バボカ、能力発動の話と新弾はブロック攻略?
2015年12月16日 TCG全般結局、各フェイズにあるメインステップが
曲者という解釈でよいのですかね?
登場ステップは1回通過したら終了ですが、
メインステップは何回も発生するイメージです。
というのも、アクションカードを使う分だけ、
メインステップが存在し、そのつど色々な判定を
処理する感じがします。
つまり、
「ブロックキャラを出したら、
登場をトリガーにした能力が発動し、
ブロックフェイズの登場ステップは終了。
アクションカードを使ったら、
能力が発動し、そのアクションカード用の
メインステップが終了。
次のアクションカードを使ったら、
能力が発動し、そのアクションカード用の
メインステップが終了。
さらに手のマークのキャラクターカードを
使ったら、能力が発動し、そのキャラクター
カード用のメインステップが終了。
そして、このフェイズ内で使いたい
アクションカードなどを使い終わった時点で、
大きな意味でのメインステップ終了」、
と考えれば、ルールの解釈をミスしなくて
済みそうですかね?
つまり、能力発動と同時にそのステップは終了。
ただし、メインステップはアクションカード、
手札からドロップエリアに置かれて能力を
発揮するカードの数だけ、存在できて、
その効果はそれぞれのステップ内で
順番に処理される、と。
さて、あとはキャラクターの能力発動の話ですね。
どうやらキャラクターの能力発動は
登場ステップ内の処理とされているようですが、
実際にはキャラクターの登場はそのフェイズに
1度しか行えないというルールがあるため、
ここで引いてきたカードをそれぞれのエリアに
出すことは出来ません。
また、ここで行われる特殊能力処理は、
「キャラクターの上に乗る時発動系」と、
「登場して発動系」がありえます。
「乗る」と「登場」は同時に起こるのですが、
同時に二つ以上の処理が行われる場合、
使用者の好きな順番で処理できます。
ですから、能力発動でそのステップは
一度閉じるという感覚を持っていたほうが、
間違いが少ないような気がします。
ちなみに、キャラクターの能力発動に
必要なものは何でしょうか?
それは、キャラクターとトリガーです。
そして、この二つが必要ないがゆえに、
手札からドロップエリアに置くと
発動という能力はアクションカードと
同じ分類にされているのだと思います。
というのも、手札にあるときは、
「キャラクター」では無くて
「キャラクターカード」だからですね。
さて、キャラクターとは何でしょう?
キャラクターとは、ドロップエリアを除く
各エリアの一番上にあるカードです。
「キャラクターカード」はエリアに出るとき、
「キャラクター」名を与えられます。
普通は「キャラクターカード」名がそのまま
「キャラクター」名ですが、
コンビカードなどはその名前を選んで、
名前を固定することになります。
そして、名前は、トス、アタック、
ブロック時に同じ名前を連続選択
できないため、重要です。
そして、「キャラクター」に書かれている
能力テキストの中にその能力の
発動時要件が書かれています。
まずは、そのキャラクターの居場所、
そしてトリガー条件が書かれ、
最後に効果があるものが一般的です。
特殊能力持ちのキャラクターは、
その発動方法において3つのタイプに
分類されます。
ひとつは、そのカードの上に何かが
乗ったときというタイプ、
もうひとつは、そのカードが何らかの
エリアに登場したときというタイプ、
最後が自分自身ではないカードが、
特定の場所に登場したときというタイプです。
第一弾「日向翔陽S」が上に乗ったとき
系統の筆頭でしょうか?
