来ます。


ポイントは「新しい血液が回り始めたかな」で
拾う黒尾にあります。
HVD05「黒尾鉄朗」を拾えばいいわけです。
最終局面ですから、ドロップエリアには
このカードが必ずあるはずですし、
アクションエリアには必ず、
「ガッと!止めないと、ガッと!」があるでしょう。


つまりHVD05「黒尾鉄朗」の能力で
山札のトップにある
「これはもう壁って言うより傘だろ」を
引くことが出来ます。


もちろんアタックエリアには
第二弾「月島蛍R」があるでしょうから、
少ない手札から「傘」を決めることが
出来るはずです。


なお、第五弾「弧爪研磨頂」も似たことが出来ますが、
アタックエリアの月島を消してしまう恐れがあり、
このデッキでは不採用にしました。

第二弾「月島蛍R」では無くHVD03「月島蛍」を
採用する場合は、第五弾「弧爪研磨頂」が優秀です。
デッキによって使い分けるとよいと思います。





ところで、このデッキを考えたことと
皆様に第二弾「弧爪研磨S」を
毎回のように紹介しまくっていることとは
関係があったりします。



作ってみて思ったのですが、
この「VS傘デッキ」結構強いんですよね。
というか、相手に抵抗するギミックが無いと、
本当にあっさりと2セット持って行くことが
出来てしまいます。

ブロックデッキですから、じゃんけんに勝つと、
結構な確率でゲームに勝ててしまいますし、
後攻でもソコソコの確率でゲームを
ひっくり返せるので、ブロック不可を
積んでいないデッキ相手だと
結構ひどいことになるわけです。


しかもこのデッキはアタック15以上を
跳ね返すタイプと違い、第二弾「月島蛍R」を
採用しているため、手札が3枚程度でも、
コンボか成立してしまうということで、
1、2回程度のタイミングが正確ではない
ブロック不可だけですと、対応しきれない
可能性が高いのです。



対策カードが無いために、一方的なゲーム
になってしまうというのはやはりつまらないので、
このような特殊デッキ対策は全てのデッキに
必要になってくると思うのですが、
一番楽な対策カードが、第二弾「弧爪研磨S」なのです。



「これはもう壁って言うより傘だろ」は
手札を最低でも3枚必要とします。
ですから、手札が揃った瞬間に、
第二弾「弧爪研磨S」を連発されると、
このデッキは結構きついのです。

ある程度第六弾「黒尾鉄朗N」と
「ガッと!止めないと、ガッと!」で
耐える事が出来る場合もありますが、
連続でやられるとかなりきついのです。

反対に、この傘デッキは、ブロックが
成立してしまうと、普通のデッキでは
歯が立たず、連続2セットを取られる
ことはざらですので、明確な対策カードは
デッキに入れておくべきだと思います。


それゆえの第二弾「弧爪研磨S」の
宣伝ですので、ちょっとうるさいぐらいに
書き続けていました。




この「VS傘」デッキ自体、
比較的ローコストで組めますし、
逆に傘デッキと対戦する上で、どのように
対処すれば良いのかを練習する
練習台としても使えると思いますので、
ぜひ試してもらえたらなと思います。


どのタイミングでブロック不可をすれば相手が
困るのか?困らないのかは、
実際に使ってみないと分からないですしね。




では。



コメント

みやた
2015年12月7日12:43

「ローコスト音駒デッキ→傘」の順番で始めた私に有難すぎる記事でした…!
ただ第二弾の月島蛍だけ、必須なのに1枚も持っていないのでシングルで探し回ろうと思いますm(_ _)m

くろう
2015年12月8日11:54

みやたさん

第二弾「月島蛍R」は出たころから強いカード
だったのですが、まさかこんな形で
使えるカードになるとは思いませんでした。

もしかしたら、第七弾環境になったら、
第三弾「金田一勇太郎N」あたりも
化けるかも知れないですね。

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