白鳥沢戦の月島のように、普通の方が
曲者だったりするのがバボカです。



まずは「いただきます」からいきましょう。
このカードは、以前からあった
「烏野ファイ」の劣化版カードです。

劣化版ですが、「烏野ファイ」は
レアリティスーパーなので手に入りにくいですし、
そもそも、サーブ時に使えるかどうかの
違いだけみたいなものですから、
代替品としては十分に使えると思います。


手札が増えないアクションカードなので
村人Bほどの強さはないのですが、
任意のキャラクターを捨てられるという、
便利なカードになっています。

デッキタイプによりますが、小回りのきく
意外に便利なカードなので、
ガチ戦以外のときに使ってみると、
かなり楽しめると思います。

第七弾「菅原孝支頂」は言うまでもなく、
リエーフ関連や日向関連など、
ドロップから戻ってくる動きを
メインにしたデッキでは効果が高いです。

イブシ銀なカードなので、強いというより、
楽しいカードという感じですね。





次に、紹介するのは「巨人の密林」です。
このカードは便利なカードですが、
使用方法がちょっと難しいかも知れません。

基本的には、相手に応じて使いたい
アクションカードの枚数を切り替えるカードです。

例えば、相手がブロックデッキだと分かったら、
一枚だけ入れていた、一人時間差を使いまわしたり、
相手が高火力に弱いと見たら、
「脳が正常に働くために」を使いまわしたりと
切り替えるためのカードなのですね。


ただし、このカードは山札からサーチを
出来るわけではないので、どんな
アクションカードでも対応しているわけでは
無いというのがポイントです。


使える局面というか、使えるデッキが
結構限定的なのですよね。


一番使いやすいのは、上記の「一人時間差」
と「脳が正常に働くために」です。

どちらも第二弾「黒尾鉄朗頂」、
第五弾「黒尾鉄朗R」で山札から引っ張れます。
つまり、アクションカードのピン差しが
可能なカードであるということです。


基本的には「わらった」系統の
アクションカードが存在する以上、
全てのアクションカードはピン差しが
可能ではあるものの実際にやると
思ったようには機能しないのです。

やはり、「わらった」によるサーチでは
アクションカード枠を消費しすぎるから
なのだと思われます。


多分、このカードをうまく運用するための
キーポイントはここなのでしょう。




そこで、アクションカードのサーチは
キャラクターカードに任せ、
持ってきたカードを「巨人の密林」で
最適化するのが良いと思います。



さて、ここで重要なのは「巨人の密林」が
アクションカードの試行回数を増やす
カードでは無いということです。



あくまでも、相手に応じてアクションカードの
使用枚数を最適化するのが、
このカードの主な働きです。
残念ながら「夏合宿烏野高校」のような
強い動きは出来ません。

とはいえ、このカードはコストがこのカード自身
である以外、何の制約も受けませんから、
使いやすいカードであるということはあります。




実際の使用方法ですが、音駒であれば
先ほど書いたようなブロック相手と、
そうでない相手を使い分ける形で、
ちゃんとこのカードの性能を
引き出すことが出来ます。



では他にはどのようなデッキで「巨人の密林」を
使うと効果的なのでしょうか?


ひとつは、日向影山系烏野デッキの
「ワイド移動攻撃」でのブロック不可と
「あいつが目の前に来るとわくわくするんだ」
を利用した耐久型です。

相手がブロックタイプなら、「ワイド移動攻撃」、
相手がレシーブタイプなら、「わくわくするんだ」
による中威力耐久で戦うと良いです。

「ワイド移動攻撃」は第三弾「影山飛雄頂」で、
「あいつが目の前に来るとわくわくするんだ」は
第二弾「日向翔陽N」でそれぞれ持ってくることが
可能なので、「巨人の密林」での選択戦が可能です。


「マイナステンポだ」は強いのですが、
第七弾「影山飛雄S」が「巨人の密林」との
相性がいまいちなので、こちらにしました。
「紛れもないエースの資質」は
アクションカードを消費するので、
こちらも相性が悪いと思います。


ちなみにもう一枚使えるのが、
第七弾「日向翔陽R」と
「そういうの烏野にもいたな」の組み合わせです。
ですが、日向がかぶってしまうので、
今回は不採用としました。

ブロック不可がダブっても意味無いですしね。
今後は使えるかもしれないのですが、
今回は見送りです。


というわけで、烏野はこの形かなと。



さて、基本的にはこの2タイプが、
「巨人の密林」を狙って使えるデッキだとは
思うのですが、もう一枚使えたら面白い
カードがあります。


それは第五弾「縁下力N」です。
このカードはブロック時に
デッキから「絶望の一瞬」を持ってくる
カードなのですが、基本的に「絶望の一瞬」は
デッキに1枚しか入れようの無いカードです。

というのも、「絶望の一瞬」はデッキから
「ガッシャーン」をサーチするカードなので、
これらを複数枚入れていたとしても、
2回目がちゃんと機能するかどうか
怪しいカードなのです。


つまり、もともと1枚しか入れられない
カードなのですが、「ガッシャーン」は
相手によってはゲーム中何回か使用する
必要が出てくるカードです。

そこで、1枚しか入れても仕方がなさそうな
このカードを「巨人の密林」で拾うことで、
手軽に「がんばれ」系カードである
「ガッシャーン」を使おうというわけです。


ブロックデッキに入れて、やむを得ず
レシーブしたガッツを「ガッシャーン」で
回収していくことで、
良い働きをしつつ、流れが良い場合は、
ブロック用のアクションカードを
回収して戦うデッキが作れますので、
面白い試みになりそうです。




では、本日はこのへんで。



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