実のところドロー強化にこだわった話を
している背景には、単体レシーブの
MAX値が5である事、手軽な手段による
レシーブアップは道宮さん系に頼っている
デッキが多いことがあります。


従来の、第二弾「澤村大地頂」からの
守備はあくまでもアクションカードに
頼ったものであり、たまにしか飛んでこない
アタック9をいかに1枚のアクションカードで
拾うか?ということに主題がおかれていました。

しかし、アクションカードによる攻撃の
火力が1大きくなったこととHVD03の
中火力による継続アタックが増えたことで、
守備のスタイルは大きく変化せざるを
得なくなりました。


そのため、レシーブはキャラクターを
ドロップしての+2レシーブに頼っている
デッキは多いのだと思います。



実際、第六弾以降のゲームデザイン的にも、
それを推奨しているカードが散見されます。

分かりやすい例で言えば、
HVD03、HVD04には、明らかに
ドローを推奨するカードが増えていますし、
第六弾のカードにも、3ガッツあればドロー、
というタイプが多く見られます。

同時に第六弾から第七弾では、サーブ5
キャラの大量投入があり、
同時に第七弾までに、レシーブ5リベロが
一気に導入されています。




ですから、この流れに対し従来型の
レシーブ4体制を敷いているデッキは
試合中盤以降のセットにおいて、
ちょっと相手の攻撃を受け止めきれなく
なるはずです。

1枚サーブの上限が5になったのに、
1枚レシーブの上限を4のままにしてある
デッキでは、必然的に第七弾環境では
生き残れるはずもないですね。

ですから、もう一度デッキの守備システムを
見直して、シンプルに5レシーブするのが
基本になり、4レシーブの能力持ちの
レシーバーを少なめにするという
修正が必要になるわけです。
(というか、そうなるようになるように
デザイナーさんが意図的にゲームデザインを
変更してきているように思われます)




もしくは、基本レシーブを4にしたまま、
相手の5サーブは+2キャラを
ドロップエリアにおくことで、
受け続けるという覚悟を持ってデッキを
組みあげるという方法もあります。

そして、この場合に必要なのが、これまでの話で
再三出てきたドローギミックというわけです。
相手の1枚攻撃を2枚で受け止めるのですから、
当然、ドロー力が強くない限り、
負けは見えているわけですから。



というわけですので、
全てのデッキにドロー力が必要と
いうわけでも無いわけです。

シンプルな高いレシーブ力、ブロック力で
構成されたデッキであれば、相手の
シンプルな高い火力は受けきれるわけです。
そこにアクションカードで追加してきた分は、
こちらもアクションカードで受けることで
五分という道理です。

