バボカ、研磨、偏食は「ヤメロ」デッキを作る
2015年12月11日 TCG全般公式ツイートにも紹介されていますが、
皆さん、タラコとブロッコリー、
楽しんでいますか?
さて、今回はデッキ作りの流れをメインに
デッキ紹介をしていきたいと思います。
今回は使いたいカードからのデッキ作りです。
1 使いたいカードを決める
今回使いたいのは
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」です。
タラコ、ブロッコリー用の能力アップ
カードです。そして、手札も肥やします。
さて、どの点に注目しましょうか?
2 使用時のイメージを膨らませる
まず、「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」を
使うにあたって、一番素敵なのは、
初手サーブ7から8だと思います。
ブロックされないというのは大きいですから。
ま、先攻時のみですね。
現在、8サーブを平然と受け止められる
デッキはあまり無いので、
出来れば8サーブしたいのですが、
これにこだわると、後攻時に
本当に戦えなくなります。
ですから、一応7サーブは結構決まるけど、
8サーブはあまり出ないという構築を
したいと思います。
となりますと、「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」の
投入枚数は5枚というところだと思います。
まず、先攻初手、手札引きなおし前に、
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」を握っておき、
手札引きなおしでもう一枚持ってきたいので、
やはりデッキに5枚は必要です。
次に、第六弾「強羅昌己N」の枚数ですが、
出来るだけ多く、ただし事故らない程度に
なので最大8枚までだと思います。
というのも、初手に1枚だけ欲しいカード
なので、引きなおしで手札に増えすぎても
困るのです。
同様に、第六弾「小鹿野大樹N」も8枚に
しておきたいと思います。タラコと同じく
事故防止と、初手に引きたくないからです。
そして、イメージする初手は、
第六弾「強羅昌己N」1枚と
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」が2枚です。
そして、7サーブを打つと、
平均的にデッキから第六弾「強羅昌己N」と
第六弾「小鹿野大樹N」を
2枚ずつ持ってきてしまう計算です。
つまり、サーブで1本とったとした場合、
新しいカードは引き込めません。
手札7枚からのサーブになります。
7サーブが決まればありがたいですが、
決まらない場合は、後攻スタートと
同じ形に進みます。
とりあえず決まったものと仮定しましょう。
手札には第六弾「小鹿野大樹N」が1枚は
来ているでしょうから、偏った手札を
是正するためにドローの付いた、
第六弾「小鹿野大樹N」でサーブしましょう。
戻ってきたボールを可能なら、
第六弾「小鹿野大樹N」でレシーブし、
トスし、第六弾「強羅昌己N」で
アタックしたくなるでしょうが、
良く考えてみてください。
第六弾「小鹿野大樹N」はレシーブが2
しかないので、それはあきらめましょう。
3 カードの特徴を生かすカードを採用する
ここで、前回は第六弾「木葉秋紀R」で
レシーブしていくことを考えていましたが、
成功率が低かったのでこの方法は
やめようと思います。
代わりに便利だと思うのが、
第五弾「夜久衛輔S」です。
最低レベルのレシーブは可能ですし、
リベロですし、手札を山札から
持ってくることが出来ます。
このカードで、三枚先のドローまでが、
手札と同じ扱いになるのは強いです。
で、狙うカードは何かといいますと、
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」です。
増やした手札を火力に変えるカードですね。
西谷、田中用火力アップカードです。
二回目のサーブで手札6枚から、
1枚引いての7枚の手札ですから、
レシーブ、トス、アタック(田中)と
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」を使って、
第六弾「小鹿野大樹N」の能力で
1枚ドローすれば手札は4枚
あるはずです。
つまり、トス1とアタック3と
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」の4点で、
8アタックが可能なのです。
相手は、7サーブを受けたばかりで、
手札が揃っているとは言いにくい
状況だと思います。
ですから、相手がブロックデッキで無い
ならば、ここはアタック8をぶっ放しに
いっても良い状況だと思うのです。
ちなみに、「田中龍之介」は
バニラカードである必要があるため、
HVD03「田中龍之介」を採用しましょう。
必然的に「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」は
3枚投入です。
これぐらい無いと、さすがに理想的な動きが
出来ません。
4 理想の動きから外れたときのフォローを考える
後は、守備の話ですが、基本的に
このカード群はブロック力が高いので、
サーブ&ブロックの流れはありです。
相手に合わせて選択しましょう。
とはいえ、出来れば3ガッツを貯めて、
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」を
有効に使いたいですから、ブロックは
後半に使うようにしましょう。
つまり試合の前半で場を整えてから、
後半で方針を変えていくスタイルですね。
しかし、アクションカードの枠は
使い切ってしまいました。
ブロックできない場合のレシーブが
このままでは弱いわけです。
そこで有効なレシーブをするためには、
烏野でレシーブを+2してくれる
キャラクターカードが必要です。
烏野であれば、ゲームの後半に
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」
で拾えますから烏野キャラが
望ましいですね。
となると、ここはやはり
第四弾「道宮結N」の出番です。