このタイプは、能力発動と同時に
キャラクターではなくなってしまうのですが、
一応発動時点ではキャラクターとして考えます。
場所の指定は、キャラクター自身の位置として
書かれている場合と、乗ってくる人が来る場所で
かかれる場合とあります。まれに、位置指定が
ない場合もありますね。
今度は反対に、登場したときというタイプです。
このタイプは一般的なのですが、ここからさらに
三つのケースに分かれます。
登場するだけで発動するケース、
ガッツを消費するケース、
ガッツを消費しないが要求するケースと
あります。
登場して発動なので、先ほどの上に乗ったとき
発動系統の能力と同時発動という場面は
多いわけです。そして、この同時発動に関しては、
使用者の好きな順番に処理できます。
最後の自分自身ではないカードが、
特定の場所に登場したときというタイプは
一般的なTCGで言うところの「置物」
にあたるカードです。
毎ターン入れ替わってしまうエリアに
置かなくてはならない物と、
サーブエリアに置いても効果を
発揮できる物があります。
前者は、第五弾「影山飛雄R」などで、
後者は、第六弾「小鹿野大樹N」などが
これに相当します。
さて、ここで考えなくてはならないのは、
同時処理とキャラクターの有無です。
同時処理とは能力の発動が同時であることを
意味しますが、処理は順番にやるという
ルールになっているので、
ちゃんとキャラクターがあるかどうか
確認する必要があります。
あるカードが手札から出てそのキャラクターの
アタックポイントに+1すると同時に、
トスキャラによってアタックエリアのガッツに
吸収される場合、新たに出てきたキャラクターの
アタックポイントに+1することは出来ません。
同時処理であっても、効果判定は別々に、
そして順番に行わなくてはならないのです。
特にキャラクターの移動効果がある
アクションや特殊能力がポイントです。
スターター「弧爪研磨」のように、
ガッツから引っ張り出すタイプは、
キャラクターの登場として扱うため、
さまざまなキャラクターの特殊能力発動の
トリガーとなりえます。
(本人はトリガーではないですが)
同時に今まで居たキャラクターは
新しいキャラクターの下にもぐってしまうため、
特殊能力の発動主体から外れます。
ただし、そのカードの上に何かが
乗ったときというタイプのカードは、
キャラが上に乗ったときに能力を発動してから、
キャラクターからガッツへとかわります。
このタイプ以外は、キャラクターが
乗った瞬間にガッツになってしまうので、
注意が必要です。
例えば、アタックエリアに
第六弾「小鹿野大樹N」があって、
次のターン、その上に
第六弾「強羅昌己N」が乗っても、
第六弾「小鹿野大樹N」の特殊能力は
発動しません。
アタックエリアにバニラが出るという
条件は満たしていますが、
本体がガッツになってしまったため、
能力は発動しないのです。
唯一、上に乗ったらという記載のある
タイプのカードだけが、キャラクターから
ガッツに変容する寸前に効果を
発揮することが出来るわけです。
ですから、このタイプが特別である事を
表すために、だからわざわざアイコンまで
変えてあるのでしょう。
要は、「キャラクターからガッツに
なってしまうときに条件を満たして
効果のあるカード」は限られているという
ことを覚えておけば他のケースで
混乱しないで済むのかなと思います。
置物系の発動は、基本的に別エリアから
ということが分かっていればOKかと。
つまり、同時処理は置物系2枚と、
上に乗ったら系一枚と登場したら系1枚の
合計4枚の同時発動がありえるというわけですね。
実は今のところは無いのですが、
第七弾になったらありうるかも知れませんね。
とにかく処理順番を間違えて
能力発動に失敗したら悲しいので、
事前にどんなコンボになるのか
チェックしておきましょう。
さて、あと確認が必要なのは、
能力発動中に別の事態が発生する
ケースです。
第五弾「岩泉一R」と第三弾「金田一勇太郎N」の
話が有名ですが、特殊能力発動によって、
ガッツから「置物系カード」が
キャラクターのトップに来た場合、
条件が揃っていれば、そのカードの
特殊能力も発動するというやつです。