その場合においては、高いドロー力が
それほど無くても大丈夫なのです。




ただし、ブロックが強くなっている
という現状を考え合わせますと、
もう少しドローを増やして
対抗できる程度にはデッキを変化
させておく必要があるとも思われます。


個人的にはレシーブ5を3枚程度
入れつつ、ドロー力を増やして+2キャラを
ドロップしても戦えるデッキが、
第七弾環境には求められてくると思います。

全部+2にするのではなく、
シンプルな捌きが出来る上での追加守備が
今回求められているものなのかなと。



ということで、ドローの話はこれぐらいにしまして、
ここからは火力ギミックの話です。



第七弾までの環境のセッター、アタッカーは、
ガッツが溜まると威力を1ずつ上げてくるので、
試合の中盤以降の守備はどうしても
+2キャラが必要になります。

逆に言えば、そこまでにゲームを決めきるか、
相手のガッツを上回って、こちらが火力で
押し込むかの勝負になるわけです。


つまり、火力ギミックに何があるかを知らないと、
どのように守備すればよいかが
見えてこないですよね。


デッキの性質と先攻後攻によって
色々話は分かれてきてしまいますが、
まず最初に先行だとして、火力を出せるのは、
青葉城西とタラコです。


要するに、サーブとアクションカードによる
火力アップですね。

第七弾環境でのサーブは5+2ぐらいだと
考えられますから、基本は7サーブが
初手に飛んでくるかも知れません。

このときの相手の手札は、青葉城西であれば、
5枚キープ、タラコであれば、
少し増える感じだと思います。

つまり、こちらも7サーブを受けるときに
手札を大きく減らしている場合ではないわけです。


このため、烏野で守備をするときには
レシーブ5の西谷+手札1枚ドロー付きの
アクションカードでのレシーブ+2が
望ましいわけですね。

もしくは、第三弾「西谷夕N」と
「背中は俺が護ってやるぜ」の組み合わせです。


さらに相手のサーブ&ブロックを
貫通する何かを搭載し、初手から相手の
ブロックをさせないと強いです。

というのも、この2タイプはどちらも
対ブロックに対しもろい部分があるので、
相手のブロックをさせないでおけば、
サーブ以降はかなりの確度でこちらの
ブロックが決まります。


きついサーブですが、上げることさえ出来れば
そしてブロックループに入られなければ、
1セット目を取れる可能性が高いです。


そして、サーブメインの高校は、
後手に回るとかなりもろいので、
こちらからの5サーブ1発が
止められない可能性すらあります。

烏野であれば5サーブが打てる、
第六弾「影山飛雄R」や第六弾「東峰旭N」
を採用しておくと、2戦目の
返しに有利になりますので、
積極的に使っていきましょう。



次に火力ギミックで怖いのは、
「おいお前ら菩薩顔ヤメロ」です。
このカードは捨て身の運まかせの攻撃ですが、
初手から7、8アタックが割と平気で
打てるため、受け損なうとやられます。

(ブロックにかなり弱いので、
音駒の傘系デッキ(4ブロックの黒尾、
リエーフと犬岡が満載のデッキ)のような
タイプのデッキにはカモられますが、
レシーブ型のデッキでは厳しいですね)


ですから、第七弾の時点では、環境に一定数
居るであろう「おいお前ら菩薩顔ヤメロ」は
警戒しなくてはならないので、
こちらもある程度ブロッカーを用意しないと、
戦えないとは思います。

実際、ほぼブロックを捨てているはずの
梟谷学園にすら、第七弾「木葉秋紀N」が
追加されているところをみると、
8ブロック、9ブロックをするため
なのだろうなと思えますよね。


3ターン目から来るのは、烏野1年コンビの
6アタック連発ですね。

これが始まると普通のデッキでこの攻撃を
レシーブし続けるのは結構きついです。

そのため、第七弾「夜久衛輔N」が音駒に
加わりました。
烏野のアタック6連発が来るころには、
レシーブエリアのガッツは3溜まっている
ようにデッキを構成しましょう。
要するに、第二弾「芝山優生N」と
「背中は俺が護ってやるぜ」ですね。


青葉城西は4ブロックの金田一か岩泉と
第五弾「及川徹R」で手札をあまり減らさずに
ブロックし続けたいところです。
青葉城西はレシーブに回ると良いことがないので、
「マイナステンポ」以外は叩き落しましょう。


4ターン目以降は各高校とも威力8から
12ぐらいの攻撃が飛んできます。
さすがに12を超えるものは止まらなくても
仕方ないですが、ぎりぎり11までは
ブロック、レシーブを可能にしておくと、
勝率がぐっとあがります。

というのも、ブロックには
「最強の防御で最強の攻撃それがブロック」が
あるため、デッキの構成として10ブロックまでは
楽に出来るデッキは多いのです。

そこをブロック11にするとなると、
デッキにもうひと手間必要なので、
止められるデッキが少ないため、
攻撃側もアタック威力を11に
設定していることが多いのですね。


また、レシーブもベース4+2+2+2が
普通は限界ですから、11アタックは
通りやすいです。
そして、どうしても受け止めたい側は
5+2+2+2で止めると。


たた、もちろん8アタックでも
止められないときは止められないので、
積極的に打ってしまって良いのですけどね。



というわけで、本日はこの辺で。



明日からは第七弾の個別カードの
話を書きますね。



まずは頂のカードからにしようと思います。




では。

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