やはり、混成デッキなので、
彼女の守備応援能力が一番ですね。
5 実際にデッキにしてみる
研磨、偏食は「ヤメロ」デッキ
夜久の偏食能力で「ヤメロ」な
カードを選んで手札にしながら
戦うデッキです。
最初、第五弾「弧爪研磨頂」が
3枚だったのですが、相手が
ブロックデッキだったときに、
第二弾「弧爪研磨S」がゼロだと
やはり戦えないということで、1枚を
当初予定していた研磨に戻しています。
アタックエリア12枚
第六弾「強羅昌己N」×8
HVD03「田中龍之介」×4
トスエリア11枚
第二弾「弧爪研磨S」×1
第五弾「弧爪研磨頂」×2
第六弾「小鹿野大樹N」×8
レシーブエリア6枚
第五弾「夜久衛輔S」×3
第六弾「西谷夕R」×3
特殊枠3枚
第四弾「道宮結N」×3
アクションカード8枚
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」×5
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」×3
6 取り扱い説明とこのレシピの特徴
今回のレシピはやっぱり変ですね。
本当は誰が特殊枠なのだか、、、。
誰がレシーブ担当で、誰が
アタッカーなのか良く分からない
感じです。
後攻スタートのときと、初手タラコ7サーブを
止められるケースがきついですが、
それ以外は強いと思われます。
あと、相手が「VS傘」デッキのような
8ブロック10ブロックは当たり前系だと
とてもきつい戦いを強いられます。
こちらの渾身の手札ゼロ9アタックが、
あっさりブロックされますから。
念のため入れてある第二弾「弧爪研磨S」
でブロック主導から勝ちに行く
勝ち筋を残してはありますが、
タラコ7サーブ2本を決めて勝ちに
行くしかない感じかも知れません。
第五弾「弧爪研磨頂」、「夜久衛輔S」の
基本的な仕事内容は
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」が
手札に2枚来てしまうリスクを、
少しでも減らすことです。
手札に「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」が
ある状態で山札のトップ付近に次の
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」が
来てしまっている場合は、無理やりでも
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」を使って
山札をリセットしましょう。
第五弾「弧爪研磨頂」で山札を確認後、
第六弾「小鹿野大樹N」の能力で、
ドローが出来るケースが多いので、
山札を確認しながら、うまく
アクションカードを差し替える
事が可能なのがこのレシピの特徴です。
まさに山札の偏食が可能です。
結局、最初に考えていた第六弾「木葉秋紀R」で
選り好みしたカードを拾うのは、
レシーブキャラの不安定さから中止しました。
使用していただけると分かりますが、
このデッキの場合、菩薩使用後の
アタック威力が8から10程度なので、
ブロックデッキ相手にはつかまります。
ですからその場合は、こちらも
ブロックスタイルをとって応戦します。
7 戦い方の詳細
このデッキの戦い方ですが、
1番は強烈な先制サーブを打ちたいです。
出来れば8サーブですが、7サーブでも
相手のデッキ次第では決まりますので、
積極的に打っていきましょう。
先攻であれば
手札に第六弾「強羅昌己N」1枚と
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」を残して
積極的にカード交換していくのが
このデッキのやり方です。
ただし、6サーブしか出来ない場合は、
第六弾「小鹿野大樹N」のサーブに
切り替えると良いと思います。
このデッキは、サーブエリアに
第六弾「小鹿野大樹N」が居るときと
居ないときでは動きが二倍
違ってしまいます。
ですから第六弾「強羅昌己N」でサーブを
打つのは、あくまでも決めに行くときです。
「勝ちに行くサーブ」だけを打つように
心がけましょう。
2番目に、受けに回った場合は、
リベロでレシーブし、
第六弾「小鹿野大樹N」でトス、
第六弾「強羅昌己N」でアタックしましょう。
3アタックですが、手札が1枚増えます。
もし、サーブエリアに
第六弾「小鹿野大樹N」が居るならば
2枚増えるので、状況がかなり変わります。
出来れば第六弾「小鹿野大樹N」を
サーブエリアに出しましょう。
トスエリアに3ガッツが溜まるまでは、
出来るだけレシーブとドローを続けます。
出来れば、アタックエリアにも3ガッツ
貯めたほうが良いです。
相手がブロックデッキであるかどうかを
見極めつつ、戦い方を考えます。
ブロックデッキで無いならば、
ガッツが溜まりきる前でもいいので、
手札に「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」と
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」を
揃えにいきます。
ブロックデッキで無いならば、
相手の場の状況がよくなる前に、
アタック8を叩きつけるほうが
勝率は高くなると思います。
ガッツが溜まるまでは、
ベース火力が3+1と
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」で
手札が2枚増えて、さらに
第六弾「小鹿野大樹N」ドローで
もう2枚増えた手札を全部捨てる
感じです。
3ガッツ溜まったあとは、
状況に応じてブロックを選択したり、
第二弾「弧爪研磨S」でブロックの
攻守を切り替えたりしましょう。
アタック威力も、第六弾「西谷夕R」が
ジャンプトスを使えるようになるため
基本火力が3(強羅)+2(西谷)と
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」の火力+1と
手札が増える2枚分と
第六弾「小鹿野大樹N」ドローで+1枚で
9アタックが普通に出ます。
ただ、ブロックデッキ相手の場合、
基本的には11アタック出るときにしましょう。