ブロックエリアに移動するタイプで
良く起きる現象ですので、
個々のカードをチェックしましょう。
手札から出ないと発動しないタイプは
条件が厳しく、場に出たらというタイプは
ゆるいので、使えるカードは限られますね。
と、ややこしいことを色々書いてきましたが、
ポイントは、アクションカードを使って
発生した特殊能力の発動は、
そのカードを使用し終わってから
発動するということと、
特殊能力の発生トリガーになる
アクションカードは限られている
ということです。
キャラを場に出すカードで言うと、
第一弾では、「チームはもう呼んである」
「俺にトス持って来い」
第二弾では、「次は全国で会おうぜ」
「後ろには俺達がいる」「点は俺達が取り返す」
第三弾では、「背中は俺が護ってやるぜ」
第四弾では、「自分も戦えるって証明しろ」
第五弾ではなし
第六弾では、「同時多発位置差攻撃」
と、結構少ないのです。
しかも、手札から出せるのは、
第六弾「同時多発位置差攻撃」のみで、
他のものはガッツから、ドロップエリアから
となっていますから、使用できる
キャラクターも限られてはいるわけですね。
自分で勝手に混乱したので、
反省をこめてこんな記事を書いたのですが、
結局、能力発動に関する重要ポイントは、
発動条件は同時に起きたものである必要が
あることと、同時扱いにならないものの
始まりと終わりを整理することです。
事象Aが起きたときにキャラクターBが
存在すれば発動し、何かの発動により
キャラクターCが出て来る場合、
AとBには前後関係が発生しているため、
事象Aが起きたときにキャラクターCは
存在せず、したがって事象Aを
トリガーとしたキャラクターCの能力は
発動しないということになるのです。。
例を挙げますと、
アタックエリアに「東峰旭」が出た時、
レシーブエリアの第一弾「西谷夕頂」に
5ガッツあり、その中に
第一弾「西谷夕頂」がある場合、
最初に西谷を処理して、
デッキから次の第一弾「西谷夕頂」が
出てきても、アタックエリアに
「東峰旭」が出たという部分は
二枚目の第一弾「西谷夕頂」の特殊能力を
発動させるトリガーにはならないのです。
(公式ルールを参照しています)
因果関係からこちらが後だから同時ではない、
という処理になるわけですね。
第五弾「岩泉一R」のパターンで考えますと、
最初に手札から一枚ブロックエリアに出し、
手札3枚以下で、アタックエリアの
第三弾「金田一勇太郎N」がブロックエリアへ
移動します。この二つは原因と結果です。
次にアタックエリアのガッツから
第五弾「岩泉一R」が出てきてキャラクターに
なりますが、第三弾「金田一勇太郎N」が
ブロックエリアへ移動したことと、
第五弾「岩泉一R」がアタックエリアに
出てきたことは同時とみなします。
ですから、手札から1枚出たことと、
第五弾「岩泉一R」がアタックエリアに
出たことは同時とはみなさないのが、
現状のバボカのルールです。
つまり、第五弾「岩泉一R」の
代わりに第二弾「月島蛍R」では
駄目なのですね。
このあたりの話は覚えておくと、
実戦で混乱しなくてすむので、
便利だと思います。
ま、バボカの場合、実際に対戦していて、
このような事態に陥ったとき、
「いいよ、いいよ、カッコいい方で」
というケースが多いわけですが。
ここまで書いた長い話を全否定ですが、
実際、ゲームは楽しむのが一番だとは思います。
そして、本当に楽しむためには強さがいるので、
ちゃんとしたルールは覚えておいたほうが
良いというわけですね。
では。
じゃ無かった、今日書いておきたかったことが
もうひとつありました。
実は昨夜、深夜に録画しておいた
ハイキューセカンドシーズンを見たのですが、
バボカの第七弾のCMがやっていましたね。
お、赤葦の能力条件がきっちり。
やはり、研磨より発動条件が厳しいですが、
効果は強いです。
梟谷以外で使う場合ですが、
伊達工に6枚ぐらい入れちゃうのは
ありな気がしています。
さて、他のカードも色々見てみましたが、
第七弾は第六弾のブロック強化を受けて、
ブロック不可カードが増えるみたいですね。
黒尾、西谷、赤葦、マイナステンポ。
、、、果たして伊達工は生き残れるのでしょうか?
(CM、バニラ2枚って、、、)
コメント