序盤の先手争いを制する話をする上で
はずせないのがアクションカードの
話になります。

バボカにおいて8枚しか入れることが出来ない
アクションカードは勝利をたぐりよせる上で
重要なカードです。

同時に手札に溜まりすぎると手札が
死に至らしめられることもある
恐ろしい側面も持っています。

まさに、薬にも毒にもなるのが
アクションカードの本性なのです。


また、アクションカードの性能は、
似たカードでも、実は
全然違うということもありえます。

特に、無条件ドローつきと、
条件付発動のアクションカードは
その意味合いがまったく違ってくるのです。


実際、昨日の梟谷デッキのように、序盤、
アクションカードが引きたくないがゆえに、
わざわざ第五弾「弧爪研磨頂」を
入れるケースまでありえるわけですね。

それぐらい、ドロー無しの条件付カードは
取り扱いが危険なものなのです。

うまくいったときの強さがある反面、
使えなかったときの喪失感も大きいのが、
アクションカード事故の原因でもあります。

使えないカードで手札があふれ、
ブレイク時の手札補充がうまくいかなくて
負けてしまうケースは良く見ますよね。




また、この負けパターンを避けるために、
ドロー付きのアクションカードを複数
入れることで、序盤に引いてしまった
アクションカードはあきらめるという
方法もあります。

この二つの対応の違いは、アクションカードに
単純ドローがついているかどうかと、
アクションカードに頼ってゲーム構成を
しているかどうかの違いです。


第五弾「弧爪研磨頂」を入れるケースは、
どうしてもアクションカードを
限定的な場面で使用したくて、かつ、
出来るだけ捨てたくない場合に使われます。

例えば「菩薩」や「最強の味方」、
「叩くなら折れるまで」などが
その最たるカードですね。

ただ、実際には自分のデッキにわざわざ
第五弾「弧爪研磨頂」を入れたりはせずに、
アクションカードが溜まったらあきらめる
という人も多いかなとは思います。

副作用の大きい薬を使って効果を出す
劇薬を使用する感覚ですね。




反対にドロー付きのアクションカードを
複数入れるのは、アクションカードを
使用することでゲーム全体がなんとなく
有利になるカードを入れるやり方です。

例えば「村人B」や「期待してる」
「日向が光れば光る程」などが、
こちらの部類と言って良いでしょう。

局面を限定せずに、初手から使っていく
ことで、自分が勝利するというよりは、
微妙に有利になるカードです。

副作用が少なく、常用可能なため、
サプリメントに近いカード達ですね。


もちろんアクションカードにはその中間に
位置するものも多いです。

効果は中ぐらいだが、序盤のみ使用できない
カードや、序盤から使っていけるが
終盤は腐るタイプがこれです。




ですから、新規の方、始めたばかりの方、
あまりTCGが得意でない方は、
サプリメント系のカードを入れるのを
おススメします。


実際、バボカの場合、劇薬を入れたから勝てる、
サプリでは勝てないというものでも
ありません。

確かに劇薬を使いこなしたほうが
勝ちやすいものの、大抵事故って、
つまらないゲームを落とすのがバボカです。




それよりも、推しキャラがのびのびと
バレーボールを楽しむのをニコニコしながら
手伝うほうがバボカの楽しみ方としては
よほどまっとうだと思います。


(あ、土曜日の対戦会で対戦してくださった
方々、ありがとうございました。
皆さん、自分の好きな高校で戦っておられて、
本当にニコニコしていたので、
勝っても負けても本当に楽しめました)





ちなみに、サプリ系カードをざっと書いておきます。

全高校対応
「期待してる」「村人Bも戦えます」
「日向が光れば光る程相手のブロックは目がくらむのさ」
「そう思った瞬間からの一歩」
「がんばれ」「ガッシャーン」(本当の序盤のみ使用不可)


チーム別
烏野 日向&影山系「下手糞上等」「良くやった」
「コンクリート出身日向翔陽です」

音駒「これが繋ぐということだ」

青葉城西「信じてるよ、お前ら」

伊達工「まさに鉄壁か」

町内会「なかなかやるなあ」

梟谷 木葉&猿杙「さっさと復活しろエース!!!」

タラコ「ヤメロ、食べ物に失礼だぞ」


以上のカードが目をつぶって入れてしまっても、
問題のないカード達ですね。


特におススメのカードが
「日向が光れば光る程、、、」です。
手札のトスキャラ、アタックキャラの
アタックポイントが合計0でもブロックされないで、
しかも1枚ドローがついているため、
本当に勝利に貢献してくれます。


入れたいカードが多い中で、
一枚削るのは苦渋の決断でしょうが、
バボカに慣れるまでは、
このカードをデッキに2枚ぐらいは
入れるようにしたほうが良いと思います。


例えば、先攻のこちらのサーブを相手が
レシーブから4アタックしてこちらの番に
なった時、手札にこのアクションカードと
第五弾「西谷夕N」第六弾「影山飛雄頂」
第六弾「日向翔陽R」第六弾「月島蛍N」
だとします。

あなたはどうしますか?

恐らく正解はレシーブ選択です。
そして、手札に第六弾「日向翔陽R」と
第六弾「月島蛍N」を残し、
ドローしてきたカードでアタックして
「日向が光れば光る程、、、」を使います。
(ドロー影山の場合はブロックの強い方を
残します)

相手はブロックできないので、ドローから
4アタックを打つのが精一杯のはずです。

そこを第六弾「日向翔陽R」でブロックして、
相手残り二枚です。

第六弾「月島蛍N」のブロック3が通用する
可能性はかなり高いはずです。

というのも、ブロックされると人は
どうしてもリベロを手札に残して、
アタッカーでレシーブしたくなるので、
最後のドローがうまく4以上の
アタックが出来るケースは少ないのです。

こちらに手札が2枚ある以上、
相手は絶対ブロックだと思っていても、
万が一4アタックだったら負けると思うと、
手札のラス1のリベロで0アタックである
ブロックを拾いたくなくなるのです。

そして、最後のドローでどうしても
返球が乱れてしまうわけですね。




このように、現在の環境で
相手にブロックをさせないということは、
手札差としては本当に有利なのですね。

しかも、ブロックの弱めなカードは、
「日向が光れば光る程、、、」を使用して、
まとめてガッツにしてしまうことが出来て、
一石二鳥でもあるわけです。

形は違いますが、「村人B」でも
手札差を優位にするため、ドロー回数が
一回増える可能性が増すことで、
強い動きがしやすくなります。


そしてこのようなサプリ系カードを入れると、
本当に簡単に3ガッツが溜まるようになるため、
3ガッツ溜まったら系統の能力を使いやすくなり、
結果として第七弾環境を楽しみやすくなると
思いますので、お試しください。


同時に、ドローなしアクションカードは、
この序盤の先手争いの際に
手札に来てしまうと、確実に1セットを
落とす要因となります。


ですから、これらのカードを入れるときは、
最初の1セットを落としても、
その後3セットを取り返すような
アクションカード構成、
デッキ構成が求められるわけです。



構築と動かし方しだいである程度
何とかなりますが、慣れるまでは安定した
アクションカードを使いましょう。


使いたい尖ったアクションカードに
出会ってしまった場合は、それ四枚、
サプリ系四枚ぐらいで試すと、
割となんとかなるのでやってみてくださいね。




では。





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