3ガッツ到達後は「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」
を2枚使えば11以上の火力は見込めるので、
その場合はありだとは思います。
、、、最悪ドロップエリアの烏野カードを
2枚拾えますからね。
でも本当は、増えた手札はブロックに
振っていった方が強い気がします。
ですが、相手もブロック貫通を
積んでいるはずなので、攻守を
切り替えられると、こちらが不利です。
やはり、どこかで大砲は使わないと
いけないわけですね。
8 このデッキの楽しい部分まとめ
ここで便利なのが、第五弾「夜久衛輔S」です。
手札が1枚増える上、今欲しい1枚を
三枚の山札から選び取ることが出来ます。
しかも、手札に引きたくない
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」を引かずに
保留することも可能という機能も付いています。
さらに、このデッキのアクションカード二種類、
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」と
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」は
とても相性の良いカードです。
手札が増えるカードと手札が火力になる
カードなのだから相性が良いに決まってますが、
それ以上にすばらしいのは、
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」は
山札をシャッフルできるということです。
実は「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」の最大の
弱点は、手札に2枚以上来てしまうと、
どうにもならなくなってしまう点なのですが、
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」はその弱点を
見事に消してくれるのです。
そして、「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」を
2枚手札で重ねないために、
第五弾「夜久衛輔S」の能力は
(第五弾「弧爪研磨頂」も)とても効果的です。
山札のトップカードを2回に1回確認しながら、
第六弾「小鹿野大樹N」の効果で、
山札ドローすることが出来るわけですから、
重なりそうになったら、山札の後ろへ送ったり、
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」でシャッフルして
やり直したりという動きが優秀です。
ちなみに、最初は第六弾「夜久衛輔R」で
試していたのですが、序盤の
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」事故が
防ぎにくく不採用になりました。
ガッツが溜まってからは強いのですが、、、。
なお、「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」
でアタックする際のトスエリアと
アタックエリアの推奨の組み合わせは、
「小鹿野大樹N」+「田中龍之介」
「西谷夕」+「強羅昌己」
になります。
どちらも「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」と
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ!!」の火力アップ
を受けられるので強いです。
「西谷夕」+「田中龍之介」ですと、
「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」分の
火力が増えないので注意しましょう。
あと、実は、
「西谷夕」+「小鹿野大樹N」でも
そこそこの火力が出せます。
うっかり、バニラカードが無いから
あきらめるということのないように
気をつけましょう。
1枚ドロー分火力は減りますけどね。
9 このデッキの弱点と対策
このデッキはブロックデッキが
蔓延していない環境では楽しいデッキです。
相手にガッツをあまり貯めさせずに、
アタック8が3発とサーブ7が1発は
打てますから、かなり有利です。
しかし、現在の8から10ブロックは
当たり前、たまに傘で15ブロックが飛んでくる
現状では普通にやるときついです。
そこで、第二弾「弧爪研磨S」を採用している
わけですが、ブロックデッキ相手ですと
デッキにこのカードを3枚入れたくなります。
そうなると、コンセプトから外れてしまって
別デッキになってしまいますね。
やはり、全方位型にはならなそうです。
あくまでもブロックデッキ相手は、
相手の好きな形にせず、嫌がる形、
つまりこちらがブロックをすることで
対応していく方が勝ちやすいですね。
あと、青葉城西戦は頭を使います。
第三弾「及川徹N」+
「叩くなら折れるまで」×2
が結構きついですが、手札をリベロ+
道宮+「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」に
すれば、6レシーブまでは出来ますし、
結構打ち返せることも多いです。
問題は2回に1回飛んでくる
第四弾「岩泉一頂」です。
手札を引けるターンと引けないターン
がきっちり分かれるので、
アクションカードの使用タイミングを
早めにしましょう。
以上、とても長いですが、
いつもこんな感じで
新しいデッキを作っていますよ、
という話でした。
私はカードゲームは勝つことよりも、
事故が少ない事が楽しむコツだと
思いますので、尖ったデッキにせず、
汎用性にこだわっています。
ですからデッキの最大値は低め、
安定度は高めで作ることが多いです。
今回もその例に漏れずのレシピですが、
使っていて面白いと思いますので、
お試しいただければ幸いです。
では。
って、第七弾情報、すでに来てますね。
まだ、第六弾のキャラ紹介も出来ていないのに。
だから、あれほど月一新弾はヤメテと、、、。
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